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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年9月15日

川崎重工、営業から工作までシステム共通化、事業基盤強化計画が認定

 川崎重工業が国内の坂出工場と神戸工場の「デジタルシップヤード化」を進める。このほど国土交通大臣から認定された事業基盤強化計画の中で明らかにした。液化水素船などの効率建造にもつなげ続き

2021年9月15日

新造船価相場、夏以降もじわり上昇、気配値はVLCCが1億ドル超に

 新造船価相場は、新造船商談が閑散期となる夏場以降もじわり上昇している。好調な海運市況や世界的な鋼材価格の高騰により、造船所が提示価格を引き上げている。船価の上昇を受けた発注の停滞続き

2021年9月15日

中国、LNG専焼内航船150隻整備で調印、2023年末までに竣工予定

 中国で進められているLNG専焼の内航船のうち、最初の150隻の新造整備プロジェクトがこのほど正式調印された。中国海洋石油集団(CNOOC)は8日、広西錦象航運と広東港湾グループと続き

2021年9月15日

新構想LNG船、バルチラ/ABS/滬東中華造船が共同開発へ、将来技術の追加搭載前提

 バルチラは13日、米国船級協会(ABS)、滬東中華造船と連携し、新方式のLNG船を開発すると発表した。今後、環境規制値が段階的に強化されるとともに新しい脱炭素技術も開発が進むこと続き

2021年9月15日

YAMIC、82型バルカー10隻目竣工、“GCL Paradip”引き渡し

 三井E&S造船の中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船(YAMIC)は6日、建造していた8万2300重量トン型バルカー“GCL Paradip”を引き渡した。合続き

2021年9月15日

エコクロール、バラスト装置が改正G8適合、USCG承認も取得へ

 米バラスト水処理装置メーカーのエコクロールはこのほど、フィルターを必要としないバラスト水処理装置「EcoOne」がノルウェー海事局(NMA)から型式承認を取得したと発表した。改正続き

2021年9月15日

大宇造船、韓国向け潜水艦受注、年間受注目標達成が視野

 韓国の大宇造船海洋は10日、韓国海軍向けの3000トン級潜水艦1隻を受注したと証券取引所に告示した。契約金額は9857億ウォン(約930億円)で、納期は2028年末。今回の受注で続き

2021年9月15日

コングスバーグ、シェルグループとデジタル協約

 コングスバーグ・デジタルは7日、シェル・インターナショナル・.エクスプロレーション・アンド・プロダクションと、デジタル変革に向けたアプリケーション開発に関するパートナーシップ契約続き

2021年9月15日

江蘇南極機械、バラスト装置でUCSG承認取得

 中国のバラスト水処理装置メーカー江蘇南極機械がこのほど、バラスト水処理装置について、米国沿岸警備隊(USCG)の型式承認を取得した。バラスト水処理装置の評価を行うUSCGマリンセ続き

2021年9月15日

MAN、豪州ガス田計画向けに圧縮技術

 MANエナジーソリューションズ(MAN)はこのほど、米シェブロンの豪州法人が中心となって進めるアイオージャンズ(Jansz-Io)ガス田プロジェクト向けに、海中コンプレッサー(圧続き

2021年9月14日

韓国造船業、ポスト不況体制に移行、政府金融管理相次ぎ終了、大手は資本増強

 韓国造船業が、造船不況期ならではの産業構造から、正常経営に移行しつつある。韓進重工業やSTX造船海洋など、経営破綻後に実質的な政府支援で救済された造船所群は、政府系金融の保有株売続き

2021年9月14日

《連載》中国修繕ドックのLNG船対応②、上海中遠海運重工、300人以上に訓練、GTT承認も

 中国遠洋海運グループの上海中遠海運重工(COSCO Shipping Heavy Industry(Shanghai)はメンブレン型のLNG船3隻とモス型のLNG船4隻の修繕工事続き

2021年9月14日

《シリーズ・舶用新社長インタビュー》、IHI原動機・赤松真生社長、環境対応の製品・技術開発を加速

 今年6月にIHI原動機の社長に就任した赤松真生氏(写真)が本紙取材に応じ、重要テーマの環境対応について「カーボンニュートラルに向けた、環境対応を前提とした製品づくりや技術開発をい続き

2021年9月14日

東京計器、遠隔操船用のコントローラー提供、無人船プロジェクトで

 東京計器は9日、同社が参画する内航船の無人運航船プロジェクト「DFFAS(Designing the Future of Full Autonomous Ship)」が幕張に竣工続き

2021年9月14日

韓進重工、ハイブリッド電池推進の漁取船受注、韓国海洋水産部向け3隻建造

 韓国の韓進重工業は10日、韓国海洋水産部からハイブリッド推進の1900トン級漁業取締船3隻を受注したと証券取引所に告示した。契約総額は912億ウォン(約85億8000万円)で、船続き

2021年9月14日

サムスン重工、中国工場売却へ、寧波工場から撤退、韓国初の海外拠点

 中国紙によると、韓国のサムスン重工は、船体ブロック製造や新造船事業などを手掛けてきた中国子会社の三星重工業(寧波)を売却するようだ。1995年の設立以来、韓国造船所初の海外拠点と続き

2021年9月14日

日本の新造船受注、8月は2倍の122万トンと高水準、1~8月で1000万トン超

 日本船舶輸出組合(輸組)が13日発表した今年8月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は27隻・122万総トンで、トン数ベースで前年同月の2.1倍となった。8月は休暇シーズンなどの続き

2021年9月14日

日本の新造船受注残、1777万総トン

 日本船舶輸出組合がまとめた今年8月末時点の手持ち工事量は353隻・1777万総トン(787万CGT)で、今年7月末時点と比べて36万総トン減少した。2020年の竣工量を基準にする続き

2021年9月14日

川崎重工、環境製品に舶用電気推進など追加

 川崎重工業は13日、環境配慮に優れた自社製品「Kawasakiグリーン製品」として、新たに船舶用ハイブリッド/電気推進システムと自律型無人潜水機「SPICE」など9製品を登録した続き

2021年9月13日

《連載》データに見る造船プレイヤーの変遷<下>、高付加価値船市場でいかに戦うか

 日本の造船所にとって高付加価値戦略は、巨大な建造設備を背景に台頭してきた韓国や中国造船所と差別化する手段の1つとも考えられてきた。ただ、高付加価値船と位置づけられてきたLNG船や続き