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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年11月11日

日本財団、造船関係で77億円貸付

 日本財団は10日、造船所と関連工業向けの今年度2回目の運転資金と3回目の設備資金の貸付額を発表した。貸付額は合計77億円。前年度に続いて高水準の申請があった。  運転資金は46続き

2021年11月11日

東京計器、4~9月期は黒字確保

 東京計器の2021年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比微減の184億円、営業損益が2600万円の黒字(前年同期は4億4600万円の赤字)、経常損益が2億3500万円の黒字(続き

2021年11月11日

ABBターボ/現代グローバル、就航船規制対応で連携

 ABBターボチャージングは2日、現代重工業グループの現代グローバルサービスと提携し、IMO(国際海事機関)の就航船規制に対応する、エンジン部分負荷最適化(EPLO)サービスを提供続き

2021年11月10日

ナブテスコ、制御技術、船舶DXと脱炭素に展開、オープンイノベーションで開発加速

 船舶のデジタルトランスフォーメーション(DX)では高度な制御技術がポイントになる。舶用エンジン遠隔制御システムを手掛けるナブテスコは、自律運航船や主機関デジタルツインをはじめとし続き

2021年11月10日

中大型タンカーの新造船需要、高齢船3割で一定の代替に期待か

 中大型タンカーは、船齢15年以上の高齢船が3割前後を占めており、一定の代替需要が期待できる見込みだ。サムスン重工業が同社のIR資料の中で10月時点の統計を基に試算した。足元は用船続き

2021年11月10日

川崎重工、中国合弁造船で持分法損失70億円、鋼材価格高騰で損失引当

 川崎重工業は9日に発表した4~9期連結決算の中で、中国合弁造船所が鋼材価格上昇により受注工事損失引当金を計上したことを明らかにした。これに伴い営業外収益に持分法投資損失70億円を続き

2021年11月10日

サムスン重工、1~9月期は1060億円の赤字、鋼材高に加え中国撤退費用

 韓国のサムスン重工業が5日発表した2021年1~9月期税引前損益は、1兆1058億ウォン(1060億円)の赤字だった。前年同期の9309億ウォンの赤字から損失が拡大した。鋼材高に続き

2021年11月10日

日立造船、水素発生やメタネーションなど設備集約、大阪・築港工場に新拠点

 日立造船は9日、水電解装置(水素発生装置)やメタネーション設備などのPower to Gas(PtG)事業を推進するため、築港工場(大阪市大正区)に整備した専用施設「PtG Sq続き

2021年11月10日

中遠海運重工、アンモニア焚きVLCC共同開発、ABSから基本承認

 中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)グループの造船所、中遠海運重工は5日、アンモニア燃料推進のVLCCを共同開発し、米国船級協会(ABS)と中国船級協会(CCS)から続き

2021年11月10日

三浦工業、4~9月期の舶用機器は低調

 三浦工業が5日に発表した2021年4~9月期連結決算は、売上収益が前年同期比8%増の662億円、営業利益が16%増の93億円だった。国内ではメンテナンス事業が堅調に推移する一方、続き

2021年11月10日

バルチラ/欧船社、LNG・アンモニアDF機関を調査

 バルチラは2日、ノルウェー船社のサイモン・モクスター・シッピングと、LNG燃料対応の二元燃料(デュアルフューエル=DF)エンジンで、アンモニア燃料を主燃料として用いるフィージビリ続き

2021年11月10日

RINA、伊設計会社とコンセプト開発で技術協力

 イタリア船級(RINA)はこのほど、イタリアの船舶設計会社、マリンエンジニアリングサービス社と代替燃料を使用するケミカルタンカーのコンセプト開発について技術協力すると発表した。3続き

2021年11月10日

現代重工、フィルターレスバラスト装置で型式承認

 現代重工業はこのほど、電気分解式バラスト水処理装置で米国沿岸警備隊(USCG)の型式承認を取得した。バラスト水処理装置の評価を行うUSCGマリンセーフティセンター(MSC)が発表続き

2021年11月10日

NK、最低推進出力評価ソフトウェアを提供

 日本海事協会(NK)は5日、荒天下での操船性を維持するための最低推進出力に関わるIMO(国際海事機関)ガイドラインへの適合を確認するための造船所向けソフトウェア「PrimeShi続き

2021年11月9日

常石造船、今年新造船90隻受注、仕事量2年超分に匹敵、24年まで受注残確保

 常石造船の今年の新造船受注が、2年超の仕事量に匹敵する90隻規模になる見通しだ。海運市況上昇を背景にして、得意のカムサマックス・バルカーを中心に、中小型バルカーとフィーダーコンテ続き

2021年11月9日

《連載》新燃料へのエンジン開発⑤、バルチラジャパン・宮川建男社長、LNG燃料と複数技術で脱炭素化提案

 4ストロークのLNG二元燃料(デュアル・フューエル=DF)エンジンで20年近い実績を持ち、船舶の燃料転換に先駆けていたバルチラ。海事産業でLNG燃料への転換が広がるが、バルチラジ続き

2021年11月9日

座談会 バリシップ2021国際会議、造船舶用経営者パネルディスカッション、「2030年、日本の造船舶用はいかに勝ち残るか」

<パネリスト> 今治造船・檜垣幸人社長 新来島どっく・曽我哲司社長 潮冷熱・小田茂晴社長 BEMAC・小田雅人社長 眞鍋造機・眞鍋将之社長 【司会】 伊藤忠商事・藤本続き

2021年11月9日

現代重工、LNG船3隻を年初来高値で成約、船価2.1億ドル

 現代重工業グループは5日、大洋州地域の船主からLNG船3隻を受注した。現代重工業グループの造船持株会社、韓国造船海洋が同日発表した。2024年までに順次引き渡す予定。契約総額は7続き

2021年11月9日

国内舶用機関メーカー、4~9月期は4社とも黒字確保、機関売上増などで回復基調

 国内舶用機関メーカー4社(赤阪鐵工所、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジンコーポレーション)の2021年4~9月期決算は、阪神内燃機工業、ジャパンエンジンコーポレ続き

2021年11月9日

カタールLNG船商談、韓国造船向けの第一弾を正式発注、大宇4隻・サムスン2隻

 カタールが進めているLNG船の大規模商談は、韓国造船所への第一弾として6隻が正式発注された。カタール国営石油が7日、大宇造船海洋に4隻、サムスン重工業に2隻をそれぞれ発注したと発続き