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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年3月27日

《シリーズ》海事クラスターの危機と活路/技術開発の復活策①、斎藤英明・国土交通省船舶産業課長、海技研に役割、先端技術は内航も

 国土交通省が昨年から開催した「海事産業将来像検討会」では、日本の技術体制が大きなテーマになってきた。国交省の斎藤英明船舶産業課長は、この検討会の議論を通じて、造船所や舶用メーカー続き

2020年3月27日

<緊急調査・海事産業のコロナショック>舶用メーカー、移動制限が実ビジネスに影響、納期遅延やエンジニア派遣難も

 海事産業の中で「コロナショック」による影響を最も大きく受けている業種の1つは、舶用メーカーといえそうだ。本紙が国内の舶用メーカーに対して聞き取り調査を行った結果、ヒト・モノの移動続き

2020年3月27日

ネステック、舶用温度計生産の印子会社現地化、現地スタッフ100人体制へ

 舶用温度計メーカーのネステック(千葉県習志野市、月岡周郎社長)はこのほど、同社製品を生産するインド子会社について、100%現地化を進めていることを明らかにした。移管に伴い、現地ス続き

2020年3月27日

三菱重工マリンマシナリ、新型過給機の初号機を受注、新造フェリー向け

 三菱重工マリンマシナリは26日、新造フェリー2隻向けに、新型過給機「MET-MBII」の初号機「MET33MBII」を受注したと発表した。過給機はJFEエンジニアリング製の機関「続き

2020年3月27日

東海汽船、川重、神戸でジェットフォイル着水式、“セブンアイランド結”と命名

 川崎重工業は26日、東海汽船と鉄道建設・運輸施設整備支援機構の共有船となるジェットフォイル“セブンアイランド結(ゆい)”の命名・着水式を、神戸工場で執り行った。  船主代表として続き

2020年3月27日

世界の造船業、受注残の船種に偏り、日本・中国はバルカー、韓国はガス船

 世界の造船業の受注残は、船種に偏りが大きくなっている。IHS統計(旧ロイド統計)の昨年末時点の手持ち工事量をみると、日本と中国はバルカー、韓国はガス船が約5割の水準となっており、続き

2020年3月27日

韓国NK、バラスト装置でUSCG承認

 韓国のバラスト水処理装置メーカーであるNKが23日、バラスト水処理装置2機種について、米国沿岸警備隊(USCG)の型式承認を取得した。バラスト水処理装置の評価を行うUSCGマリン続き

2020年3月26日

<緊急調査・海事産業のコロナショック>造船所、仕事不足と工程遅延リスク懸念、中長期の影響は見えず

 造船所は、マーケットの回復を期待していたところに、新型コロナウイルス問題で水を差された格好だ。新規商談がストップしたことに加えて「受注残ももはや安泰ではない」(造船所関係者、以下続き

2020年3月26日

《シリーズ・舶用新社長インタビュー》日本無線・小洗健社長、顧客目線で自社技術活用、収益力改善へ

 今月25日、日本無線の社長に小洗健氏(写真)が就任した。同社は船舶用通信機器や運航支援装置、漁業用機器といった製品を手掛けるほか、船舶の位置をスマートフォン上で確認できるアプリケ続き

2020年3月26日

NKの坂下新会長、デジタルと環境で業界と連携、「海事産業の変革支える」

 日本海事協会(NK)の坂下広朗会長ら新役員が25日、造船記者会と懇談し、今後の事業方針などを語った。坂下新会長は抱負として、主力の船級事業の発展に加えて、デジタル化と環境対策で海続き

2020年3月26日

NK、「海上輸送止めぬよう対応」、コロナ影響で旗国や船主と協力

 日本海事協会(NK)は25日の記者懇談会で、新型コロナウイルスの影響や対応について説明した。坂下広朗会長は「海上輸送がよどみなく行えるよう、必要な対応をとっている」と説明。また新続き

2020年3月26日

現代重工、LPG焚きVLGC最大2隻受注、新造整備じわり増加

 マーケットレポートによると、韓国の現代重工業は、英国に拠点を置くユニオン・マリタイムからLPG二元燃料推進の大型LPG船(VLGC)1隻プラス・オプション1隻を受注したようだ。船続き

2020年3月26日

欧州造船所、広がる操業中止、コロナ対応、協力工や技師移動難も背景

 新型コロナウイルスの感染が拡大する欧州では、工場の操業を休止する造船所が徐々に広がっている。政府方針や従業員の健康を考えて自主的に休止を判断しているほか、移動制限によってエンジニ続き

2020年3月26日

ABS/LR、共通構造規則ソフト改善

 米国船級(ABS)とロイド船級(LR)の合弁会社が、船舶設計評価ソフトウェアアプリケーション2種に新機能を追加した。ABSが10日に発表した。ソフトウェアは国際船級協会連合(IA続き

2020年3月26日

NAPA、新CEOにミッコ・クオサ氏

 船舶設計・運航ソフトウェア会社のNAPA(本社=フィンランド)は24日、NAPAデザインソリューションズ取締役副社長のミッコ・クオサ氏(写真)が、同日付で最高経営責任者(CEO)続き

2020年3月25日

≪シリーズ・舶用新社長インタビュー≫ターボシステムズユナイテッド、ロルフ・ボスマ氏、製品開発でデジタル変革、環境課題解決へ貢献

 昨年12月、ターボシステムズユナイテッド(TSU)の新社長に、ABBターボチャージング出身のロルフ・ボスマ氏(写真)が就任した。IHIとABB(スイス)の合弁会社として発足したT続き

2020年3月25日

韓国造船大手の新造船受注、1~2月は6割減でスタート

 韓国造船大手3社の今年1~2月の造船・海洋(オフショア)部門の新規受注実績は計17隻・12億ドルで、前年同期比63%減(受注金額ベース、以下同)となった。新型コロナウイルス感染拡続き

2020年3月25日

大韓造船、アフラ型タンカー2隻追加受注、ギリシャ船主向け

 海外紙によると、韓国の大韓造船はこのほど、ギリシャ船主ピーター・リバノス氏率いるサン・エンタープライズからアフラマックス・タンカー2隻を追加受注したようだ。納期は2021年で、船続き

2020年3月25日

DNVGL、スクラバー搭載船のシェア15%、代替燃料情報を更新

 DNVGLはこのほど、ウェブで公開している代替燃料に関する情報(AFI)を更新し、2018年春のSOxスクラバー搭載船は約400隻だったが、同年夏からの1年で追加3000隻以上が続き

2020年3月25日

専業造船、賃金改善はゼロ回答、造船春闘、3000円要求に対して

 造船や鉄鋼の労組からなる基幹労連の春季労使交渉では、専業造船所でも回答がほぼ出そろった。労働組合側が2020年度分の賃金改善として3000円を要求したが、各社の回答はゼロだった。続き