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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年10月18日

川崎重工が企業動画、創業者の川崎正蔵に焦点

 川崎重工業が15日から、企業ビジョンをテーマにした新たなショートムービーを動画配信サイトのユーチューブなどで公開した。川崎造船所の創業者・川崎正蔵が日本初の西洋型船舶を建造したこ続き

2021年10月15日

《連載》新燃料へのエンジン開発②、需要拡大するLNG焚き機関、メタンスリップ削減が重要テーマに

 温室効果ガス(GHG)排出の少ない燃料への転換としてLNGを燃料とする二元燃料(デュアル・フューエル=DF)エンジンの導入が広がっている。LNGは脱炭素燃料の普及までの移行期を担続き

2021年10月15日

韓国輸出入銀、ギリシャ船主と金融協定、韓国造船への発注喚起

 韓国輸出入銀行は12日、韓国造船業の受注拡大に向けて、ギリシャを訪問し、ギリシャ船主と金融協定書を締結したと発表した。同銀行は8日、ギリシャ船主アンジェリコシスと協定書を締結した続き

2021年10月15日

ヤンマー、燃料電池システム23年市場投入へ、航行試験で世界初の70MPa高圧水素を充填

 ヤンマーホールディングスは13日、グループ会社のヤンマーパワーテクノロジーが、燃料電池システムを搭載した実証試験艇に、世界で初めて70MPa(メガパスカル)の高圧水素を充填し、航続き

2021年10月15日

JRCS、デジタルソリューションの機能拡張、ENC・各種情報の重畳、船舶接近通知機能など

 JRCSは14日、同社のデジタルサービスブランド「infoceanus(インフォシアナス)」シリーズの、船員負担を軽減するメンテナンスソリューション「assist」、船舶の安全運続き

2021年10月15日

名村造船所、新型ケープサイズの1番船竣工、182型バルカー“淡路山丸”

 名村造船所は14日、伊万里事業所で建造していた18万2000重量トン型バルカー“Awajisan Maru(淡路山丸)”を引き渡した。契約船主はMTO MARITIME,S.A.続き

2021年10月15日

OKI、俯瞰映像監視システムの販売開始、AI活用で遠隔運用を支援

 沖電気工業(OKI)は14日、車両・船舶・ロボットなど移動体の周囲360度を遠隔から監視できるリアルタイムリモートモニタリングシステム「フライングビュー」の販売を開始した。4台の続き

2021年10月15日

中国造船業の統計、造船用厚板価格が高止まり、船価指数も上昇

 中国船舶工業行業協会(CANSI)は13日、9月時点での中国の造船用厚板価格と新造船価指数の統計を発表した。主要地区の造船用厚板の月間平均価格は統計数値を示す2016年以来の最高続き

2021年10月15日

MAN/DPワールド、海上輸送の脱炭素化で連携

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は12日、大手ターミナルオペレーターのドバイ・ポーツ・ワールド(DPワールド)と、海上輸送のエネルギー転換に向けた協力協定を結んだと発表し続き

2021年10月14日

国内造船の新造船建造量、21年は過去15年で最低水準のペース、9月時点で807万トン

 日本の造船所の今年の新造船建造量は、過去15年で最低水準となるペースで推移している。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、2021年1続き

2021年10月14日

スエズ運河に造船所建設計画、サムスン重工が参加

 エジプトがスエズ運河近隣に造船所を建設する計画だ。韓国紙によると、スエズ運河庁が11月1日頃に、韓国のサムスン重工業と造船所建設の覚書(MOU)を交わす予定。投資額は15億ドル(続き

2021年10月13日

《連載》造船所の船型開発動向②、バルカーは日本が大半で先行も

 今年の新造船市場では、ドライバルク市況の高騰もあり、日本や中国造船所が主力とするバルカーの新造発注が相次いでいるが、新たに開発した新デザインでの受注が多かったのも特徴だ。バルカー続き

2021年10月13日

《連載》舶用工業、成長への布石、中北製作所・宮田彰久社長、カギはデータサイエンス

 船舶用バルブを中心とした流体制御装置を手掛ける中北製作所は、今後の勝ち残りに向けたカギとして、流体制御に関するデータサイエンスに注力する方針だ。宮田彰久社長は「データサイエンスを続き

2021年10月13日

日本の新造船受注、年間1500万総トン超ペースに、1~9月2.5倍の1221万総トン

 日本の新造船受注は、規制前の駆け込み発注があった2015年に次ぐ高水準となっている。日本船舶輸出組合(輸組)が12日発表した今年1~9月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は計2続き

2021年10月13日

日本の新造船受注、9月は横ばいの94万トン、25年度竣工船初成約

 日本船舶輸出組合(輸組)が12日発表した今年9月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は22隻・94万総トンで、トン数ベースで前年同月とほぼ同水準となった。月間100万総トンをわず続き

2021年10月13日

日本の新造船受注残、ほぼ横ばいの1775万総トン

 日本船舶輸出組合がまとめた今年9月末時点の手持ち工事量は360隻・1775万総トン(790万CGT)で、今年8月末時点と比べて2万総トン減少した。2020年の竣工量を基準にすると続き

2021年10月13日

大連船舶重工、世界初のLCO2船建造が決定、北欧ノーザンライツ計画向けに2隻

 世界初の大型液化二酸化炭素運搬船(LCO2)の建造が正式に決まった。ノルウェーの二酸化炭素回収・貯留(CCS)プロジェクト「ノーザンライツ」向けに、中国国営造船の大連船舶重工が7続き

2021年10月13日

現代重工グループ、創業3代目の鄭氏が社長昇格、30年ぶり創業一族が経営トップに

 造船最大手の韓国・現代重工業グループで、創業3代目にあたるチョン(鄭)・キスン氏が経営トップに就く。現地紙によると、グループ持株会社の現代重工ホールディングスと造船事業持株会社の続き

2021年10月13日

中北製作所、21年6~8月期は減収減益

 中北製作所の2021年6~8月期単体決算は、売上高が前年同期比17%減の39億円、営業利益が80%減の6800万円、経常利益が65%減の1億4100万円、純利益が64%減の970続き

2021年10月12日

造船再編撤退で国内は各船種とも寡占化、狭まる「日本建造」の選択肢

 国内造船業ではこの数年の間に造船所のグループ化や工場撤退、製品見直しが相次いだ。この結果、ケープサイズ・バルカーやVLCC、コンテナ船など、大型船を中心に多くの船種で1~2社への続き