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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年10月8日

NAPA、「設計と運航の橋渡しを支援」、運航シミュレーションなどユーザー会で紹介

 船舶の設計・運航システムを手掛けるNAPAは7日、神戸でユーザーセミナーを開催した。テーマの1つが、船舶の設計情報と運航情報の一元的な活用だ。設計時から運航時のシミュレーションを続き

2024年10月8日

大型エタン運搬船の新造発注、今年は年初来30隻規模で過去最高

 新造船市場では、大型エタン運搬船(VLEC)の新造整備が加速している。ベッセルズ・バリューのデータに基づく集計によると、年初来に表面化したVLECは、15万立方㍍級の超大型エタン続き

2024年10月7日

日本無線子会社、独舶用機器メーカーを買収、デジタルビジネスを拡大

 日本無線の子会社であるアルファトロン・マリン・ベヘール(本社=オランダ)が、船舶機器の製造販売を手掛けるドイツのアルゴニクス(ARGONICS)の全株式を取得し、子会社化すること続き

2024年10月7日

JMUら、浮体量産へ造船所連携建造を実証、秋田沖洋上実証で7テーマに挑戦

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は4日、グリーンイノベーション(GI)基金事業に採択された浮体式洋上風力実証の研究開発を正式に開始したと発表した。浮体の高速・大量生産に向けて続き

2024年10月7日

函館どつくの新型バルカー、北海道技術開発大賞に

 函館どつくが開発した新型4万重量トン型バルカー「HIGH BULK 40SE」が、北海道の企業の優れた技術に贈られる「北海道新技術・新製品開発賞」でものづくり部門大賞とゼロカーボ続き

2024年10月4日

佐伯重工業、生産性向上と脱炭素船開発に注力、操業回復、竹中浩社長に聞く

 佐伯重工業の竹中浩社長(=写真)はこのほど本紙インタビューに応じ、現状と事業方針を語った。尾道造船グループとして現在は4万重量トン型バルカーを連続建造しており、不況期にスローダウ続き

2024年10月4日

日機装の米国グループ企業、アンモニア燃料供給システムがAiP、ABSから取得

 日機装は1日、連結子会社グループであるクリーンエネルギー&インダストリアルガスグループ(本社=米カリフォルニア州、CE&IGグループ)が、アンモニア燃料船向けの燃料供給システムで続き

2024年10月4日

サムスン重工、LNG船2隻受注、MISC向け

 韓国のサムスン重工業は2日、アジア地域の船主からLNG船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2027年4月までに順次引き渡す予定。契約総額は5億1400万ドルで、船価は1続き

2024年10月4日

日本シップヤード、設計本部が品質規格ISO9001取得、船舶設計の品質管理で

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の営業設計会社日本シップヤード(NSY)は3日、設計本部が品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証を取得したと発表続き

2024年10月4日

ヤンマー、水素高速機関の定格出力での運転に成功、ゼロエミ船プロジェクトで陸上実証試験

 ヤンマーホールディングスは2日、グループ会社のヤンマーパワーテクノロジーが、日本財団の「ゼロエミッション船の実証実験にかかる技術開発助成プログラム」において、内航船舶向けの発電用続き

2024年10月4日

ハンファオーシャン、FSRU受注、船価4.1億ドル

 韓国のハンファオーシャンは2日、アジア地域の船主からFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)1基を受注したと証券取引所に告示した。納期は2027年10月で、船価は4億1330万続き

2024年10月4日

バルチラ、新造VLEC5隻に荷役・燃料供給装置

 バルチラは1日、中国の江南造船所が中国船主向けに建造する9万9000立方㍍型の新造大型エタン運搬船(VLEC)5隻に、カーゴハンドリングシステムと燃料ガス供給システムを供給すると続き

2024年10月4日

カナデビア、新たな企業ブランドCMの放送を開始

 1日に日立造船から社名を変更したカナデビアは、新たな始動に際し、企業ブランドCM「カナデビアなら知っている」篇を制作し、同日から放映を開始した。1日に発表した。CMには若手タレン続き

2024年10月3日

三浦造船所、手持ち3年分確保、三浦唯秀社長に聞く、造船所減少を危惧

 内航船建造大手の三浦造船所の三浦唯秀社長(=写真)はこのほど本紙インタビューに応じ、現状と事業方針を語った。手持ち工事は内航船としては異例の先物となる3年分にめどをつけた一方で、続き

2024年10月3日

NKら4者、船上CCS装置を実運用、回収CO2量はCII評価で排出量から控除

 日本海事協会(NK)は1日、NKとパナマ海事庁、エバーグリーン、711研究所の4者で、船上での二酸化炭素(CO2)回収・貯蔵(船上CCS)装置の実運用を行ったと発表した。NKは、続き

2024年10月3日

HD現代、超大型エタン運搬船初受注、MGCなど計5隻成約

 韓国のHD現代(現代重工業グループ)は2日、超大型エタン運搬船(ULEC)2隻を受注したと証券取引所に告示した。HD現代がULECを受注するのは初めて。また、グループのHD現代尾続き

2024年10月3日

造船各社が秋の工場見学会を開催、一般公開で造船業の魅力PR

 国内各地の造船所で今月から来月にかけて、工場や新造船の見学会など工場イベントが多数開催される予定だ。広く一般向けに開放する造船所が増えており、造船所のダイナミックな現場を見てもら続き

2024年10月3日

ハンファオーシャン、豪オースタル造船買収断念

 韓国ハンファオーシャンはオーストラリアのオースタル造船の買収を断念した。このほど証券取引所に「オースタルの経営陣・理事会と9月25日の時点で協議を中止することとし、相手方に通知し続き

2024年10月3日

アクセラロン、HD現代マリンエンジンと製造委託契約

 アクセラロンは9月30日、HD現代グループのHD現代マリンエンジン(旧STX重工業)と、韓国での過給機製造に関する製造委託契約を締結したと発表した。アクセラロンは、アジア市場での続き

2024年10月2日

《連載》船台不足⑦、船台不足いつまで続くか、鍵は中国、読みにくい供給量

 新造船の船台不足でカギを握るのは、やはり中国造船所だ。日本と韓国の造船所が増産に動けない中、中国は国営造船と民営造船ともに、建造能力拡大へと舵を切っている。受注残だけで見れば、既続き