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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2019年10月23日

台湾フォルモサ向けケミカル船調達商談、浅川造船で19型4隻新造へ

 台湾のフォルモサ・プラスチック・グループ(台塑集團)が進めていたケミカル船の新造調達商談が決着した。情報筋によると、浅川造船がステンレス仕様の1万9900重量トン型ケミカル船4隻続き

2019年10月23日

≪連載≫日本の造船はどこへ/サノヤス、多角化モデルの到達点<下>、上田孝社長に聞く、「造船の変えるべき点全て変える」

 非造船が成長する一方、造船事業はどう生き残るか。サノヤスホールディングスの上田孝社長(サノヤス造船社長)は「サノヤス造船の中では、新造船以外の事業で収益の谷を埋める」との考えで、続き

2019年10月23日

外高橋造船、中国初建造の大型客船を起工、23年竣工へ

 中国紙によると、国営の上海外高橋造船が18日、中国初となる大型クルーズ客船の起工式を開催した。13万5500総トン型クルーズ船2隻シリーズの1番船で、客船建造大手のイタリア・フィ続き

2019年10月23日

スクラバーの腐食問題など注意、ガードやMPAらが事例集を発表

 硫黄酸化物(SOx)全海域規制発効を前にしてSOxスクラバーの搭載船が増える一方、スクラバーの搭載工事の火災や、就航後の洗浄水による腐食問題などのトラブルも発生している。こうした続き

2019年10月23日

日舶工、「若手・新入社員教育研修」実施

 日本舶用工業会(日舶工)は人材養成対策事業の一環として、今月7~9日に「若手・新入社員教育研修」を実施した。4回目となる今年は会員企業17社・32人が参加し、交流を深めながら海運続き

2019年10月23日

船技協、ISO船舶関係委の総会

 日本船舶技術研究協会(船技協)は先月16~20日にシンガポールで開催した、ISO/TC8(国際標準化機構/船舶及び海洋技術専門委員会)の第38回総会の結果を発表した。総会では、日続き

2019年10月21日

《連載》日本の造船はどこへ/サノヤス、多角化モデルの到達点<上>造船強化まで非造船が支える

 造船業における不況対策の王道は、今も昔も非造船分野への事業多角化だ。30数年前から異業種へのM&Aを進めて多角化を図ったサノヤスホールディングスは、現在、非造船事業の売上比率が全続き

2019年10月21日

≪連載≫舶用工業、成長への布石/マキタ・槙田裕社長、造船所と連携強化、効率化で本工増員も

 舶用小型エンジンメーカー(1万馬力)のマキタは工場のフル稼働状態が続いている。同社は、過去最高のエンジン生産量を抱え、電子制御式エンジンへの切り替えや、IMO(国際海事機関)の窒続き

2019年10月21日

中国造船業、1~9月受注量3割減、9月は375万トンで今年2番目の高水準も

 中国船舶工業行業協会(CANSI)によると、今年1~9月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比27%減の1947万重量トンとなった。主力とするバルカーをはじめとした新造発注の低迷続き

2019年10月21日

VLCC船価、9500万ドルで成約、現代重工がギリシャ船主から受注

 海外紙によると、韓国の現代重工業は、ギリシャ船主エバレンド・シッピングからVLCC1隻を9500万ドルで追加受注したようだ。9500万ドルでの成約は今年前半に数件が表面化したが、続き

2019年10月21日

日舶工、舶用マイスター23人に認定書

 日本舶用工業会(日舶工)は17日、2019年度舶用マイスター認定書交付式を都内で開催した。今年度は20社・23人が認定書を受け取った。今回で13回目の認定書交付となり、第1回から続き

2019年10月21日

「労使関係、船主も不安視」、大宇社長が労組に呼びかけ

 韓国紙によると、大宇造船海洋の李誠槿(イ・ソングン)社長は17日に配布した社内情報誌の中で、「船主は安定した労使関係を求めている」と述べ、現代重工グループとの合併に反対する労働組続き

2019年10月18日

《連載》日本の造船はどこへ/「JMU再起動」⑤、千葉光太郎社長に聞く、「造船大手の技術、更新し続ける」

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の再起動の条件は技術だ。千葉光太郎社長(写真)は、技術力への過信が一連の混乱を招いたと振り返る一方、造船大手であるために必要なものは技術力とし続き

2019年10月18日

≪連載≫国内造船の船型開発動向<下>、タンカー/プロダクト船はラインアップ減少

 タンカーやプロダクト船の製品ラインアップを持つ国内造船所は減少している。邦船社向けの案件も多いVLCCでは現在、4社が受注活動進めているものの、海外船主向けが中心となるスエズマッ続き

2019年10月18日

韓国、ブロック業者の造船所買収が相次ぐ、破綻したSPP造船も買い手決まる

 経営破綻した韓国の新興造船所SPP造船を、船体ブロック製造を手掛けるDHI社が買収した。新造船事業を再開するかどうかは不明だが、2023年までに500億ウォンの設備投資を行う方針続き

2019年10月18日

NK、台風19号による被災地・被災者支援

 日本海事協会(NK)は17日、令和元年台風19号の被災者の救援と被災地の復興に役立ててもらうため、義援金として500万円を日本赤十字社に拠出することを決めたと発表した。

2019年10月18日

三浦工業、マレーシアに現法設立

 三浦工業のグループ会社であるミウラサウスイーストアジアホールディングス(MSEA)は8日、マレーシアに現地法人「ミウラボイラマレーシア」を設立した。  MSEAは2016年4月に続き

2019年10月17日

≪連載≫国内造船の船型開発動向<上>、バルカーはカムサやハンディで市場投入加速

 新造商談の低迷がここ数年続く中、国内造船所は船型開発に主眼を置いて受注機会をうかがってきた。新デザインの開発も続々と完了しており、国内造船所が受注の軸に据えるバルカーでは、汎用船続き

2019年10月17日

≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」④、戦略修正、連携策などに転換

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の主力3事業である商船、艦艇、海洋・エンジニアリングは、いかに技術力で生き残るかという方向で新たな将来像を描きつつある。海外造船所の巨大化や環続き

2019年10月17日

≪連載≫大分造船業のいま③/臼杵造船・山本社長、福岡造船とのシナジー最大化、デジタル活用にも注力

 臼杵造船所は昨年、福岡造船グループの傘下に入った。両社が主力とするケミカル船での調達、設計、営業、工程面でのシナジーの最大化を図っており、既に資材調達などでは共同交渉を始めている続き