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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年6月26日

米国防省が造船に資金注入、コロナ対策で艦艇基盤支援

 米国が新型コロナウイルス対策として自国造船所の支援策を立ち上げた。国内の艦艇建造基盤を維持するのがねらい。この一環として、艦艇造船所オースタルUSAに対して米国防総省が5000万続き

2020年6月26日

ABS、NOx3次規制でアドバイザリー発行

 米国船級(ABS)はこのほど、窒素酸化物(NOx)3次規制に対応したアドバイザリー「ABS Advisory on NOx Tier Ⅲ Compliance」を発行したと発表し続き

2020年6月25日

新造船価相場、コロナ前と一変、下落圧力強まる、海外造船が安値提示

 新造船価相場の下落圧力が強まっている。新造発注が世界的に低迷する中で、中国や韓国造船所が船価を一段下げて提示しており、新造船価相場は新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて一変。タ続き

2020年6月25日

《連載》検証:陳腐化リスク<下>、技術革新には改造前提の新潮流、新燃料は「時期尚早」、LNG化の是非が焦点

 陳腐化リスクをもたらす要因として懸念されているのは、就航船への燃費規制だけではない。もう1つは、環境対応や自律運航など技術革新(イノベーション)によって、技術面で船舶のデファクト続き

2020年6月25日

大島造船所、南尚代表が退任、南宣之氏が会長に昇格

 大島造船所は24日に株主総会を開き新役員体制を決議した。同社を30年以上にわたって率いた南尚最高代表取締役兼会長が取締役を退任。また2018年まで社長を務めた南宣之取締役が、代表続き

2020年6月25日

サムスン重工、ペトロブラスからの賠償請求棄却、竣工済みドリルシップで

 韓国のサムスン重工業は22日、竣工済みのドリルシップをめぐって用船者であるブラジル国営石油ペトロブラスの米国子会社から損害賠償請求訴訟を受けていた問題で、ペトロブラス側の請求が棄続き

2020年6月25日

ABBターボチャージング、過給機の定額保守サービス提供

 ABBターボチャージングは23日、2ストロークエンジン用の過給機を使用する顧客向けに、法定検査から次の法定検査までを継続的にフォローする定額サービスパッケージ「Turbo Mar続き

2020年6月25日

OKI、密漁監視ソリューションを開発、北海道3海域で実運用開始

 通信機大手の沖電気工業(OKI)は24日、密漁船や水中の不審なダイバーを監視・検知する「密漁監視ソリューション」を開発し、販売を開始したと発表した。開発に当たっては、同社が長年培続き

2020年6月25日

独フォイト、新型電動推進器を開発

 推進システムを手掛けるドイツのフォイトは17日、新型舶用電動プロペラ「electric Voith Schneider Propeller」(エレクトリック・フォイト・シュナイダ続き

2020年6月25日

SGMF、ガス焚き船の安全ガイドライン作成

 船舶燃料としてのLNGの普及を図る国際組織である「SGMF」はこのほど、ガス焚き船のメンテナンスに関する新たな安全ガイドラインを作成した。今後、IMO(国際海事機関)の環境規制な続き

2020年6月25日

NK、シートレードの安全イニシアチブ賞受賞

 日本海事協会(NK)は23日、英国の海事メディア・インフォーマ社が主催する「Seatrade Maritime Awards Asia 2020」で、サイバーセキュリティーに関す続き

2020年6月24日

《連載》検証:陳腐化リスク<上>、新燃費規則への懸念は後退、就航船と新造船の規制同内容、発注リスク低下

 今後の環境規制強化や技術革新の影響で保有船が陳腐化してしまうリスクを敬遠し、船主が新造船発注を見送っている。果たして、このリスクの実態はどうなっているのか。ネックの1つとみられて続き

2020年6月24日

<DIGITAL×Shipping>三井E&S造船、自律操船システム試作、実証や検証重ね21年商用化へ

 三井E&S造船は、避航航路の自律的な提案や自動離着桟操船などを行い人の操船を支援する「自律操船システム」の開発を急ぐ。昨年秋に自律操船に必要な情報表示や操作を行うディスプレーを配続き

2020年6月24日

中国造船、自国船社向けバルカー受注増加、揚子江船業が56型2隻成約

 中国造船所は、自国船社向けバルカーの受注が増加している。中国現地紙によると、中国民営の揚子江船業は、同国船社の上海港禄航運から5万6000重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。続き

2020年6月24日

現代重工、造船と海洋プラント事業統合、組織2割スリム化

 韓国の現代重工業は、造船部門と海洋プラント部門の2事業を統合して、部署の数を2割削減する。23日に発表した。組織をスリム化することで役員数やコスト削減を図る。  7月1日付で造船続き

2020年6月24日

欧州、政府補助金への対抗政策案、造船舶用工業会は歓迎の声明

 欧州委員会は17日、外国の政府補助金に関する白書を公表し、補助金を受けた海外企業による欧州企業の買収に制限をかけるなど公正な競争条件を確保するための政策案をまとめた。これを受けて続き

2020年6月23日

韓国、25年までに自律船実証、140億円かけ技術開発や国際標準化目指す

 韓国の産業通商資源部と海洋水産部は17日、自律運航船の開発プロジェクトを立ち上げたと発表した。2025年までの5年間で1603億ウォン(140億円)を投じて自律運航船の商用化を目続き

2020年6月23日

ABS、3Dモデルの船級検査で開発協力、中国国営設計会社と

 米国船級(ABS)はこのほど、中国国営の上海商船設計研究所(SDARI)と3Dデジタルモデルを使用した船級検査の開発に向けた共同開発プロジェクトを締結したと発表した。SDARIの続き

2020年6月23日

浅川造船ら、造船現場の木材を家具に再利用、「瀬戸内造船家具」として展開

 浅川造船らはこのほど、造船所で足場として用いた使用済み木材を家具の素材に再利用するプロジェクトを開始した。22日、発表した。古材特有の風合いを活かし、「瀬戸内造船家具」のブランド続き

2020年6月23日

三鈴マシナリー、川崎汽船子会社の営業事業を継承

 三鈴マシナリーはこのほど、川崎汽船グループ・ケイラインエンジニアリングから同社営業部門の事業譲渡を受け、今期から「三鈴エンジニアリンググループ」として営業を開始したと発表した。 続き