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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2019年10月8日

バルカー新造船価相場、低迷続く、気配値と提示船価になお1割超の差

 バルカーの新造船価相場は依然として低迷している。ドライバルク市況には本格上昇の兆候がみられ始めているものの、新造船価には動きがない。こうした状況下で、日本の造船所が提示する新造船続き

2019年10月8日

韓国造船大手、受注計画遅れで競争激化の懸念も、目標値下回る展開続く

 韓国造船大手3社の今年に入ってからの新規受注は、年初に設定した受注目標を大幅に下回っている展開となっている。3社ともLNG船は受注しているものの、海洋案件やその他の一般商船の成約続き

2019年10月8日

日舶工、トルコで舶用工業セミナー

 日本舶用工業会(日舶工)は先月25日、トルコ・イスタンブールで「トルコ舶用工業セミナー」を開催した。トルコ船主協会やトルコ造船工業会の協力を得て8年ぶりに実施した。同国海事関係者続き

2019年10月8日

ダイキンMR、新社長に鶴田取締役

 ダイキンMRエンジニアリングの新社長に鶴田幸大取締役が10月1日付で就任した。 (つるた・ゆきひろ)2002年3月長崎大学工学部機械システム工学科卒業後、4月昭和ナミレイに入社。続き

2019年10月7日

来年発注船から次期CO2規制が適用、造船所の性能差、徐々に顕在化

 来年1月に建造契約を交わす新造船から、IMO(国際海事機関)の二酸化炭素(CO2)削減次期規制となる「エネルギー効率設計指標(EEDI)フェーズ2」が適用される。新造船には、CO続き

2019年10月7日

欧州向け新造商談、動きなく閑散、バルカーの受注営業開始も

 新造船市場は秋の商談シーズンに入っているが、欧州船主向けバルカーの新造商談が不発となっている。9月に入ってから一部の日本の造船所が欧州向けの受注営業を開始していたが、商談は進んで続き

2019年10月7日

造船技術者講座終了、今年は233人が受講

 造船技術者社会人教育センターは9月28日、大阪大学で今年の「造船技術者社会人教育」の最終講座と閉講式を行った。19回目の今年は基礎9コースと中堅技術者向け2コースで計233人が受続き

2019年10月7日

NK、遠隔検査の指針を発行

 日本海事協会(NK)は4日、情報通信技術(ICT)を活用した遠隔検査の実施のための「遠隔検査に関するガイドライン」を発行したと発表した。一部の臨時検査を対象に遠隔検査を適用してい続き

2019年10月7日

インドの潜水艦入札に大宇など造船5社

 海外紙によると、インド海軍の潜水艦6隻の建造入札に欧州・韓国の造船5社が応札した。応札したのはフランスの防衛大手ナバル・グループ、ドイツのティッセン・クルップ・マリンシステムズ、続き

2019年10月4日

商船三井/大島造船、次世代帆走船を22年に竣工、NKから設計承認

 商船三井と大島造船所が中心となって進める次世代帆走船プロジェクトの「ウィンドチャレンジャープロジェクト」は、2022年に硬翼帆を1本実装した新造バルカーを竣工する。両社は3日、日続き

2019年10月4日

アルファ・ラバル、湘南工場で造水装置の製造開始、日本製を拡大

 アルファ・ラバルは、プレート式熱交換器の製造拠点である湘南工場(神奈川県高座郡)で、新たにプレート式造水装置の製造を開始する。生産開始を記念して2日に工場見学会を実施し、来年に新続き

2019年10月4日

川崎重工、エンジン事業、ガス焚きに集中、ハイブリッド向け制御も開発

 川崎重工業は、舶用エンジン事業ではガス燃料機関に集中する方針だ。バッテリーを活用したハイブリッド推進向けの制御システムの開発・事業化なども図る。船舶の「脱炭素化」の流れを受けて、続き

2019年10月4日

中国船舶電装協議会、若手経営者交流会

 日本船舶電装協会の関連組織である中国船舶電装協議会が先月、福山市で若手経営者交流会を開催した。同協会が推進している風力発電施設に対する取り組みを踏まえて、日本海事協会(NK)の事続き

2019年10月4日

大島造船建造のバッテリー船、グッドデザイン賞受賞

 大島造船所が設計・建造したバッテリー駆動船“E/V e-Oshima”がこのほど「グッドデザイン賞2019」を受賞した。  同船は自動操船機能を持つ日本続き

2019年10月3日

川崎重工、大連でLNG船、南通でLPG船、中国でガス船建造し世界シェア奪取へ

 川崎重工業は中国合弁造船所2社での液化ガス運搬船建造を大きく推し進める。大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS)でLNG船建造を目指し、中長期的にはタンク生産も含めて中国でガス船を続き

2019年10月3日

川崎重工、国内は新規事業の実用化急ぐ、30年度に日中の造船売上3200億円

 川崎重工業の中期経営計画では、造船事業が虎の子のガス船技術を中国に供与する方針を明確に示し、一段の中国シフトが際立った。国内は艦艇や特殊船のほか、液化水素船やAUV(自律型無人潜続き

2019年10月3日

VLGC新造市場、LPG焚きの発注気運徐々に高まる、これまで7隻表面化

 LPGを燃料として使用できる二元燃料(デュアル・フューエル)エンジンを搭載した大型LPG船(VLGC)の新造整備が徐々に進み始めている。これまでに7隻が表面化しており、今後の追加続き

2019年10月3日

BV、環境とデジタル関連技術へ投資、マチュゥ・ドゥ・トュニCEOが語る

 仏船級ビューロ・ベリタス(BV)は環境規制対策で注目されるLNG燃料船を中心に船級登録船を増やしている。船級部門のマチュゥ・ドゥ・トュニ最高経営責任者(写真左)は「当社が強みを持続き

2019年10月2日

《連載》舶用工業、成長への布石、JRCS・近藤髙一郎社長

 JRCSは、海事産業のデジタルトランスフォーメーションを推進するプロジェクト「デジタル・イノベーション・ラボ(JRCS Digital Innovation LAB)」を昨年から続き

2019年10月2日

《連載》造船所の手持ち工事動向④、中大型フェリー主力は好調、タンカー系は受注厳しく

■22年納期の商談も進む  バルカーやタンカーを主力とする造船所が受注確保に苦労する一方で、この数年受注が好調だったのが中大型フェリー主力の造船所だ。国内向けの大型フェリーが代替続き