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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年5月9日

国内造船、フェリー数十年ぶり再参入の動きも、コロナ禍・船価高で代替進まず

 国内造船所の一部では、昨年から主力製品以外の新たな船種への参入を決めた造船所や参入を検討する動きが出てきている。その1つがフェリーで、フェリー以外の船種を主力製品とする複数の造船続き

2022年5月9日

JMU、3期ぶり黒字化、21年度経常益8億円、生産性向上と円安で

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は6日、2022年3月期の経常利益が8億円(前の期は90億円の赤字)だったと発表した。資機材費高騰が響いた一方、生産性改善などのコストダウンと続き

2022年5月9日

黄海造船、SITCから1800TEU型船受注、10隻のロット成約

 中国民営の黄海造船は4月29日、SITCから1800TEU型コンテナ船10隻を受注したと発表した。納期や船価は不明。両社は今回が初取引になるもよう。  中国現地紙などによると、続き

2022年5月6日

名村造船所、台湾ナビ向け40型バルカー2隻受注

 台湾航業(台湾ナビゲーション)は4月27日、子会社を通じて4万重量トン型バルカー2隻を名村造船所に新造発注することを取締役会で承認したと証券取引所に告示した。エネルギー効率設計指続き

2022年5月6日

脱炭素サプライチェーン創出に重工会社の総合力光る、川重は水素、三菱はCO2

 脱炭素時代に向けて新たに生まれようとしているサプライチェーン。ここで、日本の総合重工が世界初の輸送船建造をはじめ、上流から下流に至るチェーン全体で開発をリードする例が目立ってきた続き

2022年5月6日

現代重工とサムスン重の1~3月期、今期も赤字スタート、素材高響く

 韓国造船業は今期も厳しい業績が続きそうだ。現代重工グループの造船事業持株会社・韓国造船海洋の2022年1~3月期連結税引前損益は、3829億ウォン(390億円)の赤字(前年同期は続き

2022年5月6日

金陵船舶、LNG燃料自動車船最大8隻受注、グラム・カー・キャリアーズ向け

 中国の招商局工業傘下の金陵船舶(威海)は4月25日、ノルウェー船社グラム・カー・キャリアーズから7000台積みLNG二元燃料自動車船4隻プラス・オプション2隻プラス・オプション2続き

2022年5月6日

現代尾浦、LRⅡ型プロダクト船2隻受注、船価6300万ドル

 韓国の現代尾浦造船は4月28日、欧州船主からプロダクト船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2024年9月までに順次引き渡す予定。2隻の契約総額は1592億ウォン(1億2続き

2022年5月2日

三菱重工、新型護衛艦“もがみ”竣工、今後同型艦を順次竣工へ

 三菱重工は4月28日、長崎造船所長崎工場で建造していた防衛省向け新型護衛艦“もがみ”の引渡式を行った。「もがみ」型護衛艦のネームシップで、今後シリーズ艦の引き渡しが順次続く予定だ続き

2022年5月2日

三井E&Sの舶用主機、生産量18年ぶり300万馬力割れ、前期は国内新造船減で

 三井E&Sマシナリーが玉野機械工場で2021年度に製造した三井-MAN B&W型低速ディーゼルエンジンは122基・267万馬力だった。生産量が300万馬力を下回るのは20続き

2022年5月2日

東京計器、船体検査用ロボットを共同研究、保守検査に活用でコスト減・安全向上

 東京計器は、日本海事協会(NK)と連携して「船体検査用ロボット」の共同研究を進めている。バルカーのカーゴホールドの精密検査などを目的とした保守・点検ロボットで、検査コストや時間の続き

2022年5月2日

ダイハツD、22年3月期の舶用は減収減益

 ダイハツディーゼルが4月28日に発表した2022年3月期連結決算は、売上高が前の期比2%増の576億円、営業利益が2.1倍の21億円、経常利益が2.2倍の25億円、純利益が2.8続き

2022年5月2日

バルチラ、ロシア関連事業を縮小

 バルチラは4月20日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア関連事業の規模を縮小すると発表した。これに伴い、2022年第一四半期の決算報告で、約2億ユーロ(約270億円)の引当金を続き

2022年5月2日

日舶工、Sea Japanで学生イベント実施

 日本舶用工業会(日舶工)は、東京ビックサイトで4年ぶりに開催された国際海事展「Sea Japan 2022」で、日本財団の助成を受け、2回目となる学生イベントを2日間にわたって実続き

2022年4月28日

シンガポール2大造船が統合、ケッペルOMとセムマリンが合意、脱炭素事業に注力

 シンガポールのケッペル・コーポレーションとセンブコープマリン(セムマリン)は27日、同国2大造船所のケッペル・オフショア・アンド・マリン(KOM)とセムマリンの統合で正式契約を交続き

2022年4月28日

OECD造船部会、不当廉売抑止へ船価監視で合意、鋼材高騰の影響踏まえ

 今月20~21日にOECD造船部会が開催され、鋼材などの価格高騰が造船業に深刻な影響を与えていることを踏まえ、鋼材コストを適正に反映しない不当廉売などを抑止するため船価の監視(モ続き

2022年4月28日

比スービック造船、米ファンドが正式買収、一部は海軍活用

 韓国の韓進重工(現HJ重工)が運営していたフィリピンの大型造船所HHICフィリピン(スービック造船)を米国ファンドのサーベラスが買収した。商船建造に用いるとされているが、一部はフ続き

2022年4月28日

サムスン重工、ドリルシップ売却へファンド設立、建造解約の4隻売却へ

 韓国のサムスン重工業は21日、建造契約を解除された未竣工のドリルシップ4隻の売却のためのプライベート・エクイティ・ファンドを合弁で設立し、出資すると証券取引所に告示した。プライベ続き

2022年4月27日

修繕ドック不足、中国から連鎖、世界でひっ迫、バラスト工事集中期にコロナ禍重なる

 船舶修繕用ドックの世界的なひっ迫状況が深刻化している。世界の修繕工事の半分を受け入れる中国では既に秋までドックが埋まっているうえに、コロナ禍の影響で受け入れできないケースが相次ぐ続き

2022年4月27日

常石造船、昨年は新造船81隻受注、今後は環境船とデジタル化に注力

 常石造船は26日、前期実績と今後の経営方針を発表した。2021年12月期の新造船受注は81隻で、過去10年で最も多かった。バルカーで67隻を受注したほか、コンテナ船やタンカーも受続き