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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年7月10日

6月の輸組統計、新造船受注は5割減の34万トン、隻数も8隻と1ケタ台

 日本船舶輸出組合(輸組)がまとめた今年6月の輸出船契約実績は8隻・34万総トンで、トン数ベースで前年同月比52%減となった。トン数ベースで前年同月を5カ月連続で下回った。  6月続き

2020年7月10日

日本の新造船受注残、1444万トンと減少加速

 日本船舶輸出組合がまとめた今年6月末時点の手持ち工事量は318隻・1444万総トン(637万CGT)だった。5月末時点から156万総トン減と手持ち工事量の減少が加速し、1500万続き

2020年7月10日

商船三井テクノら、省エネバルブ・フィン舵を共同開発、5%超の省エネ効果を確認

 商船三井は9日、グループ会社の商船三井テクノトレードが同社やジャパンハムワージ、三井造船昭島研究所と共同開発する省エネバルブ・フィン舵について、単独で5%を超える省エネ効果を確認続き

2020年7月10日

クレブン造船が経営破綻

 海外紙によると、ノルウェー造船所クレブン・ベルフトが再建手続きを申請した。クルーズ船の建造で損失が悪化し、金融機関と債務の再編成の交渉を続けたが、まとまらなかった。  クレブン造続き

2020年7月9日

《連載》オーナー系造船の転機<下>、競合国との戦い、新事業の模索

 日本造船業の過去の失敗の1つは、対韓国戦略にあったというのが定説だ。1970~80年代、造船大手が韓国造船所の成長を見誤ったことにあった。当時、大手の技術経営者たちが韓国の工場や続き

2020年7月9日

<Green×Shipping>スウェーデン船社、LNG/バイオガス混焼船を起工、バッテリ―も搭載

 スウェーデン船社テルンタンクは6月30日、LNGとバイオガス(バイオメタン)の混焼エンジンを搭載する1万5000重量トン型タンカー2隻の建造を開始したと発表した。バッテリーも搭載続き

2020年7月9日

独チャートワールド、ECDISが国土交通省の承認、定額パッケージ提供

 電子海図などを手掛けるチャートワールド(ドイツ)は7日、同社のECDIS(電子海図情報表示装置)「eGlobe G2」が、国土交通省の型式承認を取得したと発表した。チャートワール続き

2020年7月9日

日本ペイントマリン、独の帆船修復プロジェクトに参画、1911年建造船に再塗装

 日本ペイントマリンはこのほど、ドイツで行われている1911年建造の貨物船“Peking”の修復プロジェクトに参画し、再塗装作業を終えた。耐衝撃性や耐摩耗性に優れる点が評価され、同続き

2020年7月9日

韓国造船大手、LNG焚きタンカーで営業攻勢、現代がキクラデスと新造交渉

 韓国造船大手がLNG焚きタンカーで営業攻勢をかけているようだ。海外紙によると、韓国の現代重工業は、ギリシャ船主キクラデス・マリタイムからLNG二元燃料推進に対応したVLCC2隻プ続き

2020年7月9日

新時代造船、スエズ型タンカー最大4隻受注、モビンケルスと初取引、船価5210万ドル

 海外紙によると、中国民営の新時代造船は、ノルウェー船主ルドビク・モビンケルス・レデリからスエズマックス・タンカー2隻プラス・オプション2隻を受注したようだ。新時代造船は同船主と初続き

2020年7月9日

中北製作所、20年通期は減収減益

 中北製作所の2020年5月期単体決算は、売上高が前の期比2%減の186億円、営業利益が12%減の10億円、経常利益が11%減の12億円、純利益が18%減の7億4100万円で減収減続き

2020年7月9日

印造船大手が売却入札、露造船らが買収意向

 海外紙によると、インド財閥リライアンス・グループ傘下の造船所、リライアンス・ナバル・アンド・エンジニアリング(RNEL)が経営破綻し、売却入札に進んだ。ロシア国営造船グループらが続き

2020年7月8日

《連載》オーナー系造船の転機<上>、不況世代の退任、成功モデルの岐路

 日本の専業造船所群、その中でも非上場のオーナー系造船所で、前回の造船不況時から経営トップを務め、現在のビジネスモデルを作り上げたオーナー世代が、経営の前線から退く。一方、競争環境続き

2020年7月8日

臼杵造船所、19型ケミカル船1隻受注、オール二相ステンレス仕様

 情報筋によると、臼杵造船所(大分県臼杵市)は、国内船主から1万9700重量トン型ケミカル船1隻を受注したようだ。新型コロナウイルスの感染拡大前に受注した案件が表面化したもよう。受続き

2020年7月8日

STX造船、手持ち工事1年分割り込む、受注低迷で希望退職募集

 韓国現地紙によると、STX造船海洋は、新造船の受注低迷を受けて、手持ち工事が1年分を割り込んだようだ。現在の受注残はMR型プロダクト船8隻とみられ、最終船の納期は来年第1四半期頃続き

2020年7月8日

NK、米サイバー対策機関に船級として初加盟

 日本海事協会(NK)は7日、米国の海事分野に特化したサイバーセキュリティー情報共有・分析機関「MTS-ISAC」に加盟したと発表した。同機関に船級協会、また米国外の法人が加盟する続き

2020年7月8日

J-ENG、新社屋・新倉庫をYouTubeで公開

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は6日、今年3月に完成した新社屋と新倉庫建屋、今月完成した新倉庫の自動ラックを、同社のYouTubeチャンネルで公開した。  J-続き

2020年7月8日

独フォイト、オフショア船へ新型電動推進器

 ドイツの推進器メーカー・フォイトは、ノルウェーの海運大手オステンジョー(Ostensjo)の新型オフショアサービス船4隻向けに、先月販売を開始した新型の舶用電動プロペラ「エレクト続き

2020年7月7日

赤阪鐵工所、舶用防音室が国交省の承認取得、内航船での利用が可能に

 赤阪鐵工所は6日、同社の舶用防音室「マーリエ」が国土交通省の型式承認を取得し、内航船での利用が可能になったと発表した。年々強化傾向にある、騒音規制に対応。近年需要が高まっている船続き

2020年7月7日

CSBC、洋上風力向け大型起重機船受注、22年末完工

 台湾国際造船(CSBC)は先月末、風力発電事業の合弁会社、台船環海風電工程と洋上風力向けの大型フローティングクレーン1基の建造契約を締結したと発表した。2022年末に完工し、23続き