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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2019年12月4日

三菱重工マリンマシナリ、MET過給機搭載のDF主機完成、中国でお披露目

 三菱重工マリンマシナリは2日、MET過給機を搭載した世界最大2ストロークデュアルフェーエル(DF)主機「12X92DF」が完成したと発表した。同日、製造を手掛ける上海中船三井造船続き

2019年12月4日

CMS、適合油の主機トラブルに対応

 中国船舶工業集団(CSSC)子会社のCSSCマリンサービス(CMS)は11月28日、硫黄分0.5%以下の低硫黄燃料油(適合油)使用時に起こり得る主機始動トラブルに対応するレトロフ続き

2019年12月4日

日舶工、長崎総科大で説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は11月25日、長崎総合科学大学グリーンヒルキャンパスで「舶用工業説明会」を実施した。工学部船舶工学科の1~3年生約70人が参加した。  説明会は前半と続き

2019年12月4日

青島SunRui、スクラバー初号機搭載

 中国国営造船グループ、CSIC(中国船舶重工集団)傘下の青島双瑞海洋環境工程(山東省青島市、青島SunRui)は11月28日に、ギリシャ船主のオーシャンゴールド・タンカーズが保有続き

2019年12月3日

《シリーズ》海事クラスターの危機と活路/国交省・大坪氏/尾道造船・中部氏対談<下>、造船集約や共同設計は避けられない

■個別設計ではもう戦えない  中部「日本造船所が船型の推進効率だけで差別化できるのは、あと数年ではないか。その後は何で差別化していくか。当社がジャパンエンジンコーポレーションと協続き

2019年12月3日

台湾船主ウィズダム・マリン、尾道造船に37型バルカー発注

 台湾船主ウィズダム・マリン(慧洋海運)は11月29日、尾道造船グループが建造する3万7000重量トン型バルカーの購入を取締役会で承認したと発表した。発表によると、今回新造整備を決続き

2019年12月3日

名村造船、82型BC4隻受注、ギリシャ船主ヴロンタドス向け

 海外紙によると、名村造船所はこのほど、ギリシャ船主ヴロンタドスから8万2000重量トン型バルカー計4隻を受注したようだ。納期は2020~21年となっており、以前に成約したものが表続き

2019年12月3日

今治造船・JMUの提携、国内造船の競争環境にも影響、大型船の勢力図変化

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)が提携を決めたが、業務提携の対象となる船種によっては、韓国・中国勢との競争だけでなく国内造船所間の競争環境も大きく変わりそうだ。  続き

2019年12月2日

今治造船とJMUが提携、大型商船の営業・設計で合弁、資本提携も

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)は11月29日、資本提携と業務提携で基本合意したと発表した。今治造船がJMUに一部出資するほか、両者で商船の特定船種について共同で営続き

2019年12月2日

今治との提携に踏み切ったJMUの方針転換、「業界標準の争奪戦」も視野か

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の提携が実現した背景には、これまで自社内での技術の囲い込みを続けてきたJMU側の方針転換が大きく作用した。中国・韓国の造船集約に対す続き

2019年12月2日

《シリーズ》海事クラスターの危機と活路/国交省・大坪氏/尾道造船中部氏対談<中>、海上輸送で国内物流を変革できる

■荷主も造船所も喜ぶ輸送合理化  司会 尾道造船が造船所ながらいま内航物流を新たに手掛けようとしているのはなぜか。  中部「陸と海の物流の垣根を取り払い、スペシャリストの力を借り続き

2019年12月2日

現代ビナシン、61型バルカー受注、ギリシャ船主向け2隻

 海外紙によると、韓国の現代尾浦造船のベトナム造船所、現代ビナシンは、ギリシャのアトランティック・バルク・キャリアーズから6万1000重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。納期は続き

2019年12月2日

現代重工とアヴィバ、造船デジタル化で提携

 造船設計システム大手のアヴィバは11月28日、現代重工業との間でデジタル・トランスフォーメーション事業を活性化させる業務契約を結んだと発表した。設計システムや、製品ライフサイクル続き

2019年12月2日

日舶工、東海大で舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は11月21日、東海大学清水キャンパスで「舶用工業説明会」を開催した。海洋機械工学専攻の3年生40人以上が参加し、各企業の講演などを通じて業界への理解を深続き

2019年11月29日

《シリーズ》海事クラスターの危機と活路/国交省・大坪氏/尾道造船・中部氏対談<上>、造船苦境の要因は人材・老朽化

 日本海事クラスターの課題の1つは、造船業の苦境だ。日本海事産業の競争力強化を政策の主眼に置いてきた国土交通省の大坪新一郎海事局長と、新燃料エンジンや内航物流構想など造船所の枠を超続き

2019年11月29日

フィーダーコンテナ船発注が一巡、年間50隻に半減、韓国船社の整備中心に

 3000TEU級以下のコンテナ船の新造整備が一巡した。ここ数年は1000~3000TEU級のコンテナ船で年間100隻超の新造発注があったが、今年は50隻規模と例年に比べて発注隻数続き

2019年11月29日

海洋工場、赤字や工場閉鎖続く、掘削・作業船が鈍化、フィンカンチェリも2工場閉鎖

 海洋開発市況の回復基調が鈍化し、作業船や掘削用構造物の建造・修繕を手掛ける造船所が不況から脱し切れていない。赤字決算が相次ぐほか、工場閉鎖・売却なども多く、このほどフィンカンチェ続き

2019年11月28日

中国船舶集団、艦船・技術に主眼、統合後方針、「生産過剰を積極解決」とも

 中国の国営造船グループが合併して発足した中国船舶集団は、艦艇建造に主眼を置く方針を表明した。合併の狙いとしては艦船事業と技術力の強化を挙げている。雷凡培董事長が現地紙のインタビュ続き

2019年11月28日

韓国中堅造船、受注低迷が深刻化、1~9月新造成約は17隻

 韓国の中堅以下の造船所の受注低迷が深刻化している。韓国輸出入銀行の統計によると、韓進重工業やSTX造船海洋ら韓国の中堅造船所が今年1~9月に受注した新造船は、17隻・38万CGT続き

2019年11月28日

船技協、船陸間データ通信に係る規格主導、ISO/TC8/WG10で日本提案

 日本船舶技術研究協会(船技協)は、今月11日と15日にノルウェー・トロンハイムで開催された、ISO/TC8/WG10(国際標準化機構/船舶及び海洋技術専門委員会/スマートシッピン続き