2020年2月18日
《連載》発注残比率にみる新造船市場③
建造ヤード減少、注力船種明確に
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バルカーやタンカーの新造発注残をみると、建造ヤードの減少や注力船種への集中が顕著にみられるようになってきている。さらに、1つの造船所が4隻以上のまとまったロットで受注しているケースも多くみられるのも特徴的だ。新造船マーケットは、既存船隊に占める新造発注残の割合(発注残比率)が歴史的な低位となっても発注再開の兆しが見られないが、建造ヤードの減少など好材料もある。
昨年12月末時点のバル...
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