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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年1月22日

<ゼロエミ船設備投資>尾道造船、クレーンや管工場など33億円投資、小型水素燃料船シェア3割目標に

 尾道造船は21日、新燃料船の建造に対応して33億円の設備投資を実施すると発表した。2030年度に中小型外航船の水素燃料船のマーケットシェア30%を目指す。  環境省と国土交通省続き

2025年1月22日

<ゼロエミ船設備投資>内海造船、瀬戸田工場のクレーン能力増強、27年度に設置

 内海造船は21日、ゼロエミッション船の建造体制を整備するため、クレ-ン能力増強などに27億円の設備投資を実施すると発表した。2027年度までに瀬戸田工場の建造船台に大型クレーンを続き

2025年1月22日

五洋建設ら7社で「FLOWCON」発足、浮体式洋上風力の建設システム確立へ無料

 浮体式洋上風力の大量導入に向けた合理的な建設システムの確立を目指す「浮体式洋上風力建設システム技術研究組合(FLOWCON)」が20日、国土交通省の認可を受け発足した。五洋建設と続き

2025年1月22日

ヤンマー、舶用エンジン事業を新会社に継承、10月に「ヤンマーパワーソリューション」発足

 ヤンマーパワーテクノロジーの舶用エンジン事業を継承する新会社「ヤンマーパワーソリューション」が10月に発足する。ヤンマーホールディングスは21日、ヤンマーパワーテクノロジーの舶用続き

2025年1月22日

福山大学、工学部に船舶海洋系のコース新設、海事産業向けに人材育成

 福山大学が4月から工学部に船舶海洋工学系のコースを新設する。造船業や舶用工業が集積する瀬戸内地区に立地する大学として、船舶系の技術人材を育成する。  機械システム工学科に「海洋続き

2025年1月22日

ノースパワー、一般貨物船に円筒帆

 ローター式円筒帆「ローターセイル」を展開するフィンランドのノースパワーは15日、ノルウェー船主のベルゲ・レデリと、新造一般貨物船2隻にローターセイルを搭載する契約を締結したと発表続き

2025年1月21日

《連載》海事都市今治の20年、新来島どっく・森克司社長、同業連携が産業集積の強さに

 今治市のこの20年間の変化について、新来島どっくの森克司社長は「同業他社同士が本当の意味で助け合える体制ができた」とし、不況克服や人材面での協力などを経て地域内の造船所同士や舶用続き

2025年1月21日

常石造船、中国舟山工場の建造累計300隻に、07年の初建造から

 常石造船グループの中国造船所、常石集団(舟山)造船がこのほど、累計300隻目となる新造船を引き渡した。2007年に1番船を引き渡して以来、船種を多角化しながら実績を伸ばしてきた。続き

2025年1月21日

三菱造船とTPFC社、運航支援端末を内航船にリース、初期費用低減で導入しやすく

 三菱造船は20日、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス(TPFC)と、内航船向けタブレット端末型運航支援システム「ナビン」(写真)のリース販売を開始すると発表した。リース契続き

2025年1月21日

VLGC新造発注、今年も高水準のブーム継続か、昨年は60隻超で過去最高

 大型LPG船(VLGC)が発注ブームの様相となっている。本紙集計によると、昨年1年間に表面化した大型アンモニア運搬船(VLAC)を含めたVLGCの新造発注は63隻となり、過去最高続き

2025年1月21日

サムスン重工、LNG船1隻受注、今年初成約、昨年受注実績36隻・73億ドル

 韓国のサムスン重工業は20日、大洋州地域の船主からLNG船1隻を受注したと証券取引所に告示した。サムスン重工として今年初の新造成約となる。昨年の年間受注実績は36隻・73億ドルで続き

2025年1月21日

近畿舶用工業会、賀詞交歓会を開催

 近畿舶用工業会は15日、大阪市内で新年賀詞交歓会を開催した。年頭あいさつに立った久貝泰洋会長(キムラ海陸通商社長)は、「どこの舶用工業会もさまざまな要因で会員減少が続いているなか続き

2025年1月20日

<米トランプ政権発足>造船協力に意欲、海外建造も示唆か

 大統領選での当選以降、トランプ氏からは造船業に関する発言も相次いでいる。中国に対する安全保障の観点から自国造船業の再興を図ったバイデン政権の政策方針は、トランプ政権でも維持・強化続き

2025年1月20日

米国通商部が調査報告、中国造船業の不公正貿易を認定、対抗措置は今後検討

 米国通商代表部(USTR)は16日、中国の海運・造船・物流業に対する政府補助金などに関する調査結果を発表、中国の造船市場支配などが不公正な貿易慣行にあたるとし、米国通商法301条続き

2025年1月20日

中国造船業の新造船受注、24年は1.1億重量トンで過去最高、受注残4.3年

 中国の工業・情報化部(工信部)が16日発表した中国造船所の2024年の年間新造船実績の速報値は、受注量が前の期比59%増の1億1305万重量トンだった。年間受注量としては過去最高続き

2025年1月20日

舜天造船、中国再稼働ヤードの受注続く、63型バルカー2隻成約

 中国の再稼働ヤードの受注が続いている。中国現地紙によると、昨年に工場を再稼働した舜天造船は、同国リース会社の浙江浙商融資租賃から6万3500重量トン型バルカー2隻を受注したようだ続き

2025年1月20日

カナデビア、東京ドームシティホールの命名権契約

 カナデビアと東京ドームは16日、東京ドームシティミーツポート内の多目的ホール「TOKYO DOME CITY HALL(東京ドームシティホール)」について、ネーミングライツ(施設続き

2025年1月17日

《シリーズ》次世代船のメーカー対応、中北製作所、液化水素用バタフライバルブで先行、極低温技術と真空技術を深化しバルブを開発

 流体制御装置の総合メーカーである中北製作所は、液化水素用バタフライバルブの開発で先行し、実液で検証済みの製品を市場投入している。また、アンモニア燃料や液化二酸化炭素(LCO2)な続き

2025年1月17日

《シリーズ》建造能力分析、VLCC、26年から年30隻超に回復、大幅増は想定できず

 各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はVLCCを取り上げる。  2020年以降の過去5年にVLCCの建造実績続き

2025年1月17日

内海造船、新開発の40型バルカー1番船進水、ハンディ型バルカー建造再開

 内海造船は15日、因島工場で建造中の4万重量トン型バルカー“SEASTAR MERLIN”を進水した。内海造船が開発した最新の40型バルカーの1番船で、竣工ベースで約8年ぶりに建続き