寡占課題視でガス船分離可能性も
現代重工と大宇造船の合併審査

　韓国紙によると、現代重工業と大宇造船海洋の合併をめぐる各国の企業結合審査で、ガス船建造事業の分離・売却等が承認の条件になる可能性が指摘されているようだ。２グループの合併で特に市場寡占度が高まるＬＮＧ船や大型ＬＰＧ船の競争状況を維持することで、合併の承認を得るとの観測だ。 　企業結合審査では、競争法当局が特定製品の市場寡占度を問題視する場合、該当する製品事業の分社や競合企業への売却などの...