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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年6月30日

マリンエンジ学会、GHGテーマに講演会

 日本マリンエンジニアリング学会は24日、神戸市で「GHG問題に対する燃料からのチャレンジ」と題した講演会を開催した。IMO(国際海事機関)の協議状況を踏まえ、最新の状況や将来に向続き

2020年6月30日

バルチラ、ケーブル船機器を改良

 バルチラは25日、イー・マリン(ドバイ)の海底ケーブル敷設船の機器をアップグレードすると発表した。イー・マリンは運用効率の向上に向け、新テクノロジーの採用による船隊の改良を図って続き

2020年6月29日

《シリーズ》海事クラスターの危機と活路/技術開発の復活策④、MTI・石塚一夫社長、オープン研究、高度人材育成にも効果

 日本郵船グループのMTIは、海運会社の研究開発(R&D)専門子会社という独自の立ち位置で、国内外の多数の技術プロジェクトを率いてきた。石塚一夫社長は、日本の海事クラスターの高度人続き

2020年6月29日

《緊急調査第2弾:コロナショック⑨》舶用メーカー各社、アフターサービス部門などに打撃、業績面の影響が顕在化

 新型コロナウイルス感染拡大の影響について、舶用メーカー各社に聞き取り調査を実施した。前回3月の調査時には、ヒト・モノの移動制限が強まっていることから、製品の納期遅延やエンジニア派続き

2020年6月29日

IACS議長にNK冨士原氏、NK選出議長は5度目

 日本海事協会(NK)は26日、IACS(国際船級協会連合)カウンシル議長に、NKの冨士原康一理事会議長が就任すると発表した。24、25日の両日にオンライン形式で開催された第81回続き

2020年6月29日

クラレ、バラスト装置のUSCG承認取得、日本で3社目

 クラレがこのほど、米国沿岸警備隊(USCG)からバラスト水処理装置の型式承認を取得した。バラスト水処理装置の評価を行うUSCGマリンセーフティセンター(MSC)が発表した。クラレ続き

2020年6月29日

三菱造船とABSら、二元重量の新Pパナマ型BC開発、86型と95型に対応

 米国船級協会(ABS)は24日、三菱造船らが参加する共同開発プロジェクト「スタンドシップJDP」が開発した2つの重量トン数に対応する新型のポストパナマックス・バルカーに基本設計承続き

2020年6月29日

<GREEN×Shipping>三菱造船と三菱重工マリンマシナリ、マースク脱炭素研究所に協力

 海事産業の脱炭素化に向けてデンマークで発足する研究機関「マースクゼロカーボンシッピング研究所(The Marsk Mc-Kinney Moller Center for Zero続き

2020年6月29日

コングスバーグ、ウォータージェット推進装置受注

 コングスバーグは24日、同社グループ社のコングスバーグ・マリタイムが、豪州タスマニア島の造船会社インキャットと、大型ウォータージェットの納入契約を結んだと発表した。インキャットが続き

2020年6月29日

揚子江船業、LNGタンクコンテナ運搬船など受注を発表

 中国民営造船大手の揚子江船業は23日、LNGタンクコンテナ運搬船2隻と5万6000重量トン型バルカー2隻を受注したと正式に発表した。4隻の受注総額は1億200万ドルになり、今年に続き

2020年6月26日

新来島どっく、前期は減収減益も黒字確保、新造船は3隻増の37隻完工

 新来島どっくの2020年3月期決算は、売上高が前の期比16%減の974億円、経常利益が76%減の6億円、純利益が92%減の8300万円だった。減収減益となったものの、黒字を継続し続き

2020年6月26日

名村造船、前期の新造船受注は11隻、バルカーやVLCCなど成約

 名村造船所は、有価証券報告書の中で、2019年度に新造船11隻を受注したことを明らかにした。18年度と比べて4隻減となったが、得意とする各種バルカーを中心としつつ、戦略商品とする続き

2020年6月26日

ダイキンMR、抗菌・抗ウイルスフィルターを舶用に展開、ウイルス対策に期待

 ダイキンMRエンジニアリングは今月、空調機器に取り付ける抗菌・抗ウイルスフィルター「DKF150DX」の、船舶用空調機向けの発売を開始した。特定のウイルス(1種)に対し、高い低減続き

2020年6月26日

上海外高橋、大型内業工場建設やドック延伸完了、大型客船の建造体制整備

 中国国営の上海外高橋造船はこのほど、大型内業工場の建設と新造用の2号ドックの延伸工事を完了した。中国船舶集団が22日と24日にそれぞれ発表した。内業工場は大型客船用薄板加工工場で続き

2020年6月26日

川崎重工、中国合弁造船の運営で専門組織、日中一体運営の強化図る

 川崎重工業は、船舶海洋カンパニーに中国合弁造船所の運営などに関する専門組織を新設する。中国2工場でのLNG船とLPG船の建造をはじめ、日本・中国の一体運営を強化するため、運営体制続き

2020年6月26日

米国防省が造船に資金注入、コロナ対策で艦艇基盤支援

 米国が新型コロナウイルス対策として自国造船所の支援策を立ち上げた。国内の艦艇建造基盤を維持するのがねらい。この一環として、艦艇造船所オースタルUSAに対して米国防総省が5000万続き

2020年6月26日

ABS、NOx3次規制でアドバイザリー発行

 米国船級(ABS)はこのほど、窒素酸化物(NOx)3次規制に対応したアドバイザリー「ABS Advisory on NOx Tier Ⅲ Compliance」を発行したと発表し続き

2020年6月25日

新造船価相場、コロナ前と一変、下落圧力強まる、海外造船が安値提示

 新造船価相場の下落圧力が強まっている。新造発注が世界的に低迷する中で、中国や韓国造船所が船価を一段下げて提示しており、新造船価相場は新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて一変。タ続き

2020年6月25日

《連載》検証:陳腐化リスク<下>、技術革新には改造前提の新潮流、新燃料は「時期尚早」、LNG化の是非が焦点

 陳腐化リスクをもたらす要因として懸念されているのは、就航船への燃費規制だけではない。もう1つは、環境対応や自律運航など技術革新(イノベーション)によって、技術面で船舶のデファクト続き

2020年6月25日

大島造船所、南尚代表が退任、南宣之氏が会長に昇格

 大島造船所は24日に株主総会を開き新役員体制を決議した。同社を30年以上にわたって率いた南尚最高代表取締役兼会長が取締役を退任。また2018年まで社長を務めた南宣之取締役が、代表続き