1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年10月29日

中北製作所ら3社、内航タンカーの荷役システム開発、新造3隻に納入

 中北製作所とケーイーアイシステム、いのくまの3社は、国土交通省の支援事業として、内航タンカー向けに次世代荷役システムを開発した。荷役に関するデータなどを集約・連携することで船員作続き

2024年10月29日

BEMACとナブテスコ、内航船の機関遠隔監視を事業化、共同開発成果ふまえ

 BEMACとナブテスコは、国土交通省の助成を受けて実施した共同研究開発の成果をふまえ、それぞれ内航船用の遠隔機関監視に関する技術を製品化する。BEMACは運転データの収集や異常値続き

2024年10月29日

水素エンジンや自律運航の開発成果報告、国交省事業で

 国土交通省は28日、2021~23年度に実施した「海事産業集約連携促進技術開発支援事業」の成果報告会をオンラインで行った。ダイハツディーゼルと三井E&Sによる水素燃料エンジンの開続き

2024年10月29日

バルチラ、新造VLAC4隻に荷役システム

 バルチラは22日、ギリシャ船主ナフトマール向けに韓国のハンファオーシャンで建造される9万3000立方メートル型の新造大型アンモニア運搬船(VLAC)4隻に、カーゴハンドリングシス続き

2024年10月29日

バウンド4ブルー、一般貨物船に高さ22mの風力推進装置

 スペインのエンジニアリング企業バウンド4ブルー(bound4blue)は22日、欧州船社アマサスが所有する3000重量トン型一般貨物船に、高効率のサクションセイル方式風力推進装置続き

2024年10月28日

新造船市場、一部の造船所は戦略的な様子見へ、小型主力は先物に慎重姿勢

 新造船市場では4年以上先物の発注も進む中、一部の国内造船所には受注機会を見極める様子見の動きもある。特に年間建造隻数の少ない造船所や小型船型を中心に建造する造船所では、鋼材価格や続き

2024年10月28日

三菱重工マリンマシナリ、江蘇政田に過給機のライセンス供与、中国市場浸透を強化

 三菱重工マリンマシナリは24日、中国の民営舶用機械メーカーである江蘇政田重工に舶用2サイクル機関向け排気ガスタービン式過給機「MET過給機」の製造・販売権を供与することで合意し、続き

2024年10月28日

炎重工、超小型水上ドローンを発売、船舶や海上インフラの点検向け用途も

 炎重工はこのほど、超小型の水上ドローン「Swimmy Eye V1」を発売した。全長62cm、バッテリーを含む重量は約7.5kgで、同社調べによると、業務用途の水上ドローンでは世続き

2024年10月28日

岩谷産業の水素燃料船“まほろば”、万博で運航へ、瀬戸内クラフト建造

 岩谷産業が2025年大阪・関西万博で運航を予定している水素燃料電池船“まほろば”の建造が完了した。瀬戸内クラフトでの建造後、大阪まで曳航され、18日に大阪続き

2024年10月28日

フィンカンチェリ、バイキング向け客船最大6隻受注、30年以降竣工

 イタリアの客船建造大手フィンカンチェリは23日、バイキング・クルーズから5万4300総トン型の客船2隻プラス・オプション4隻を受注したと発表した。確定分2隻は2030年、建造オプ続き

2024年10月25日

メガコンテナ船市場、新造発注が年初来150隻規模、29年以降でも商談

 新造船市場では、1万TEU型以上のメガコンテナ船が発注ブームの様相を呈しており、年初来の発注が150隻規模に達している。ベッセルズ・バリューのデータを基に集計すると、1万TEU超続き

2024年10月25日

中国の自動車関連企業が造船に進出、興民智通、揚帆集団の造船所に30%出資

 中国の自動車車輪メーカーの興民智通(Xingmin ITS)が造船業に進出する。自動車船や中小型バルカー建造で知られる揚帆集団傘下の浙江東海岸船業の株式30%を取得すると23日発続き

2024年10月25日

カナデビア、特別利益計上で通期純利益予想を上方修正

 カナデビアは23日、2025年3月期連結業績予想の純利益を前期比5%減の180億円(前回発表は160億円)に上方修正すると発表した。米国の土木建設会社JVであるシアトル・タネル・続き

2024年10月25日

MAN、アンモニア焚き中速エンジンを共同開発

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は22日、業界関係企業や研究機関らと共同で、アンモニア燃料対応の4ストローク中速二元燃料(デュアルフューエル=DF)エンジンの開発に向けた続き

2024年10月24日

《連載》日中韓、変わる造船競争力(下)、技術対応力、連携がカギ、リソースの効率活用は必須

 新造船受注が急増した造船業界。受注残が3~5年先まで積み上がる中、いま設計の現場は、受注済みの大量の新造船の設計作業と、これから売り出す次期船型の開発・引き合い対応、そして、将来続き

2024年10月24日

SUNABACOのAI人材育成講座で成果発表、造船・舶用業務改善アプリを開発

 愛媛県今治市を拠点とするスタートアップのSUNABACOによるAI(人工知能)人材育成講座が修了し、19日に成果発表会が今治市内の会場とオンラインで行われた。この講座には今治市の続き

2024年10月24日

VLAC、27年以降に竣工本格化、発注残累計55隻、市場に定着へ

 大型アンモニア運搬船(VLAC)の発注残がわずか1年で急速に積み上がっている。ベッセルズ・バリューのデータに基づく集計によると、VLACの発注残は確定分で現在55隻となっている。続き

2024年10月24日

OKI、「海洋の見える化」の取組など紹介、イベントで海洋分野のセミナーや展示など実施

 沖電気工業(OKI)の注力領域の将来事業を中心とした商品やソリューションを紹介するオープンイベント「OKI WORLD 2024」が23日、都内で開幕した。24日まで2日間の日程続き

2024年10月23日

《連載》日中韓、変わる造船競争力(中)、調達力の差が競争力に直結、インフレでコスト構造も変化

 造船不況以降、日中韓造船所のコスト競争力はどう変わったか。  市況がボトムだった2017~19年頃、中国造船所と日本造船所の提示する船価には、最大で2割の差があった。ただ「必ず続き

2024年10月23日

大韓造船、アンモニア燃料タンカー開発、スエズ型でLRから基本承認

 韓国中堅の大韓造船は14日、アンモニア二元燃料のスエズマックス・タンカーを開発し、ロイド船級協会(LR)から設計基本承認(AIP)を取得したと発表した。両社は昨年9月からアンモニ続き