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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2019年9月30日

大連中遠海運重工、MR型2隻受注、中遠海運能源向け

 中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループの造船所、大連中遠海運重工(CHI大連)は、同グループのタンカー事業の統括会社である中遠海運能源からMR型プロダクト船2隻続き

2019年9月30日

サムスン重工、初の燃料電池推進アフラ型開発

 韓国のサムスン重工は25日、燃料電池を推進力に活用するアフラマックス・タンカーを世界で初めて開発したと発表した。米国の燃料電池ベンチャーのブルームエナジー社の固体酸化物燃料電池技続き

2019年9月27日

《連載》造船所の手持ち工事動向①、受注低迷4年、受注残2年割れで黄信号

 新造船の商談低迷が続く中、日本の造船所の手持ち工事の減少が加速している。本紙調べによると、2021年納期の船台を完売した造船所はまだ限定的で、手持ち工事2年分を割り込む造船所が日続き

2019年9月27日

NK、バラスト装置搭載期限22年に集中、未搭載船減少も早期搭載促す

 日本海事協会(NK)は27日、バラスト水処理装置の搭載期限を迎える船舶が2022年に集中する状況が続いていると発表した。昨年公表した登録船級船におけるバラスト水処理装置のレトロフ続き

2019年9月27日

日舶工、マレーシアの展示会に参加

 日本舶用工業会(日舶工)はIHI原動機と大晃機械工業と、今月10~12日にマレーシア・クアラルンプールで開催されたマレーシア船主協会主催の展示会「WMW2019(WORLD MA続き

2019年9月26日

《連載》造船不況と商品戦略<下>、市場拓く差別化とポジショニング

 韓国造船所がこれまで市場で大きなシェアを誇ってきたタンカーやコンテナ船の新造船市場。不況に伴い、限られた需要に対して中国造船所も切り崩しを図っており、競争が激化している。船価攻勢続き

2019年9月26日

新造船市場、VLCCで一部引き合いや商談、供給圧力は今年ピークアウト

 新造船市場では、VLCCで一部の造船所に引き合いが寄せられているようだ。造船所と船主の提示船価の乖離もあり、成約まで至った案件は多くないものの、水面下で進んでいた新造商談もあるも続き

2019年9月26日

三菱造船、SOxスクラバーの出荷開始、海外提携工場でも量産体制整備

 三菱造船は25日、舶用硫黄酸化物(SOx)スクラバーの量産体制を構築し、中国と台湾の提携工場から「DIA-SOx」のCシリーズとRシリーズのスクラバータワーを出荷したと発表した。続き

2019年9月26日

サムスン重工、建造中のドリルシップで解約通知、依然残る海洋案件リスク

 韓国のサムスン重工業は24日、オーシャン・リグ社から建造中のドリルシップ2隻の建造契約を解約する意思通知を受け取ったと証券取引所に告示した。2隻の引き渡し予定は今年と来年で、既に続き

2019年9月26日

現代三湖重工、スエズ型タンカー2隻受注

 韓国の現代三湖重工業はこのほど、大洋州地域の船主から15万8000重量トン型タンカー2隻を受注した。契約金額は1587億ウォン(約1億3000万ドル)で、船価は1隻当たり約665続き

2019年9月26日

MAN、ゼロエミ連合に参加

 MANエナジー・ソリューション(MAN)は23日、脱炭素を表明した有志連合「ゲッティング・トゥ・ゼロ・コアリション」に参加したと発表した。「持続可能な技術とソリューションが203続き

2019年9月25日

《連載》造船不況と商品戦略<上>、「ブルーオーシャン」なき内需、造船所寡占でも、需要不足で競争激化

 新造船の商談低迷が続く中、日本の造船所が製品の多角化を模索している。目先の1つが、内航船や公共工事などの内需だ。円建て契約のため為替リスクを避けられるうえ、外航船のように海外造船続き

2019年9月25日

現代重工がガス焚きの新船型開発、VLGC次期標準船型は9万立方㍍級か

 大型LPG船(VLGC)の次期標準船型は9万立方㍍級になる可能性が出てきた。韓国の現代重工業がLPGを燃料として使用できる二元燃料(デュアル・フューエル)エンジンを搭載した9万1続き

2019年9月25日

三菱造船、新日本海向けフェリー2隻受注、立神工場で9年ぶりに建造

 三菱造船は24日、新日本海フェリーから大型フェリー2隻を受注したと発表した。三菱重工業長崎造船所の立神工場で約9年ぶりにフェリーを建造する。船型や納期に応じてより柔軟にフェリーを続き

2019年9月25日

中国塗料、新低摩擦型防汚塗料の塗装200隻、国内外で販売

 中国塗料は24日、外航船用低摩擦型防汚塗料「SEAFLO NEO CF PREMIUM」の塗装実績が今年8月で累計200隻を突破したと発表した。10年間に及ぶ社内試験や実船での試続き

2019年9月25日

NK、舶用LPGメタン化装置にAIP

 日本海事協会(NK)は20日、大阪ガスとダイハツディーゼルが共同開発する舶用機関向けLPGメタン化装置に基本承認(AIP)を発行したと発表した。同装置へのAIP発行は初めて。  続き

2019年9月25日

常石造船、中国工場が技能競技会

 常石造船は20日、中国の常石集団(舟山)造船が技能競技会を開催したと発表した。建造船種がバルカーからプロダクト船やコンテナ船などへ増える中で、技能向上を図っている。  舟山工場で続き

2019年9月25日

J-ENG、脱炭素化で海技研と共同研究

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は24日、脱炭素化の取り組みとして水素やアンモニアなどのカーボンフリー燃料を用いた燃焼に関する共同研究契約を海上技術安全研究所(海技続き

2019年9月24日

《連載》修繕ドック逼迫<下>、2022年までタイト、早期準備必要

 ドック不足は、中国だけでなく、世界に広がっている  東南アジアの修繕集積地、シンガポール。大型ドック7本を持つ巨大修繕基地を完成させたばかりのセンブコープマリンや、複数工場を運続き

2019年9月24日

《連載》舶用工業、成長への布石、眞鍋造機・眞鍋将之社長

 舶用クレーンやウインチを手掛ける眞鍋造機は、自社製品や生産現場への情報通信技術・自動化技術の活用を積極的に進めている。将来的な人工知能(AI)による故障予知システムの実用化に向け続き