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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年3月3日

《連載》中国造船シェア6割時代③、中国が新造市場の標準に

 「中国建造船を見る機会が多いが、実際に船内を隅々まで見ると、最近の建造船であっても、あれ?と思うところはよくある。このレベルで『中国船の品質もそん色ない』等と評価されているのかと続き

2025年3月3日

LNGバンカリング船、新造発注活発化、参入造船所も増加、中国・新楽造船が受注

 LNGバンカリング船の新造発注が活発化している。新造需要の高まりに応じて、これまでLNGバンカリング船の建造実績の少ない造船所の受注も相次いでいる。中国現地紙によると、中国民営造続き

2025年3月3日

三菱重工、海保庁から大型測量船受注、下関造船所で建造

 三菱重工業はこのほど、海上保安庁から大型測量船1隻を受注した。海上保安庁が2月21日付の官報で公示した。三菱重工下関造船所で建造するとみられる。  官報によると、昨年12月下旬続き

2025年3月3日

四国地整局、沖新船舶工業に港湾業務艇発注

 官公庁船の新造整備として、国土交通省四国地方整備局は、沖新船舶工業(長崎県佐世保市)に四日市港の港湾業務艇1隻を発注した。官報によると、昨年11月中旬に一般競争入札が行われ、沖新続き

2025年3月3日

常石造船、東ティモールの技能実習受入開始、1期生10人が実習開始

 常石造船は2月28日、東ティモールから初の技能実習生を迎えたと発表した。昨年1月に東ティモール政府の要請を受け実習生受け入れで調印しており、現地の選考会で選抜された10人が、第1続き

2025年3月3日

関西ペイントマリン、CO2排出削減支援システムを展開、解析に基づき最適塗料を提案

 関西ペイントマリンは、就航船のバイオファウリング(海洋生物の付着)データを中核とした二酸化炭素(CO2)排出削減支援システム「Paintソムリエ-QUANTUM PASS」を新た続き

2025年3月3日

GTTのLNG船新造需要予測、29年までに追加で最大75隻と試算、高水準継続

 LNGタンクのライセンサーであるフランスGTT社は、2月21日発表した2024年業績会見の中で、2029年までに今後稼働予定の液化プラント向けにLNG船最大75隻の新造需要が追加続き

2025年3月3日

江蘇海通海洋工程、64型バルカー本格参入後に受注急拡大、中国船社向け2隻追加

 中国民営の江蘇海通海洋工程が6万4000重量トン型バルカーの受注を急拡大している。江蘇海通海洋工程は、同国船社の寧波海運から64型バルカー2隻を2027年納期で追加受注した。寧波続き

2025年3月3日

名村造船所、女性推進「えるぼし企業」に認定

 名村造船所は2月26日、女性活躍推進企業として「えるぼし認定」を取得したと発表した。評価項目のうち「採用」「労働時間の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の4項目で認定続き

2025年3月3日

船技協、ダイナミックマップ研究会第2期の第3回会合

 日本船舶技術研究協会(船技協)は2月26日、船舶海洋分野の「ダイナミックマップ」を検討する、産学官による第3回研究会(フェーズ2)を19日に開催したと発表した。大学、企業、団体、続き

2025年3月3日

WinGD、メタノール焚き主機の初号機を納入へ

 WinGDは2月26日、メタノール燃料焚き主機「X-DF-M」の初号機の工場試験と型式承認試験を完了したと発表した。10シリンダー、ボア92㎝の「X92DF-M」は、コスコシッピ続き

2025年2月28日

《連載》中国造船シェア6割時代②、量を追えない韓日、面積増やす中国

 別表は2022年と24年の中国の主要造船所と日韓造船大手の新造船建造量の比較だ。22年は世界全体の竣工量が5000万総トンにまで落ち込み、リーマン・ショック後では最低水準だった。続き

2025年2月28日

ナカシマプロペラ、都内で技術セミナー開催、新型空気潤滑装置の実船計測結果を報告

 ナカシマプロペラは26日、都内で技術セミナーを開き、省エネ付加物やプロペラのレトロフィットなどの環境対策事例や、操船性能の向上への取り組みなどを紹介した。海上技術安全研究所(海技続き

2025年2月28日

揚子江船業、YAMIC隣接地に新工場建設へ、シナジー効果見込む

 中国民営大手の揚子江船業は26日、江蘇省太倉市に100%子会社の新造船所(Jiangsu Yangzi Runze Shipbuilding Co., Ltd.:JYRS)を設立続き

2025年2月28日

川崎重工、船舶部門トップに荻野坂出工場長、工作部出身

 川崎重工の船舶海洋ディビジョン長に、4月1日付で荻野剛正坂出工場長が就任する。  26日に発表した。荻野氏は4月1日付で執行役員に就任し、造船事業のトップである船舶海洋ディビジ続き

2025年2月28日

日内連、将来燃料の取り組みなどテーマに講演会、メタン排出削減やDF機関の開発など紹介

 日本内燃機関連合会(日内連)は25日、LNG燃料焚きエンジンのメタンスリップ低減を含めた将来燃料対応や、ISO排気エミッション計測規格改定の最新動向をテーマとした講演会をウェビナ続き

2025年2月28日

常石造船、カヌー岡﨑選手のスポンサーに無料

 常石造船は27日、カヌースラローム競技の岡﨑遥海選手と2025年2月からスポンサー契約を締結したと発表した。岡﨑選手は広島県出身の26歳で、2024年のパリオリンピックにカヌース続き

2025年2月28日

バウンド4ブルー、EPSのケミカル船にeSAIL搭載完了

 スペインのエンジニアリング企業バウンド4ブルー(bound4blue)は24日、シンガポール船社のイースタン・パシフィック・シッピング(EPS)の5万重量トン型ケミカル船“PAC続き

2025年2月27日

《連載》中国造船シェア6割時代①、造船一強時代の再来、覇権進むか、「次の中国」見当たらず

中国造船業の新造船建造の世界シェアが昨年初めて50%を超えた。現在の受注状況からすると、数年内に建造シェアは6割に届く可能性もある。かつて日本造船業が世界シェア50%超を最後に記録続き

2025年2月27日

大同メタル工業、急拡大の中国需要を取り込み、環境対応の材料開発にも注力無料

 すべり軸受の総合メーカー、大同メタル工業。近年、中国市場でシェアを急拡大しており、同国産の低速主機向けではシェアをここ5年ほどで5割から9割超にまで伸ばした。環境対応にも注力し、続き