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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年6月11日

《緊急調査第2弾:コロナショック①》造船業、焦点は「受注不足」に、工程遅れの懸念は対策徹底で払しょく

 新型コロナウイルスの感染拡大から間もなく半年が経つ。本紙では3月の緊急調査に続く第2弾調査として、新たな経営課題など「コロナショックのその後」を各分野の関係者に聞き取った。造船業続き

2020年6月11日

星港セムマリン、政府が金融支援、テマセク傘下に移行、ケッペルとの合併に前進か

 シンガポールの修繕・海洋大手センブコープマリン(セムマリン)は8日、同国政府系ファンドのテマセク・ホールディングスなどを引き受け手とした株主割当増資を通じて21億シンガポールドル続き

2020年6月11日

現代尾浦、MR型プロダクト船最大3隻受注、船価3800万ドル

 現代尾浦造船は9日、欧州船主から5万重量トン級のMR型プロダクト船2隻プラス・オプション1隻を受注したと発表した。確定分は2021年後半に竣工予定。2隻の契約金額は約900億ウォ続き

2020年6月11日

三菱重工エンジン&ターボチャージャ、国内漁船向け機関販売事業を譲渡、西華産業に

 三菱重工業は9日、同社グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャが、完全出資子会社・三菱重工エンジンシステムの国内漁船向けを主とする舶用エンジンの販売・部品サービス事業を、総合続き

2020年6月11日

村山電機製作所、水銀代替温度計を開発、船舶機関など向け

 村山電機製作所(東京都目黒区)は、表示部に視認性の優れた電子ペーパーを採用した、船舶エンジンなど向けの温度計を開発した。温度計表示部に影響が出ないよう、独自の断熱分離構造を開発し続き

2020年6月11日

赤阪鐵工所、ガス専焼中速エンジンを開発、商用機完成を目指す

 赤阪鐵工所は9日、ガス専焼の舶用4ストローク中速エンジン「USE30G型機関」を開発したと発表した。燃料として重油を一切使用せず、二酸化炭素(CO2)など各種大気汚染物質の排出量続き

2020年6月11日

川崎重工、国内メーカー初の水素液化機を販売

 川崎重工業は10日、国内メーカー製初の「水素液化機」の販売を開始したと発表した。1日当たり5トンの液化水素製造が可能なほか、独自開発の液化工程で、業界トップクラスの液化効率を実現続き

2020年6月11日

米フェリーの電池推進化にABBシステム

 ABBは4日、米国ワシントン州営フェリーの新造フェリーにハイブリッド電気推進システムとバッテリーシステム(ESS)を搭載すると発表した。エネルギー使用の最適化で、ゼロエミッション続き

2020年6月10日

国内造船、操業スローダウン検討、22年納期の商談進まず、不況長期化想定

 国内造船所は、今後の工場の操業をスローダウンする検討を進めている。ここ数年にわたり新造船の受注低迷が続いたことに加えて、新型コロナウイルスの影響で新造商談が停止。2022年納期の続き

2020年6月10日

大宇造船、ロシア向け大型FSU受注、最大4隻成約

 韓国の大宇造船海洋は8日、ロシア地域の船主から36万立方㍍型FSU(浮体式LNG貯蔵設備)2隻プラス・オプション2隻を受注したと発表した。確定分の2隻の契約総額は9013億ウォン続き

2020年6月10日

パンエイシアンマリン・西原社長、中国修繕「22年まで需給タイト」

 中国修繕ヤードの工事仲介などを手掛けるパンエイシアンマリン(Pan Asian Marine Corporation Limited)の西原孝雄社長がこのほど本紙インタビューに応続き

2020年6月10日

韓国造船大手、研究開発費が反転、前期は各社が増額

 韓国造船各社の事業報告書を基にした本紙試算によると、造船主要3社の2019年12月期の研究開発投資額は2025億ウォン(約200億円)で、前の年に比べて9%増加した。これまで全体続き

2020年6月10日

泰州口岸、建造中の82型BCの船価を再交渉、資金難による竣工遅延で

 海外紙によると、中国民営造船所の泰州口岸船舶は、ドバイに拠点を置くトミニ・シッピングと建造中の8万2000重量トン型バルカー1隻の受注船価を再交渉しているようだ。今回の交渉は泰州続き

2020年6月10日

<DIGITAL×Shipping>国交省、造船技術の研究開発支援決定、JMUの自動溶接など8件

 国土交通省は9日、2020年度予算による先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)で補助金を交付する8件の研究開発を公表した。ジャパンマリンユナイテッド(JM続き

2020年6月10日

バルチラ、新造シャトル船にVOC回収装置

 バルチラは8日、12万4000重量トン型の新造シャトルタンカー2隻に、VOC(揮発性有機化合物)回収システムとLNG燃料ガス供給システムを搭載すると発表した。新造船は日本郵船が出続き

2020年6月8日

MGO専焼機関が受賞、J-ENG/尾道造船にマリンエンジ賞

 日本マリンエンジニアリング学会は、「マリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤー(土光記念賞)2019」を発表した。ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)と尾道造船が共同開発続き

2020年6月8日

上海外高橋造船、アフラ安値成約、4500万ドル、パンテオン向け2隻追加受注

 海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)の同国造船最大手、上海外高橋造船は、ギリシャ船主パンテオン・タンカーズから11万5000重量トン級のアフラマックス・タンカー2隻を追加受注続き

2020年6月8日

ダメン、船上コロナウイルス消毒サービス提供

 オランダ造船大手ダメン・シップヤーズは3日、船上で船員などが新型コロナウイルスに感染した際に船内を消毒するサービスを開始したと発表した。  世界保健機関(WHO)は船上で感染が発続き

2020年6月8日

DNVGL/ABB、デジタル研究でMOU

 ノルウェー・ドイツ船級協会(DNVGL)とABBはこのほど、デジタル技術の共同研究に向けたMOU(覚書)を締結したと発表した。共同研究により、デジタル技術を生かした新しい製品・サ続き

2020年6月8日

ABS、遠隔でIHM検査と水中検査

 米国船級(ABS)はこのほど、遠隔検査のオプションに有害物質インベントリ(IHM)検査と水中検査船級検査を加えたと発表した。遠隔検査のメニュー拡大で、顧客ニーズにより柔軟に対応で続き