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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年9月13日

造船鋼材需要、26年ぶり低水準、今年度9%減の245万トン、来年度は増加か

 日本造船工業会加盟造船所の2021年度の鋼材購入量は、前年度比9%減の245万トンとなる見通しだ。鋼材需要が250万トンを下回るのは1995年以来、26年ぶり。新造船受注が急速に続き

2021年9月13日

中船動力、中国建造大型船に主機と発電機31基受注

 中国船舶集団(CSSC)傘下の中船動力集団がこのほど、同グループの滬東中華造船が建造する大型船4隻向けに、主機関11基と発電機20基の計31基を受注した。中国船舶工業行業協会(C続き

2021年9月13日

ABB、エネルギー貯蔵システムをコンテナ化

 ABBは9日、船舶向けのコンテナ化したエネルギー貯蔵システム(ESS)を発表した。組み立て済みのユニットのため就航船でも設置が容易で、メンテナンス性にも優れ、燃料消費量や排出量の続き

2021年9月10日

《連載》中国修繕ドックのLNG船対応①、上海華潤大東船務工程、人材・設備に5年前から本格投資

 巨大設備などを背景に世界の修繕基地としての地位を確立した中国。近年はバルカーやタンカーだけでなく、高付加価値船の修繕も手掛けるようになった。オフショア、FPSO(浮体式海洋石油・続き

2021年9月10日

内海造船、台湾ナビゲーションからフェリー受注、海外向けフェリー2件目

 内海造船は9日、台湾船社の台湾ナビゲーションから600人乗りフェリー1隻を受注した。内海造船は豊富な国内向けフェリーの建造で培ったノウハウを生かして海外向けフェリー市場の開拓を進続き

2021年9月10日

J-ENG、全電子制御50LSH型機関完成、新来島建造ケミカル船に初号機搭載

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は8日、排気動弁系を電子化し、フル電子制御仕様とした「6UEC50LSH-Eco-C3-EGR」型機関の初号機の陸上公試・開放検査が続き

2021年9月10日

大連船舶重工、85型バルカー2隻受注、中国船社向け

 海外紙によると、中国国営造船グループ中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工は、同国船社向けの8万5000重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。納期は2023年とみられる。船続き

2021年9月10日

クロアチア船主ジャドロプロフ、中国造船に63型バルカー最大3隻発注

 中国紙によると、クロアチア船主ジャドロプロフ(Jadroplov)は、6万3000重量トン型バルカー2隻プラス・オプション1隻を中国造船所に発注したようだ。納期は2023年とみら続き

2021年9月10日

ヤンマーパワーテクノロジー、DF機関「6EY22ALDF」を初受注、LNG燃料石炭船に

 ヤンマーホールディングスは8日、グループ会社のヤンマーパワーテクノロジーが、名村造船所が商船三井向けに建造するLNG燃料大型石炭専用船に、発電用機関として舶用デュアルフューエル(続き

2021年9月10日

バルチラ、CCS技術開発を推進

 バルチラは8日、二酸化炭素(CO2)を回収・貯留する「CCS」の実現を目指すコンソーシアムLINCSS(linking carbon capture and storage)に参続き

2021年9月10日

高知大キャリア講座、SKKが講演

 高知大学が7日に開催した学生向けキャリア教育講座にSKKが参加し、自社概要や製品、実際の仕事内容などについて講演した。同大学の2~3年生を中心に約80人が受講した。日本舶用工業会続き

2021年9月10日

サムカンM&T、洋上風力用パイプ製作の納期変更

 韓国サムカンM&Tは8日、鉄鋼最大手アルセロール・ミタルから受注していた洋上風力のパイプ製作の納期を変更したと証券取引所に告示した。納期を3カ月延期し、新たな納期を今年12月に設続き

2021年9月10日

現代重工ら、グリーン水素開発で業務協約

 韓国の材料科学研究所(KIMS)は7日、現代重工業エンジン機械部門と釜山大学校の3者で、グリーン水素を主軸とした技術開発に向けた業務協約を結んだと発表した。グリーン水素製造システ続き

2021年9月10日

バルチラ、コンテナ型バッテリー展開

 バルチラは7日、内陸水路航行船向けのコンテナ型のモバイルバッテリーを開発し、このほど104TEU型船に提供したと発表した。同船は、電力のみで運航可能となる。2020年にロッテルダ続き

2021年9月10日

ABS、CO2回収・貯蔵技術の可能性評価

 米国船級協会(ABS)はこのほど、二酸化炭素の回収・利用・貯蔵に関するガイダンスを発行したと発表した。『ABS白書:二酸化炭素の回収・利用・貯蔵』と題した同ガイダンスでは、これら続き

2021年9月9日

日舶工、次世代海洋エンジニア会始動、業界発展へ若手技術者が交流

 日本舶用工業会(日舶工)は若手技術者の人材育成の一環として、8月31日と9月1日の2日間にわたり、「次世代海洋エンジニア会(NGMEA>:Next Generation Mari続き

2021年9月9日

漁船主力ヤードがコンテナ船に転換、中国・黄海造船が小型船相次ぎ受注

 コンテナ船の運賃が好調なことを受けて、漁船を主力に建造していた中国造船所がフィーダー級のコンテナ船を相次いで受注している。中国現地紙によると、中国民営の黄海造船は、ノルウェー船主続き

2021年9月9日

古野電気、無人船の非常対応システム開発、無人運航船プロジェクトで

 古野電気は8日、同社が参画する内航船の無人運航船プロジェクト「DFFAS(Designing the Future of Full Autonomous Ship)」において、陸続き

2021年9月9日

中船澄西、37型アスファルト船最大2隻受注

 中国国営造船所の中船澄西船舶修造は、オランダ船主から3万7000重量トン型アスファルト船1隻プラス・オプション1隻を受注した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が7日明らかにした続き

2021年9月8日

《連載》データに見る造船プレイヤーの変遷<中>、大型ドックで何を建造するか

 大型船市場では、大型や新鋭の建造設備を持つ韓国や中国造船所が建造シェアを伸ばしている。こうした厳しい競争環境の中、大型ドックを持つ日本の造船所では、今後どのような船種・船型で受注続き