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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年10月31日

川崎重工、防衛事業拡大へ総括組織を新設

 川崎重工業は11月1日付で、本社に「防衛事業管理本部」を新設し、各事業部門の防衛事業を本社組織として統括する形に改める。防衛事業の拡大に伴い、ガバナンス、コンプライアンス、セキュ続き

2024年10月31日

IHI原動機のエンジン不正で再発防止策を策定

 IHIは30日、連結子会社のIHI原動機において、船舶用エンジンなどの試運転・記録作成におけるプロセスで実測値とは異なる数値を記載する不適切行為が行われていたことを受け、外部専門続き

2024年10月30日

三菱重工マリンマシナリ、就航船向けプロペラ累計受注250基に、GHG削減の意識の高まり背景に

 三菱重工マリンマシナリはこのほど、2013年から納入を開始したレトロフィット用プロペラの累計受注台数が250基を達成したと発表した。21年12月に100基受注を記録してから2年半続き

2024年10月30日

コスコ、滬東中華に1.3万TEU型船6隻発注、大規模新造整備が着々進展

 中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループは、中国船舶集団(CSSC)傘下の滬東中華造船に1万3600TEU型コンテナ船6隻を発注した。CSSCが28日発表した。6続き

2024年10月30日

GTTが3万m3型を開発、新型LNG船で積み付け制限撤廃、NKからAiP取得

 日本海事協会(NK)は29日、LNGタンクライセンサーであるGTT社が新たに開発した3万立方メートル型LNG船に対し、基本設計承認(AiP)を発行したと発表した。メンブレン式LN続き

2024年10月30日

客船市場発注回復、年初来最大30隻、2030年以降の就航船も増加

 クルーズ客船市場の新造発注が回復している。本紙集計によると、年初来に表面化したクルーズ客船の新造発注は24隻プラス・オプション6隻で、最大30隻規模の異例の多さとなっている。納期続き

2024年10月30日

BV、風力補助推進を技術面から考察

 仏船級ビューローベリタス(BV)はこのほど、船舶の風力補助推進技術に関するテクノロジーレポート「Wind Propulsion」を発行した。次世代の省エネ推進技術について、詳細な続き

2024年10月30日

ダイハツD、4〜9月期の舶用機関関連は増収増益

 ダイハツディーゼルの2024年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比15%増の429億円、営業利益が3.4倍の32億円、経常利益が2.6倍の31億円だった。  舶用機関関連は続き

2024年10月30日

今治造船、5800TEU型“OOCL SEATTLE”竣工

 今治造船は25日、広島工場で建造していた5800TEU型コンテナ船“OOCL SEATTLE”を引き渡した。 【主要目】5万7907総トン、全長254.94mx幅40.00mx続き

2024年10月29日

現代とサムスン、ワンハイ向け1.6万TEU型船受注、メタノール燃料船各4隻

 台湾船社ワンハイラインズは25日、韓国のHD現代とサムスン重工業にメタノール二元燃料の1万6000TEU型コンテナ船をそれぞれ4隻発注する方針を固めたと証券取引所に告示した。船価続き

2024年10月29日

中北製作所ら3社、内航タンカーの荷役システム開発、新造3隻に納入

 中北製作所とケーイーアイシステム、いのくまの3社は、国土交通省の支援事業として、内航タンカー向けに次世代荷役システムを開発した。荷役に関するデータなどを集約・連携することで船員作続き

2024年10月29日

BEMACとナブテスコ、内航船の機関遠隔監視を事業化、共同開発成果ふまえ

 BEMACとナブテスコは、国土交通省の助成を受けて実施した共同研究開発の成果をふまえ、それぞれ内航船用の遠隔機関監視に関する技術を製品化する。BEMACは運転データの収集や異常値続き

2024年10月29日

水素エンジンや自律運航の開発成果報告、国交省事業で

 国土交通省は28日、2021~23年度に実施した「海事産業集約連携促進技術開発支援事業」の成果報告会をオンラインで行った。ダイハツディーゼルと三井E&Sによる水素燃料エンジンの開続き

2024年10月29日

バルチラ、新造VLAC4隻に荷役システム

 バルチラは22日、ギリシャ船主ナフトマール向けに韓国のハンファオーシャンで建造される9万3000立方メートル型の新造大型アンモニア運搬船(VLAC)4隻に、カーゴハンドリングシス続き

2024年10月29日

バウンド4ブルー、一般貨物船に高さ22mの風力推進装置

 スペインのエンジニアリング企業バウンド4ブルー(bound4blue)は22日、欧州船社アマサスが所有する3000重量トン型一般貨物船に、高効率のサクションセイル方式風力推進装置続き

2024年10月28日

新造船市場、一部の造船所は戦略的な様子見へ、小型主力は先物に慎重姿勢

 新造船市場では4年以上先物の発注も進む中、一部の国内造船所には受注機会を見極める様子見の動きもある。特に年間建造隻数の少ない造船所や小型船型を中心に建造する造船所では、鋼材価格や続き

2024年10月28日

三菱重工マリンマシナリ、江蘇政田に過給機のライセンス供与、中国市場浸透を強化

 三菱重工マリンマシナリは24日、中国の民営舶用機械メーカーである江蘇政田重工に舶用2サイクル機関向け排気ガスタービン式過給機「MET過給機」の製造・販売権を供与することで合意し、続き

2024年10月28日

炎重工、超小型水上ドローンを発売、船舶や海上インフラの点検向け用途も

 炎重工はこのほど、超小型の水上ドローン「Swimmy Eye V1」を発売した。全長62cm、バッテリーを含む重量は約7.5kgで、同社調べによると、業務用途の水上ドローンでは世続き

2024年10月28日

岩谷産業の水素燃料船“まほろば”、万博で運航へ、瀬戸内クラフト建造

 岩谷産業が2025年大阪・関西万博で運航を予定している水素燃料電池船“まほろば”の建造が完了した。瀬戸内クラフトでの建造後、大阪まで曳航され、18日に大阪続き

2024年10月28日

フィンカンチェリ、バイキング向け客船最大6隻受注、30年以降竣工

 イタリアの客船建造大手フィンカンチェリは23日、バイキング・クルーズから5万4300総トン型の客船2隻プラス・オプション4隻を受注したと発表した。確定分2隻は2030年、建造オプ続き