2024年9月19日船台不足
《連載》船台不足⑤
「修繕ドック不足」への波及懸念
延命対応や改造で工事増、新造船転向は限定的か
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世界的な新造船の船台不足が、「修繕ドック不足」にも発展する懸念が一部で浮上している。過去の造船ブームでは、修繕ドックが新造船事業に続々と転向したため、同じ動きが予想されるからだ。また、船台不足で新造船への代替が難しくなり老齢船を活用する傾向が強まると、延命工事やレトロフィット(改造工事)が増え、ドック工事が長期化、ひっ迫する可能性も指摘されている。足元ではまだ修繕ドック不足の問題は現れて...
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