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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年4月3日

<コロナショック>舶用メーカー、東南アジア拠点に打撃、移動制限や外出禁止、船舶修繕や部品供給に影響

 新型コロナウィルス感染拡大の終息の兆しは見えず、各国で渡航禁止・外出制限といった規制が広がる。舶用メーカーによると、中国国内では一時期の混乱が落ち着き、人の移動制限は続いているも続き

2020年4月3日

IHI、愛知のクレーン撤去へ、事業所組織は廃止

 IHIは3月31日付で、旧愛知工場の事業所組織を廃止する。来月にはドック上のゴライアスクレーンの解体も始まる見通しだ。  愛知事業所は2018年11月で生産工場としての機能を終了続き

2020年4月3日

NK、eラーニングの契約数が200件突破、「はじめての海運・造船講座」で

 日本海事協会(NK)は2日、新入社員・内定者研修向けeラーニング「ClassNKアカデミー はじめての海運・造船講座」が、開始から約2カ月で契約件数200件を突破したと発表した。続き

2020年4月3日

ヤンマー、マリン事業の新会社設立、アジア地域の舟艇・海洋機器の開発・生産へ

 ヤンマーホールディングスは1日、マリン事業の更なる成長を図るため、ヤンマーマリンインターナショナル(本社=オランダ、YMI)の傘下にヤンマーマリンインターナショナルアジア(YMI続き

2020年4月3日

東芝、舶用リチウム電池でNK承認、リチウム電池モジュールでは国内初認定

 東芝は3月31日、同社のリチウムイオン電池「SCiB」を使用した「電池モジュール&コンポーネント」が、日本海事協会(NK)の船舶への適用を承認する鑑定書を取得したと発表した。NK続き

2020年4月3日

相浦機械、機器の状態監視システム実用化へ、トライボテックスと共同開発

 相浦機械はこのほど、摩擦・摩耗診断を専門とするトライボテックス(本社=愛知県、川畑雅彦社長)と共同で、舶用機器向け状態監視システム「IKNOW-HYDRAULIC WEB DOC続き

2020年4月3日

ヤマニシ、事業管財人にJMU元常務・出本氏、スポンサー確定は5月末に延期

 ヤマニシは1日、事業家管財人の候補にジャパンマリンユナイテッド(JMU)元常務の出本政德氏(現JMUディフェンスシステムズ顧問)を選任したと発表した。また、現在進めているスポンサ続き

2020年4月3日

サムスン/中国塗料、塗料を共同開発、LNG船に初適用

 サムスン重工業は1日、中国塗料と共同開発した環境負荷の少ない水性塗料を、18万立方㍍型LNG船に初適用したと発表した。  新開発の塗料は、VOC(揮発性有機化合物)含有量が少ない続き

2020年4月2日

サノヤス造船、ガスタンク事業拡大へ製造建屋竣工、水島製造の初案件受注内定

 サノヤス造船はガスタンク事業の拡大を図っている。大阪製造所でのLPGタンク製造に加えて、水島製造所でのLPGタンク製造に向けたガスタンク製造ラインの建屋が3月末に竣工した。水島で続き

2020年4月2日

大宇造船、VLCC1隻受注、パンオーシャン向け、21年納期で

 韓国の大宇造船海洋は3月31日、同国船社パンオーシャンからVLCC1隻を受注したと発表した。納期は2021年第3四半期。船価は不明。硫黄酸化物(SOx)スクラバーを搭載する。調印続き

2020年4月2日

海技研所長に元JMU安部氏、うみそら研理事長は港湾航空研の栗山氏

 海上技術安全研究所(海技研)の所長に4月1日付で前ジャパンマリンユナイテッド(JMU)常務の安部昭則氏が就任した。海技研トップに造船所幹部経験者が就くのは住友重機械出身の中西堯二続き

2020年4月2日

重工各社、「広い視野で挑戦を」、新入社員向け社長あいさつ

 総合重工各社で1日、新入社員に向けた社長あいさつが行われた。今年はコロナウイルスの影響で、入社式を実施せず、映像や書面による社長あいさつの実施も目立った。あいさつでは「挑戦」や「続き

2020年4月2日

JMU・千葉社長、「変革の時こそ攻めの姿勢貫く」、入社式あいさつ

 ジャパンマリンユナイテッドの千葉光太郎社長は1日の入社式で「日本の造船業はまさに変革の時だが、攻めの姿勢を貫きたい。皆さんも厳しい時こそ一つ一つステップアップしてほしい」との言葉続き

2020年4月2日

バルチラ、コロナ影響で市場展望を撤回、財務への影響の定量化は困難と判断

 バルチラは3月31日、新型コロナウィルス感染拡大の影響を鑑み、今年1月に発表した2020年の市場展望を撤回すると発表した。各国のコロナ対策措置がバルチラの製品・サービス提供体制な続き

2020年4月2日

国内中小造船所、ネシア技術者10人を正社員採用、初のインターン制度で

 中小規模造船所の人材確保難の解決策として、製造現場だけでなく設計分野でも外国人を活用する動きが具体化している。日本中小型造船工業会が今年度から開始した初の外国人技術者のインターン続き

2020年4月2日

バルチラ/栗林商船、新型舵の開発・販売で協定、「ゲートラダー」で

 日本の研究所や海運会社、メーカーらが共同開発した新型舵「ゲートラダー」の開発と販売、サービスに関して、栗林汽船とバルチラがライセンスおよび協力契約を締結した。バルチラが3月30日続き

2020年4月2日

NK、「官公庁船規則」制定、防衛装備品の海外移転進展に寄与

 日本海事協会(NK)は3月31日、官公庁船および当該船舶に搭載される舶用機器を対象とした技術規則「官公庁船規則」を制定したと発表した。  官公庁船および当該船舶に搭載される舶用機続き

2020年4月1日

《創立70周年記念・社長インタビュー》湘南工作所・照沼國臣社長、製品のLED化推進、ニーズ汲み100年企業へ

 船舶用照明器具や車載用照明装置などを手掛ける、照明器具メーカーの湘南工作所。海上保安庁向けや災害・防災向け製品で強みを持つ。1950年創業で、今年3月で70周年。照沼國臣社長は本続き

2020年4月1日

<コロナショックとリーマンショック>船級協会、不況による経済的インパクト不明、大規模な人員整理などは回避か

 2008年のリーマン・ショックでは船級協会も大きな傷を負った。海運・造船ブームが終わりを告げ、新造船建造が急激に落ち込み、新造船の検査業務が大幅に減少。船級協会は人員整理や給料カ続き

2020年4月1日

サノヤスHD、赤字予想が縮小、下期受注2隻に止まり引当金減少

 サノヤスホールディングスは3月31日、2020年3月期の連結純損失が従来予想の25億円から19億円に縮まったと発表した(前の期は14億円の黒字)。下期の新造船受注が計画を下回り2続き