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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年1月20日

国内造船、新造船建造量が過去20年で最低、昨年通関実績1000万トン割れ

 昨年の日本の造船所の新造船建造量は、少なくとも過去20年で最低水準となった。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、2021年1~12月続き

2022年1月20日

海事産業強化法、佐々木造船と本瓦造船を認定、認定造船所は計13グループに

 国土交通省は19日、海事産業強化法に基づく計画認定制度で、新たに佐々木造船と本瓦造船の事業基盤強化計画を認定したと発表した。これで、昨年来の認定造船所は計13グループ・27社にな続き

2022年1月20日

ClassNKアカデミー、eラーニング3講座の最新版提供開始

 日本海事協会(NK)は、eラーニングによるClassNKアカデミー「はじめての海運・造船講座」「そのつぎの海運・造船講座 復原性編」「同船型設計編」の3講座の2022年版コンテン続き

2022年1月19日

NSY、アテネに事務所開設へ、今年前半めど、欧州の新たな拠点に

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の営業設計合弁会社、日本シップヤード(NSY)は、欧州の新たな拠点としてギリシャ・アテネに事務所を開設する方針だ。今年前半の設立に向続き

2022年1月19日

日本の新造船受注、21年は年間1500万トンに発注急回復、規制前駆け込み以来の高水準

 昨年の日本造船業の新造船受注量は急回復した。日本船舶輸出組合(輸組)が18日発表した2021年1~12月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は計318隻・1521万総トンで、総ト続き

2022年1月19日

日本の輸出船契約、12月は27%減の64万総トン、幅広い船種で成約

 日本船舶輸出組合(輸組)がまとめた昨年12月の輸出船契約実績は25隻・64万総トンで、トン数ベースで前年同月比27%減となった。12月は昨年の月間実績としては最も少なかった。 続き

2022年1月19日

日本の新造船受注残、1.9年分の1871万総トンに増加

 日本船舶輸出組合がまとめた昨年12月末時点の手持ち工事量は387隻・1871万総トン(847万CGT)で、2020年末時点と比べて416万総トン増加した。21年の竣工量を基準にす続き

2022年1月19日

大宇造船、LNG船1隻受注、船価2.09億ドル

 韓国の大宇造船海洋は7日、大洋州地域の船主からLNG船1隻を受注したと証券取引所に告示した。納期は2024年末で、船価は2477億ウォン(2億850万ドル)。  大宇造船がLN続き

2022年1月19日

大型フェリーで世界初の自動運航、三菱造船と新日本海フェリーが実証

 日本財団と三菱造船、新日本海フェリーは17日、大型フェリー“それいゆ”による無人運航の実証実験を実施した。三菱造船が開発した物標画像解析システムや自動操船システム、自動離着岸操船続き

2022年1月18日

中国造船業の新造船受注、21年は過去4番目の高水準、2.3倍の6707万重量トン

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が発表した中国造船所の2021年の新造船受注量は前の期の2.3倍となる6707万重量トンだった。コンテナ船やバルカーの新造船の発注増加で、年間受続き

2022年1月18日

神戸ラスキン会、EEXI対応策などを紹介、オンライン開催

 阪神地区の海事関係者で構成する神戸ラスキン会(事務局=日本海事協会神戸支部)は14日、第58回会合を開催した。新型コロナウイルス感染症防止のため、前回に続きオンライン形式で行った続き

2022年1月18日

現代重工グループ、LNG燃料コンテナ船など5隻受注、7900TEU型船成約

 現代重工業グループは14日、コンテナ船3隻とプロダクト船2隻を受注した。現代重工業グループの造船持株会社、韓国造船海洋と現代尾浦造船が同日発表した。いずれもアジア船主向けになる。続き

2022年1月18日

実海域プロジェクト第二期始動へ、ビジネス展開に共同研究進化、参加者募集開始

 日本の海事産業の共同研究プロジェクト(JIP)として船舶の実海域性能をテーマとした「実海域実船性能評価プロジェクト」のフェーズ2が3月中旬から始まる。海上技術安全研究所が26日か続き

2022年1月18日

現代重工、エンジン事業を一体運営へ

 現代重工業は6日、現代重工業グループの造船持株会社、韓国造船海洋から、同社子会社で内燃機関およびタービン製造を手掛ける現代エンジンの株式100%を取得したと公示した。取得金額は2続き

2022年1月18日

古野電気、21年3~11月期の舶用事業は増収増益

 古野電気の2021年3~11月期連結決算は、売上高が前年同期比4%増の626億円、営業利益が15%減の28億円、経常利益が8%減の33億円だった。舶用事業では、引き続き北米でプレ続き

2022年1月17日

現代重工と大宇造船の合併頓挫、中国との競争策や資金調達見直し、業界像も再考

 韓国の現代重工業と大宇造船海洋の合併計画をめぐり、欧州委員会は13日、買収を禁止すると発表した。企業結合審査の結果、合併会社がLNG船建造の世界市場で支配的地位を築き、競争を制限続き

2022年1月17日

《連載》新燃料へのエンジン開発⑧、MANエナジーソリューションズ、アンモニア機関を24年市場投入へ

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は、アンモニアを燃料とする2ストロークエンジンの研究開発で先行する。2023年にも試運転の段階に進み、24年に市場投入する計画だ。25年に続き

2022年1月17日

LNG船の新造発注、昨年は80隻超で過去最高更新、25年納期成約も相次ぐ

 新造船市場では、LNG船の年間発注隻数が過去最高規模となっている。昨年表面化した16万~18万立方㍍級LNG船(FSRUやFSUは含まない)の新造発注は、本紙集計で82隻プラス・続き

2022年1月17日

三井E&SHD、MESシッピングを解散、船舶保有業から撤退

 三井E&Sホールディングスはこのほど、船舶保有子会社のMESシッピングを解散した。およそ50年にわたり自社建造船を保有する船主機能を担ってきたが、グループの事業見直しの中で船舶保続き

2022年1月17日

名村造船所、LNG燃料ケープサイズ初受注、ガス燃料船の受注拡大

 名村造船所は14日、日本郵船からLNG燃料のケープサイズ・バルカー1隻を受注内定したと発表した。得意とするケープサイズでLNG燃料船の建造は初。代替燃料船としては、LNG燃料の石続き