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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年2月13日

三井E&Sマシナリー、主機関10機種に集約し生産性向上、NOx規制強化で

 三井E&Sマシナリーは来年度、玉野機械工場で製造する舶用エンジンを、現在の約30機種からおよそ10機種に絞る。窒素酸化物(NOx)2次規制対応型から3次規制対応型へのシフトによっ続き

2020年2月13日

NK船級船、バラスト装置の未搭載船4177隻、引き続き22年に集中も改善

 日本海事協会(NK)がまとめた、今年1月末時点のバラスト水処理装置未搭載船は4177隻だった。昨年8月末から341隻減少した。  NK船級船は今年1月末で9134隻となった。この続き

2020年2月13日

日本メーカー、USCG承認申請活発化、クラレが申請、国内4社目

 日本メーカーの、米国沿岸警備隊(USCG)に対するバラスト水処理装置の承認申請が活発化している。今月4日には、クラレが「Microfade(マイクロフェード)II」で申請を行った続き

2020年2月13日

成東造船など経営再建造船所、レトロフィットや修繕業参入検討、需給ひっ迫で

 東アジアを中心に修繕ドックのキャパシティ不足が深刻化する中、韓国の成東造船海洋をはじめとした経営再建中の造船所が、修繕工事や改造(レトロフィット)工事事業への進出・拡大を検討して続き

2020年2月13日

JFE、JMU業績悪化で投資損失165億円

 JFEホールディングスは12日、持分法適用会社のジャパンマリンユナイテッド(JMU)の業績悪化を受けて、2020年3月期通期業績に持分法投資損失165億円を計上すると発表した。 続き

2020年2月12日

《連載》発注残比率にみる新造船市場②、21年以降は発注残比率わずか数%へ

 バルカーとタンカーの新造発注残をみると、大半の船型は今年の竣工予定船が6割以上を占めている。特にバルカーではパナマックス以下の船型は発注残のうち今年の竣工船予定船が7割と高くなっ続き

2020年2月12日

《連載》造船再編論・改④、「勝てる再編」への残り時間

■重工系とオーナー系  世界の造船業で生き残っているのは、「オーナー系造船所」と「国有造船所」ばかり。日本の課題は、強いオーナ系に対して、どちらにも当てはまらない「総合重工系続き

2020年2月12日

日本の一部造船所、納期遅延の不可抗力の可能性通知、新型肺炎で機器調達遅れ

 新型コロナウイルスによる肺炎による影響で、日本の造船所の建造工程にも影響が出てきている。関係筋によると、一部の造船所が船主に対して新造船の納期遅れに関する不可抗力(フォースマジュ続き

2020年2月12日

川崎重工、LPG焚きVLGC受注、クミアイ向け2番船

 川崎重工は10日、くみあい船舶100%出資のシンガポール船主、クミアイ・ナビゲーションからLPGを燃料として使用できる8万4000立方㍍型LPG船(VLGC)を受注したと発表した続き

2020年2月12日

三菱造船、比国向け94m型巡視船2隻受注、22年竣工

 三菱造船は、フィリピン沿岸警備隊(PCG)向け94m型多目的船(巡視船)2隻を受注した。フィリピン運輸省が7日発表した。2022年に竣工予定。フィリピン沿岸警備隊が保有する巡視船続き

2020年2月12日

デジタルツイン、ビジネスにいかに活用、船技協が開発プロジェクトの報告会

 日本船舶技術研究協会は10日、都内で「実データに基づく構造設計・建造・運航の革新に向けて」と題して、同協会が取り組む船体構造を対象としたデジタルツイン(船体構造デジタルツイン)の続き

2020年2月12日

国内造船の今期決算、4~12月期は7社中6社赤字、円高や台風も響く

 国内の総合重工の船舶部門と専業造船所計7社の2019年4~12月期決算は赤字が相次ぎ、内海造船を除く6社が営業段階で赤字決算だった。通期も総合重工3社の船舶部門が営業損益で赤字を続き

2020年2月12日

三井E&S、船舶営業赤字19億円、4~12月期、通期も赤字縮小

 三井E&Sホールディングスは10日、2019年4~12月期の船舶部門の連結営業損益が19億円の赤字だったと発表した。円高が響いた一方で、建造船の採算改善などにより、前年同期の66続き

2020年2月10日

《連載》造船再編論・改③、艦艇史からみた再編構想

■艦艇・商船の好循環モデル  「造船業の歴史は、艦艇事業が常に中心にある。この事実を脇に置いて業界再編などの議論はできない」とある造船関係者は語る。  日本の総合重工業の始続き

2020年2月10日

《連載》短期契約の世界⑤/造船所、ニーズ変化にアンテナ、船型傾向や売り方、変わる傾向

 日本の造船所にとっては、長期契約のプロジェクトをベースにした船隊整備が近年の柱の1つだった。契約環境の変化は、発注行動や船型などにも影響を及ぼすため、船型ニーズや発注形態の変化の続き

2020年2月10日

SOxスクラバー、適合油価格高騰で商談復活の兆し、大手で搭載再検討

 硫黄酸化物(SOx)スクラバーの商談が再び動き出している。複数のSOxスクラバーメーカー関係者が、年明けに硫黄分0.5%の規制適合油(VLSFO)価格が高騰したことを受けて、「落続き

2020年2月10日

現代重工グループ3期ぶり黒字化、前期、ウォン高逆風も海洋部門が回復

 韓国の現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋が6日発表した2019年12月期の連結税引前利益は900億ウォン(80億円)で、前の期の8540億ウォン(790億円)の赤字から続き

2020年2月10日

名村造船、4~12月期は133億円の経常赤字、通期は未定、新造船9隻受注

 名村造船所が7日発表した2019年4~12月期の経常損失は133億円(前年同期は31億円の赤字)だった。グループの佐世保重工業で納期遵守のために投入した人員過剰による原価の増加や続き

2020年2月10日

大宇造船、シャトルタンカー受注、クヌッツェン向け2隻、11年ぶり建造

 韓国の大宇造船海洋は7日、クヌッツェン・エヌワイケイ・オフショア・タンカーズ(KNOT)からLNG燃料推進装置を搭載した12万4000重量トン型のシャトルタンカー2隻を受注したと続き

2020年2月10日

造船春闘がスタート、重工労組が賃金改善3000円要求

 基幹労連傘下の大手総合重工の労働組合が7日、賃金改善3000円を軸とする要求を提出し、春季労使交渉(春闘)がスタートした。  基幹労連は今年は「20年度3000円、21年度300続き