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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年10月15日

名村造船所、新型ケープサイズの1番船竣工、182型バルカー“淡路山丸”

 名村造船所は14日、伊万里事業所で建造していた18万2000重量トン型バルカー“Awajisan Maru(淡路山丸)”を引き渡した。契約船主はMTO MARITIME,S.A.続き

2021年10月15日

OKI、俯瞰映像監視システムの販売開始、AI活用で遠隔運用を支援

 沖電気工業(OKI)は14日、車両・船舶・ロボットなど移動体の周囲360度を遠隔から監視できるリアルタイムリモートモニタリングシステム「フライングビュー」の販売を開始した。4台の続き

2021年10月15日

中国造船業の統計、造船用厚板価格が高止まり、船価指数も上昇

 中国船舶工業行業協会(CANSI)は13日、9月時点での中国の造船用厚板価格と新造船価指数の統計を発表した。主要地区の造船用厚板の月間平均価格は統計数値を示す2016年以来の最高続き

2021年10月15日

MAN/DPワールド、海上輸送の脱炭素化で連携

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は12日、大手ターミナルオペレーターのドバイ・ポーツ・ワールド(DPワールド)と、海上輸送のエネルギー転換に向けた協力協定を結んだと発表し続き

2021年10月14日

国内造船の新造船建造量、21年は過去15年で最低水準のペース、9月時点で807万トン

 日本の造船所の今年の新造船建造量は、過去15年で最低水準となるペースで推移している。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、2021年1続き

2021年10月14日

スエズ運河に造船所建設計画、サムスン重工が参加

 エジプトがスエズ運河近隣に造船所を建設する計画だ。韓国紙によると、スエズ運河庁が11月1日頃に、韓国のサムスン重工業と造船所建設の覚書(MOU)を交わす予定。投資額は15億ドル(続き

2021年10月13日

《連載》造船所の船型開発動向②、バルカーは日本が大半で先行も

 今年の新造船市場では、ドライバルク市況の高騰もあり、日本や中国造船所が主力とするバルカーの新造発注が相次いでいるが、新たに開発した新デザインでの受注が多かったのも特徴だ。バルカー続き

2021年10月13日

《連載》舶用工業、成長への布石、中北製作所・宮田彰久社長、カギはデータサイエンス

 船舶用バルブを中心とした流体制御装置を手掛ける中北製作所は、今後の勝ち残りに向けたカギとして、流体制御に関するデータサイエンスに注力する方針だ。宮田彰久社長は「データサイエンスを続き

2021年10月13日

日本の新造船受注、年間1500万総トン超ペースに、1~9月2.5倍の1221万総トン

 日本の新造船受注は、規制前の駆け込み発注があった2015年に次ぐ高水準となっている。日本船舶輸出組合(輸組)が12日発表した今年1~9月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は計2続き

2021年10月13日

日本の新造船受注、9月は横ばいの94万トン、25年度竣工船初成約

 日本船舶輸出組合(輸組)が12日発表した今年9月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は22隻・94万総トンで、トン数ベースで前年同月とほぼ同水準となった。月間100万総トンをわず続き

2021年10月13日

日本の新造船受注残、ほぼ横ばいの1775万総トン

 日本船舶輸出組合がまとめた今年9月末時点の手持ち工事量は360隻・1775万総トン(790万CGT)で、今年8月末時点と比べて2万総トン減少した。2020年の竣工量を基準にすると続き

2021年10月13日

大連船舶重工、世界初のLCO2船建造が決定、北欧ノーザンライツ計画向けに2隻

 世界初の大型液化二酸化炭素運搬船(LCO2)の建造が正式に決まった。ノルウェーの二酸化炭素回収・貯留(CCS)プロジェクト「ノーザンライツ」向けに、中国国営造船の大連船舶重工が7続き

2021年10月13日

現代重工グループ、創業3代目の鄭氏が社長昇格、30年ぶり創業一族が経営トップに

 造船最大手の韓国・現代重工業グループで、創業3代目にあたるチョン(鄭)・キスン氏が経営トップに就く。現地紙によると、グループ持株会社の現代重工ホールディングスと造船事業持株会社の続き

2021年10月13日

中北製作所、21年6~8月期は減収減益

 中北製作所の2021年6~8月期単体決算は、売上高が前年同期比17%減の39億円、営業利益が80%減の6800万円、経常利益が65%減の1億4100万円、純利益が64%減の970続き

2021年10月12日

造船再編撤退で国内は各船種とも寡占化、狭まる「日本建造」の選択肢

 国内造船業ではこの数年の間に造船所のグループ化や工場撤退、製品見直しが相次いだ。この結果、ケープサイズ・バルカーやVLCC、コンテナ船など、大型船を中心に多くの船種で1~2社への続き

2021年10月12日

中国国営造船の天津新港が破綻、月内で生産停止、グループ別会社が事業継承へ

 中国現地紙によると、国営造船グループの中国船舶集団(CSSC)傘下でケープサイズ・バルカーなどを建造していた天津新港船舶重工が経営破綻した。10月末で生産を停止し、23年末までに続き

2021年10月12日

大韓造船、コンテナ船建造に参入、パンオーシャン向け1000TEU型船受注

 韓国の大韓造船は、同国船社パンオーシャンから1000TEU型コンテナ船2隻プラス・オプション2隻を受注したことを明らかにした。同社によるコンテナ船の受注は初めてで、高騰が続くコン続き

2021年10月12日

三菱造船、名門大洋フェリー向け新造船“フェリーふくおか”進水

 三菱造船は8日、名門大洋フェリー(大阪市)向けに建造中の大型フェリー“フェリーふくおか”の命名・進水式を三菱重工業下関造船所江浦工場で開催した。今後、艤装続き

2021年10月12日

現代尾浦、韓国初のLNG燃料RORO船竣工、CLdN向け

 韓国の現代尾浦造船は8日、ルクセンブルク船社CLdN向けに建造していたLNG燃料推進のRORO船“Faustine”を引き渡した。LNG燃料推進のRORO船の建造は韓国造船所とし続き

2021年10月12日

バルチラ/エイデスヴィク、OSVをアンモニア燃料推進改造、23年末まで完成へ

 バルチラは8日、ノルウェー船主エイデスヴィク・オフショアと、同社が所有するLNG燃料オフショア補給船(OSV)に、アンモニア燃料エンジンをレトロフィット(改造工事)搭載する協力協続き