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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年7月16日

バルチラ、シンガポールの船員訓練向けにシミュレーター

 バルチラは9日、シンガポール航海士労組(SMOU)の海事訓練部門向けに、新たな二元燃料(デュアルフューエル=DF)エンジンシミュレーター技術を提供したと発表した。最新のシミュレー続き

2024年7月16日

WinGD、新型主機「X52-S2.0」の型式承認試験を完了

 WinGDは10日、ショートストローク型エンジン「X-S」シリーズの「X52-S2.0」エンジンがこのほど型式承認試験と工場受入試験(FAT)を完了したと発表した。試験は中国の玉続き

2024年7月12日

中国民営造船、設備拡張の動き、恒力が新工場、新時代造船はドック建設

 中国の民営造船所で大規模な設備拡張の動きが出始めた。新興造船大手の恒力造船が新工場を建設し、生産能力を2倍に高めることを決定。また海外紙によると、民営造船大手の新時代造船は新造ド続き

2024年7月12日

長崎船舶装備、艦艇家具への本格参入を計画、緊急時の居住区パネル生産体制構築も

 船舶内装業を手掛ける長崎船舶装備は、艦艇家具市場への本格参入を計画している。各種艦艇家具を試作済みで、護衛艦“さみだれ”に寝台・衣服箱を納入したほか、修繕工事でも累計20隻ほどの続き

2024年7月12日

国内造船の新造船建造量、操業回復図るも低水準続く、上期通関425万トン

 日本の造船所の新造船建造量は昨年に底を打ったものの、依然として低水準が続いている。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、2024年1~続き

2024年7月12日

フルデプス、5年ぶりにROVの新機種を発表、製品ラインアップを拡充

 自社開発の産業用水中ドローン(ROV)を軸とした事業を展開する筑波大学発のスタートアップ企業フルデプスは11日、5年ぶりとなるROVの新機体の発表会を開催した。高い作業性や高速性続き

2024年7月12日

バルチラ、MGCにアンモニア燃料供給装置

 バルチラはこのほど、グループのバルチラ・ガス・ソリューションズが、ベルギーのガス船大手エクスマールとLNG船事業などを展開するシーピークの合弁会社エクスマールLPG向けのアンモニ続き

2024年7月11日

日本造船の1〜6月受注が37%増、バルカー中心に契約増、ケープサイズ19隻

 日本の1〜6月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は計171隻・737万総トン(332万CGT)で、総トンベースで前年同期から37%増加した。新規制発効前の駆け込み契約もあり、こ続き

2024年7月11日

6月の輸組統計、駆け込み契約で54隻・215万トン、新規制適用控え契約集中

 日本船舶輸出組合(輸組)が10日発表した今年6月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は54隻・215万総トンだった。内定案件や新規制発効前の駆け込み契約が集中した影響もあり、トン続き

2024年7月11日

日本の新造船受注残、8年半ぶりに3000万トン超に、3.3年分

 日本船舶輸出組合がまとめた今年6月末時点の手持ち工事量は659隻・3025万総トン(1414万CGT)で、今年5月末時点と比べて137万総トンの増加となった。手持ち工事が3000続き

2024年7月11日

大島造船所、香焼工場の1番船を命名、地元住民らも式典に招待

 大島造船所は、香焼工場での建造1番船となる6万4000重量トン型バルカー(1111番船)が完成し、9日に命名式を開催した。  命名式には長崎市の鈴木史朗市長や、地域住民ら約20続き

2024年7月11日

ダイハツD、海難救助船に主機と発電機関

 ダイハツディーゼルは5日、日本サルヴェージ向けに三菱造船で建造され、推進用主機関としてダイハツディーゼルの「8DKM-36e」、主発電機関として「6DE-20」を搭載した海難救助続き

2024年7月11日

中北製作所、24年5月期は増収増益

 中北製作所の2024年5月期単体決算は、売上高が前の期比18%増の186億円、営業利益が47%増の12億円、経常利益が33%増の15億円、純利益が27%増の10億円で増収増益だっ続き

2024年7月10日

日本造船、新燃料船建造で出遅れ、シェア10%以下、次世代船開発センター調べ

 新燃料船の受注・建造で、日本造船業が出遅れている実態が明らかになった。日本造船所らが共同で運営する次世代環境船舶開発センターがこのほど調査した結果、就航船と新造発注残を合わせた、続き

2024年7月10日

「供給網整備にも注力」と次世代船開発センターの三島代表、3船型で新燃料船共通図面完成

 日本の造船所ら12社が共同で運営する次世代環境船舶開発センターがこのほど、パナマックス・バルカーとハンディサイズ・バルカー、フィーダーコンテナ船で、アンモニア燃料とメタノール燃料続き

2024年7月10日

本田重工業、初のツバル向け貨客船進水、ADBが資金提供する初スキーム

 本田重工業(本社:東京千代田区、増田尚昭社長)は9日、ツバル政府向けに佐伯市の工場で建造していた1860総トン型貨客船“Manu Sina”の命名・進水式続き

2024年7月10日

ツバル政府関係者、佐伯市長を訪問、本田重工業建造の貨客船進水で来日

 ツバル政府は8日、本田重工業で建造中の貨客船の命名・進水式に合わせて大分県の佐伯市役所を表敬訪問し、田中利明市長らと面談した。  ツバル政府は、本田重工業で建造している貨客船の続き

2024年7月10日

日舶工、神戸大の“海神丸”で乗船研修

 日本舶用工業会(日舶工)は6月25日と26日、神戸大学の練習船“海神丸”で日帰りの乗船研修を2回実施した。計25社・48人が参加し、機関室の見学や操船体験などを通じて学びを深めた続き

2024年7月9日

日立造船のエンジン改ざん問題、影響多岐に、外航船建造の工程遅れ波及懸念

 低速舶用エンジン国内2番手の日立造船マリンエンジンと、同グループのアイメックスによる舶用エンジンの燃費試験データ書き換え問題で、同社製エンジンを搭載する予定だった新造船の建造工程続き

2024年7月9日

国交省がエンジン19社に不正有無の調査依頼、主機データ改ざん相次ぎ

 日立造船の子会社2社が製造する舶用エンジンの燃料消費率の測定でデータ改ざんが判明したことを受け、国土交通省海事局は5日付で、窒素酸化物(NOx)排出規制の対象となる2ストロークエ続き