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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2019年9月11日

《連載》瀬戸際の「国産LNG船」<中>、国内の生産基盤、維持できるか

■遠ざかる受注  「最高水準の船を建造したが、コストは厳しかった」。今治造船の檜垣幸人社長は今年の事業会見で、久しぶりのLNG船の建造をそう振り返った。  LNG船ヤードへの返り続き

2019年9月11日

現代三湖重工、LNG船1隻受注

 韓国の現代三湖重工業はこのほど、同国のHライン・シッピングから17万4000立方㍍型LNG船1隻を受注した。現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋が9日に韓国証券取引所に明続き

2019年9月11日

IHI原動機、高出力の低速主機「X82-D」追加

 IHI原動機は低速2ストロークディーゼルエンジンのラインアップに新型「X82-D」を追加した。今年7月に更新した同エンジンのハンドブックに掲載されている。  従来型の「X82-B続き

2019年9月11日

三井E&Sの中国合弁、新造船初成約

 三井E&S造船と三井物産、中国民営造船大手の揚子江船業の3社による中国合弁造船所「江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)」は、8万2000重量トン型のカムサマックス・バルカー3隻続き

2019年9月11日

江南造船、2.2万立方㍍型エチレン船最大4隻受注

 中国船舶工業集団(CSSC)傘下の江南造船は、ガストレーダーのペトロデックから2万2000立方㍍型の液化エチレンガス(LEG)船2隻プラス・オプション1隻プラス・オプション1隻を続き

2019年9月11日

JMU、ウィソンにSPBタンクの技術供与

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は9日、中国のエンジニアリング大手ウィソン社(恵生重工<南通>)にLNG燃料タンク用SPBシステムの製造・販売ライセンスを供与したと発表した。続き

2019年9月10日

《連載》瀬戸際の「国産LNG船」<上>「持続性ない船価」に対応できず

 LNG船の新造マーケットで、日本の造船所の存在感が急速に低下している。日本のLNG船の受注残が尽きようとしている一方、価格競争が激化している国際商談には長らく参加が遠のき、日本全続き

2019年9月10日

NK、サイバーセキュリティーチーム設置

 日本海事協会(NK)は9日、セキュリティーに関わる専門家を結集した部門横断組織としてサイバーセキュリティープロジェクトチームを設置したと発表した。顧客ニーズに応じたサイバーセキュ続き

2019年9月10日

国内造船、来年以降はバルカー建造主体に

 国内造船所はここ数年、バルカー以外の船種の建造が増えていたが、今年後半からバルカー主体の建造体制に戻る見通しだ。昨年はバルカー以外の船種の建造が建造量全体の6割を占めていたが、今続き

2019年9月10日

関東の造船所設備、一部に被害、台風15号の暴風で

 9日早朝に千葉市に上陸した強い台風15号の暴風で、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)横浜事業所など関東地区の造船所の一部で生産設備に被害が生じた。  JMU横浜事業所の磯子工場続き

2019年9月10日

みらい造船、新工場の竣工式典を開催

 東日本大震災により被災した気仙沼の造船所4社が集約して誕生した「みらい造船」は、8日に気仙沼で新工場の竣工式典を行った。渡辺博道復興大臣のほか、牧野たかお国土交通副大臣、日本財団続き

2019年9月10日

現代尾浦、LPG船2隻受注

 海外紙によると、韓国の現代尾浦造船は、ギリシャ船主テナマリスから3万8000立方㍍型LPG船2隻を受注したようだ。納期は2021年前半。船価は不明。  現代尾浦のLPG船受注が表続き

2019年9月9日

大島造船所、2023年3月までの受注確保目指す、新開発42型など13隻受注

 大島造船所は、2023年3月まで3年分の受注残確保を目標に受注営業を進めている。昨年度の受注は15隻にとどまったが今年度は既に内定を含めて13隻を受注しており、受注残は100隻に続き

2019年9月9日

大島造船、業績は今期が底、自動化工場や環境対応船にも注力

 大島造船所は6日、都内で記者会見を開き、事業方針などを説明した。業績については、船価低迷時に受注した船の建造が本格化していることや、為替の円高、資機材価格の高騰などで昨年度から非続き

2019年9月9日

《連載》舶用工業、成長への布石、ナカシマプロペラ・中島基善社長

 総合舶用プロペラメーカーであるナカシマプロペラは、「推進性能の全体最適」を開発テーマに掲げる。将来的には、舵を含む船尾まわりに研究開発対象を拡大し、最適な推進システムの提案を実現続き

2019年9月9日

IACS、新議長に初のインド船級会長

 国際船級協会連合(IACS)は5日、韓国・釜山で開催された第79回理事会で、インド船級協会(IRClass)のアラン・シャーマ会長(Arun Sharma、写真)を選出したと発表続き

2019年9月6日

商社、先端技術つなぐ役割強まる、舶用バッテリーの新規事業も

 大手総合商社が、次世代技術とされる船舶用バッテリーシステムに焦点を当てている。住友商事と双日マリンアンドエンジニアリングがそれぞれ海外の舶用バッテリーシステム企業と提携したほか、続き

2019年9月6日

大宇造船、VLCC構造で特許、タンク内構造変更し、生産性向上

 韓国の大宇造船海洋はこのほど、VLCCなど大型船の貨物倉構造に関する技術で、日本をはじめ各国の特許を取得した。現地紙で発表した。クロスタイと呼ばれる横方向の部材をなくした構造とし続き

2019年9月6日

中国造船、4万トン超のハンディBC開発か

 日本の造船所では、新船型となる4万重量トン超のハンディサイズ・バルカーの開発・市場投入が各社で進んでいるが、中国造船所でも4万重量トン超のハンディサイズの開発が進んでいるようだ。続き

2019年9月6日

ボルカノ、LNG燃料船向け新製品発売開始、新型「Vignis」

 ボルカノは5日、LNG燃料船向けボイラー用ガス/オイル同時混焼デュアルフューエル(DF)バーナーの新型「Vignis(ビグニス)」の販売を開始した。LNG燃料タンクで発生した蒸発続き