1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年3月7日

《連載》造船キャパシティの現状<下>、人員半減、採用難が増産のネック、資機材供給制約、環境船の工数増も

 「設備があっても人がいないのでフル稼働できない」―。各国造船業での最大の課題が人手不足だ。過去10年、不況の中で造船所の破綻や撤退が相次ぎ、生き残った造船所も正社員の人員整理や協続き

2022年3月7日

日本船舶表示、新会社立ち上げ、船内通信環境改善へ、今月サービス提供開始

 日本船舶表示が船内の通信環境の改善に向けたサービスを強化している。同社は昨年11月に船内通信の関連サービスを提供する「日本船舶通信」を立ち上げ、船内のWi-Fi環境などを改善でき続き

2022年3月7日

現代重工、LNG船やコンテナ船9隻受注、総額13億ドル

 現代重工業は3日、LNG船3隻と8000TEU型コンテナ船6隻を受注した。現代重工業グループの造船持株会社、韓国造船海洋が同日LNG船3隻の受注を証券取引所に告示したほか、韓国現続き

2022年3月7日

<ウクライナ情勢>欧州舶用大手がロシア輸出入を一時停止、舶用事業にも影響、韓国は企業が対応を協議

 ウクライナ危機により、舶用メーカーのビジネスにも影響が生じている。スウェーデンのアルファ・ラバルは、ロシアでの全ての輸出入を一時停止することを決めた。並行して未決済案件などの評価続き

2022年3月4日

《連載》日本版インテグレーターの姿④、無人船プロジェクト成功の意義、シミュレーション開発など連携手法も進化

 「日本造船業にとってシステムインテグレーター化は必然。各構成システムのすり合わせをインターフェースごとに行い、設計段階からシミュレーションし、建造でマネージする力が求められている続き

2022年3月4日

常石造船、LPG船を初受注、常石工場で4隻建造、タンクは三井E&Sと協業

 常石造船は3日、同社初の建造となるLPG運搬船を国内船主から受注したと発表した。5000立方㍍型LPG船4隻で、常石工場で建造する。常石工場ではバルカーを建造しながら、海外造船所続き

2022年3月4日

韓国中堅造船、21年の新造船受注は4倍の57隻、新体制下で受注方針転換

 韓国の中堅造船所の新造船の受注が回復した。韓国輸出入銀行の海外経済研究所のレポートによると、韓国の造船大手3社グループを除いた中堅造船所が2021年に受注した新造船は57隻・12続き

2022年3月4日

SunRui、LFSSでLRから認証取得

 青島双瑞海洋環境工程(山東省青島市、以下青島SunRui)はこのほど、同社が開発した船舶用メタノールの燃料供給システム(LFSS)について、ロイド船級協会(LR)から設計基本承認続き

2022年3月4日

日造協、「造船しごと紹介本」を発行

 日本造船協力事業者団体連合会(日造協)はこのほど、人材確保事業の一環として、造船関連業の仕事を紹介する冊子「造船しごと紹介本」を作成した。事務・営業や溶接・塗装など主な仕事内容を続き

2022年3月3日

《連載》日本版インテグレーターの姿③、まずは「サブシステム」化から、舶用メーカーの協調がカギ

 「日本のシステムインテグレーターはいかにあるべきか」との議論を経て、具体的なプロジェクトが動き出しつつある。重要な役割を期待される舶用メーカーの中には、システムインテグレーター化続き

2022年3月3日

NK、設計支援ソフトの機能刷新、3D船舶設計のデータ連携工数30%超減

 日本海事協会(NK)は2日、NKの船体構造設計支援ソフトウェア「PrimeShip-HULL」と、フィンランドの船舶設計・運航支援システム開発企業NAPAの3D船舶設計システム「続き

2022年3月3日

IHI、船舶位置情報衛星打ち上げ成功、宇宙空間で機能実証

 IHIは2月28日、同社が開発した船舶位置情報受信システム実証衛星「IHI―SAT」が国際宇宙ステーション(ISS)に向けた打ち上げに成功したと発表した。IHI初の衛星実証プロジ続き

2022年3月3日

南通中集太平洋海洋工程、LNGバンカリング船受注、最大3隻成約

 中国のコンテナバン製造世界最大手CIMCグループの南通中集太平洋海洋工程はこのほど、シースパングループから7600立方㍍型のLNGバンカリング船2隻プラス・オプション1隻を受注し続き

2022年3月3日

日舶工、マレーシアで舶用工業セミナー

 日本舶用工業会(日舶工)は2月23日、マレーシア・クアラルンプールで開催された展示会「マレーシア・マリタイム・ウィーク」の会場で、「舶用工業セミナー」を実施した。現地の海事関係者続き

2022年3月3日

バルチラとソルスタッド、船隊の脱炭素化へ連携

 バルチラは2月22日、ノルウェーのオフショア支援船(OSV)大手ソルスタッド・オフショアと、同社の船隊90隻から排出される二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向けて連携すると発表し続き

2022年3月3日

日舶工、舶用工業講義でオンライン工場見学

 日本舶用工業会(日舶工)は2月24日、東京海洋大学海洋工学部で実施している舶用工業講義「舶用工業実務論」の一環として、かもめプロペラの協力により、オンラインでの工場見学を実施した続き

2022年3月3日

MAN、低圧DF機関ME-GAの受注100台突破

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は2月23日、低圧オットーサイクル方式の二元燃料(デュアルフューエル=DF)機関「ME-GA」について、昨年5月以降の受注台数が100台に続き

2022年3月2日

韓国造船大手、1月受注2.5倍、LNG船などで前年以上の好スタート

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1月の新規受注実績は計40隻・60億ドルで、前年同期の2.5倍(受注金額ベース、以下同)となった。LNG船やメガコンテナ船など続き

2022年3月2日

ミカサ、環境船インセンティブ制度に参加、省エネ軸受提供で環境対応を支援

 ミカサはこのほど、海洋環境保護と船舶の安全運航を目的に設立されたグリーンアウォード財団の「グリーンアウォード・プログラム」に、インセンティブプロバイダーとして参加すると発表した。続き

2022年3月2日

大連船舶重工、アンモニア燃料ケープ開発、LRから基本承認

 中国国営造船グループ中国船舶集団(CSSC)の大連船舶重工は2月25日、アンモニア燃料の21万重量トン型バルカーを開発し、ロイド船級協会(LR)から設計基本承認(AIP)を取得し続き