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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年6月24日

韓国造船大手、1~5月新規受注7倍超の194億ドル、200隻規模を成約

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1~5月累計の新規受注実績は計196隻・194億ドルで、前年同期の7.2倍(受注金額ベース、以下同)となった。発注が続くメガコ続き

2021年6月24日

中国造船の新造船受注、1~5月は3倍の3274万トン、前年年間実績超え

 中国船舶工業行業協会(CANSI)によると、中国造船業の今年1~5月の新造船受注量は前年同期比2.8倍の3274万重量トンだった。コンテナ船を中心とした成約増加により受注回復が鮮続き

2021年6月24日

フィーダーコンテナ船の新造、実績のない造船所にも引き合い、船台不足で

 新造発注が続くフィーダーコンテナ船では、建造実績の少ない造船所や建造実績のない一部の造船所に対しても問い合わせや引き合いが出てきているようだ。今年に入ってからの発注増加を受けて、続き

2021年6月24日

NK、燃費格付けの簡易計算ツールなど提供、就航船燃費規制の情報提供ページ更新

 日本海事協会(NK)は23日、今月10日~17日にかけて開催されたIMO(国際海事機関)の第76回海洋環境保護委員会(MEPC76)の結果を受け、ウェブサイト上の就航船の燃費性能続き

2021年6月24日

政府、造船業の生産性向上を促進、成長戦略を閣議決定

 政府は18日の臨時閣議で、新たな成長戦略実行計画・成長戦略フォローアップを決定した。海洋分野については、造船所におけるDXやサプライチェーン横断的な企業間連携・協業などにより、造続き

2021年6月24日

中国民営・黄海造船、独船主から1800TEU型船初受注、漁船主力が参入

 中国民営の黄海造船は、ドイツ船主ブリーズ・シフファートから1800TEU型コンテナ船4隻を受注した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が21日公表した。黄海造船は漁船などの内航の続き

2021年6月24日

ABB/ケッペル、星港でタグ遠隔操船試験、ジョイスティックで制御

 ABBは21日、シンガポールのケッペル・オフショア・アンド・マリンとともに、混雑港であるシンガポール港で、東南アジア初のジョイスティックによるタグボートの遠隔制御に成功したと発表続き

2021年6月24日

バルチラ、LNG燃料タグに主機など搭載

 バルチラは21日、ハイスラ・ネーション(Haisla Nation)とシースパン・マリン・トランスポーテーションの合弁会社である、カナダのハイシー・マリン(HaiSea Mari続き

2021年6月24日

日本舶用機関整備協会、定時総会

 日本舶用機関整備協会は16日、都内で第10回定時総会を開催した。冒頭、荒井誠二会長があいさつし、事業の柱の舶用機関整備士制度で昨年度末の舶用機関整備士の登録資格者数が2823人と続き

2021年6月24日

韓国斗山、ナビゲートと燃料電池合弁会社設立を協議

 海外報道によると、韓国の斗山グループで燃料電池を手掛ける斗山フュエルセルと、シンガポールに本社を置く海運会社ナビゲートが、舶用水素燃料電池関連の合弁会社設立に向けた協議を進めてい続き

2021年6月23日

《連載》造船不況の出口(下)、コストと技術、再構築の契機に、日本造船、不況で見えた弱点克服へ

 2009年から始まった造船不況で、初期には好況期の貯えや技術でアドバンテージを持っていた日本造船業。だがここ数年はこの優位性が失われ、中国の低船価と韓国の技術対応力に対して劣勢を続き

2021年6月23日

現代重工グループ、完全自動運航船の実験に成功、韓国初

 現代重工業グループは16日、グループ子会社で自動運航船を開発するアヴィクス(Avikus)が、韓国初の完全自動運航の実証実験に成功したと発表した。浦項(ポハン)市で開催されたデモ続き

2021年6月23日

滬東中華造船、LNG船3隻受注、中国石油向け

 中国船舶集団(CSSC)の滬東中華造船は21日、同国の中国石油グループの中国石油国際事業から17万4000立方㍍型のLNG船3隻を受注したと発表した。建造契約には18日に調印した続き

2021年6月23日

大宇造船、LNG焚きメガコンテナ船6隻受注、欧州船主向け、船価1.7億ドル

 韓国の大宇造船海洋は22日、欧州船主からLNG二元燃料推進のコンテナ船6隻を受注したと証券取引所に告示した。2024年末までに順次引き渡す予定。契約総額は1兆1225億ウォン(約続き

2021年6月23日

オーケーエム、液化水素用バタフライバルブ研究開発、経産省サポイン事業に採択

 オーケーエムは18日、同社らによる「液化水素を安定的に封止する革新的構造を備えた水素社会の実現に不可欠な大口径バタフライバルブの研究開発」が、今年度の経済産業省「戦略的基盤技術高続き

2021年6月23日

三菱重工、新型護衛艦3番鑑“のしろ”命名式

 三菱重工業は22日、長崎造船所本工場で建造している防衛省向け3900トン型護衛艦の命名・進水式を行った。「もがみ」型護衛艦の3番艦で、“のしろ”と命名された。艤装工事を行い、来年続き

2021年6月22日

《連載》造船不況の出口(上)、鋼材高に苦戦でも展望開ける、供給不足で船価に先高観

 造船業界を取り巻く環境が、この半年で様変わりした。コンテナ船市況の高騰とドライバルク市況の回復を受け、堰を切ったように新造船発注が拡大。韓国造船所、中国造船所に続き日本造船所でも続き

2021年6月22日

日舶工の木下新会長、技術開発力の強化で国際競争力確保を、業界活動の活性化・人材育成も注力

 日本舶用工業会(日舶工)の新会長に就任した木下茂樹氏(ダイハツディーゼル会長、写真)は18日に就任会見を開き、抱負と活動方針などを語った。事業の主な柱として、国際競争力の強化、業続き

2021年6月22日

日本シップヤード、アルベルタからVLCC受注、JMUで建造

 情報筋によると、今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の共同営業設計会社、日本シップヤード(NSY)はこのほど、ギリシャ船主アルベルタ・シップマネジメントからVLCC1隻続き

2021年6月22日

ABB、新型過給機を日本製機関向けに初受注、ケミカル船向けのマキタ製MAN主機に

 ABBはこのほど、小型2ストロークエンジン向けに最適化を図った最新型低速エンジン用過給機「A255-L」を、日本製エンジン向けに初受注した。舶用ディーゼルエンジンメーカーのマキタ続き