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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年5月31日

ドイツ造工、海上インフラの中国依存に警鐘、「露エネルギー依存の過ち生かせ」

 ドイツの造船所と舶用メーカーの業界団体、ドイツ造船海洋工業会(VSM)は20日、海事産業が中国に過度に依存している現状に懸念を表明する声明を発表した。政府支援を受けた中国造船業が続き

2022年5月31日

日舶工、次世代会が外航船社との交流会開催

 日本舶用工業会(日舶工)は24日、舶用次世代経営者等会議(次世代会)の活動として、大手外航船社との交流会を実施した。日本郵船、川崎汽船、商船三井の技術関係の中堅・若手幹部職員12続き

2022年5月31日

バルチラ、マランガスとの保守契約を更新

 バルチラは25日、ギリシャ船主アンジェリコシスグループのマランガスと、同社が保有するLNG船21隻を対象としたメンテナンス契約を更新したと発表した。5年間の延長の予定。  21続き

2022年5月30日

常石造船、三井E&S造船を連結子会社化、協業深め「新しい付加価値を創出」

 三井E&Sホールディングスと常石造船は27日、三井E&SHDが保有する三井E&S造船の株式17%を10月3日付で常石造船に譲渡すると発表した。これにより、常石造船は既に保有してい続き

2022年5月30日

中国・浦銀リース、船舶事業拡大、保有船92隻に

 中国の新興の船舶リース会社、上海浦東開発銀行傘下の浦銀金融租賃(SPDBファイナンシャル・リーシング)が船舶事業を急拡大している。同社はこのほど、発注残を含めた保有船が92隻とな続き

2022年5月30日

ケミカル船専業ヤード、ケミカル船以外の受注増加、受注方針分かれる

 ケミカル船を主力とする日本の造船所は、ケミカル船の長期的な発注低迷を受けて、バルカーなどケミカル船以外の受注を増やしている造船所もある。その一方で、ケミカル船の受注機会を待つ造船続き

2022年5月30日

グローク社、新開発の状況認識システム初契約、鶴見サンマリンの社船全船に搭載

 フィンランドのスタートアップ企業グローク・テクノロジーが開発した状況認識システム「グローク・プロ」が、鶴見サンマリンの保有する社船全船に搭載されることが決まった。鶴見サンマリンは続き

2022年5月30日

名村造船所、佐世保と函館どつくの累損解消、減資などでグループ会社の財務健全化

 名村造船所は27日、連結子会社の函館どつくと佐世保重工業の累積損失を解消すると発表した。函館どつくは第三者割当増資と減資を実施。佐世保重工は資本準備金と利益準備金の額を減少し剰余続き

2022年5月30日

コルバス・エナジー、米国に新工場で需要拡大に対応

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーは19日、米国ワシントン州シアトル市北部のベリンガム港にバッテリーの新工場を整備し、米国での事業を拡大すると発表した。海事続き

2022年5月27日

パナマ型バルカーの建造船台不足、日本の工場撤退、中国の他船種シフト影響が顕著に

 新造船発注の拡大で船台需給がひっ迫する中、とりわけパナマックス(カムサマックス)バルカーでは「日本にも中国にも船台がない」(海外関係者)との声が挙がっている。パナマックスの主力工続き

2022年5月27日

上海外高橋造船、RCL向け7000TEU型船受注、2隻追加成約

 中国国営造船最大手の上海外高橋造船は25日、タイ船社RCLシッピングから7000TEU型コンテナ船2隻を受注したと発表した。建造契約には24日調印した。納期や船価は明らかにしてい続き

2022年5月27日

古野電気、運航性能の最適化機能追加、情報統合表示端末にNAPAシステム導入

 古野電気は26日、舶用デジタライゼーションの一環として開発中のプランニングステーション「PS-100」に、フィンランドの船舶設計・運航支援システム開発企業NAPAが開発した運航パ続き

2022年5月27日

YAMIC、64型バルカー2隻受注、香港船主チェララム向け

 情報筋によると、三井E&S造船の中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、香港船主チェララム・シッピングから6万4000重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。納続き

2022年5月27日

WinGD、DF機関性能向上技術の機関組込型を開発

 ウインターツール・ガス・アンド・ディーゼル(WinGD)は25日、同社の低速2ストロークDF機関「X-DF」の性能向上を図る新技術「Intelligent Control by 続き

2022年5月27日

船寶工業、LNG燃料ケープにFGSSなど供給

 韓国の造船資機材メーカー船寶工業(Sunbo Industries)は、中国の上海外高橋造船が建造した世界初のLNG燃料ニューキャッスルマックス・バルカーシリーズに、燃料供給シス続き

2022年5月26日

世界の新造船受注、1~3月は平年以上の1693万トン、手持ち工事2.9年分

 IHS(旧ロイド)統計速報値によると、2022年1~3月の世界の新造船受注量は410隻・1693万総トン(998万CGT)で、前年同期比37%減(総トンベース、以下同)だった。発続き

2022年5月26日

中国造船の21年決算、全社増収も利益に差、外高橋造船は赤字、揚子江は増益

 中国造船業の2021年12月期決算は、操業回復などを背景に全社が前の期に比べて増収だった。利益では各社で差が出ており、民営の揚子江船業が大幅増益を達成する一方で、国営の上海外高橋続き

2022年5月26日

現代重工グループ、3年で700億円の設備投資計画、生産能力アップ

 韓国紙によると、現代重工業グループは今後3年間で造船事業会社の設備投資に7073億ウォン(700億円)を充てる。老朽設備の更新に加えて新規設備の導入により生産性や能力を高める。 続き

2022年5月25日

<DIGITAL×Shipping>ENEOSオーシャン、原油船に離着桟支援装置搭載へ、三井E&S造船と共同開発

 ENEOSオーシャンと三井E&S造船および三井造船昭島研究所はこのほど、離着桟支援装置を共同で開発し、原油タンカーでの運用試験を開始した。同装置はENEOSオーシャンが長年培って続き

2022年5月25日

IHI原動機、マリンドウズに出資、協同で動力・推進装置など高度化へ

 IHI原動機は24日、海洋DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するマリンドウズへの出資を決めたと発表した。同社との協同で、これまでIHI原動機が培ってきた船内動力・推進続き