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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年12月10日

川崎重工、水素の海上輸送コスト2.5円へ、船舶大型化で普及価格実現

 川崎重工業は9日、事業進捗報告会で水素事業の現状と今後の方針について発表した。水素の普及でカギを握るコストについて「大きな影響を及ぼすのが海上輸送コスト」(橋本康彦社長)とし、海続き

2021年12月10日

中国塗料、薄膜型一次防錆塗料の採用開始、住友重機械マリン向けで国内初

 中国塗料は8日、住友重機械マリンエンジニアリング向けに今月上旬から、国内初の薄膜型ショッププライマー(一次防錆塗料)である「CMPセラゼウス」の販売、出荷を開始したと発表した。国続き

2021年12月10日

江田島市、瀬戸内クラフトにアルミ製高速船発注、“ニュー千鳥”代替船

 江田島市は1日、中町/宇品航路を運航する新造高速船1隻の発注先として瀬戸内クラフト(広島県尾道市)を優先交渉権者に決定したと発表した。発注を決めたのは87総トン型のアルミニウム合続き

2021年12月10日

アルファ・ラバル、ボイラーのメタノール利用でAIP

 アルファ・ラバルは7日、米国船級協会(ABS)から、舶用ボイラーでのメタノール燃料利用に関する海事業界初の基本承認(AIP)を取得したと発表した。取得は11月4日。  メタノー続き

2021年12月10日

ABBら、水素燃料電池推進の曳船開発へ

 ABBは1日、ABBマリン&ポートと、米国のリースサービスなどを手掛けるマリタイム・パートナーズ、海洋エンジニアリング企業のエリオット・ベイ・デザイン・グループ、水素発生器や水素続き

2021年12月10日

日舶工、東京海洋大で舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は7日、東京海洋大学海洋工学部の3年生と大学院生約80人を対象とした「舶用工業説明会」をオンライン形式で開催した。同大学での説明会は15回目。  同大学続き

2021年12月9日

厚板プレス工業、LNG燃料タンクの鏡板製作で新工場、淡路島で5月稼働

 特殊曲げ加工メーカーの厚板プレス工業(大阪府八尾市、金田康介社長)は、LNG燃料船に搭載されるLNG燃料タンクの鏡板を製作するため新工場の建設に着手した。新工場は兵庫県の淡路島北続き

2021年12月9日

大韓造船、EEDI3のLRⅡ型2隻正式受注、2023年末までの手持ち確保

 韓国中堅造船所の大韓造船はこのほど、ギリシャ船主イースタン・メディタラニアン・マリタイム(イーストメド)からLRⅡ型プロダクト船2隻を受注したと発表した。2023年竣工予定。従来続き

2021年12月9日

中国石油/コスコ向け、滬東中華造船、LNG船3隻受注

 中国船舶集団(CSSC)の滬東中華造船は7日、同国の中国石油グループとコスコグループ向けに17万4000立方㍍型LNG船3隻を受注したと発表した。納期や船価は明らかにしていない。続き

2021年12月9日

三菱化工機、EGR関連装置の需要が堅調、今期は約70台受注の見込み

 三菱化工機は7日、2022年3月期第2四半期決算説明会を開催し、IMO(国際海事機関)の窒素酸化物(NOx)排出3次規制に対応するEGR(排ガス再循環システム)エンジンシステム用続き

2021年12月9日

バルチラ、LNG燃料供給バージに荷役システム

 バルチラは1日、米国のフィンカンチェリ・ベイ・シップビルディングがポラリス・ニュー・エナジー向けに建造するLNG燃料供給バージに、荷役システムを提供すると発表した。  バルチラ続き

2021年12月9日

韓進重工、社名を「HJ重工」に

 韓国の韓進重工業が来年1月から社名を「HJ重工業」に変更する。韓進グループ創業者一族による株式保有が完全になくなり株主が交代したことを受けて、およそ30年ぶりに社名を改めて。 続き

2021年12月8日

新造船商況この1年/成約一覧(下)、コンテナ船が空前の発注ブーム、自動車船はLNG燃料船増加

2021年12月8日

韓国造船3社、今年受注船の過半が新燃料船か、新燃料船中心の建造体制にシフト

 韓国造船業が今年記録的な新造船受注を進めているが、LNGをはじめとした代替燃料船が半数以上を占めているようだ。今年の新造船受注は大手3社グループで300隻超。このうちLNG船やL続き

2021年12月8日

サムスン重工、LNG船3隻受注、船価2.1億ドル、年間累計受注118億ドルに

 韓国のサムスン重工業は7日、バミューダ諸島と大洋州地域の船主からLNG船計3隻を受注したと証券取引所に告示した。船価は1隻当たり約2億1000万ドル。2025年1月までに順次引き続き

2021年12月8日

大島造船、ギリシャ船主向け取引拡大、ニオビスから64型バルカー受注

 情報筋によると、大島造船所はギリシャ船主ニオビス・シッピング向けに6万4000重量トン型バルカー1隻の受注を決めていたようだ。ニオビス・シッピングが大島造船所建造の64型バルカー続き

2021年12月8日

休眠造船所、にわかに再稼働、造船需要拡大で、破綻造船所の復活も

 新造船需要の高まりを受けて、韓国と中国で休眠中の設備の再稼働や、経営破綻した造船所の市場復帰の動きが出てきている。中国民営造船の揚子江船業が今月、9年ぶりに再稼働した傘下工場の再続き

2021年12月8日

日舶工、芝浦工業大で舶用工業説明会

 日本舶用工業会(日舶工)は1日、芝浦工業大学豊洲キャンパスで、同校では3回目となる「舶用工業説明会」を開催した。今回は基本的に対面形式での授業とし、希望者はオンライン参加とするハ続き

2021年12月8日

國森、石原俊樹氏が社長に

 舶用機器の専門商社の國森はこのほど、代表取締役社長に石原俊樹専務が昇格したことを明らかにした。11月13日に開催した定時株主総会と取締役会で決定し、同日付で就任した。これに伴い、続き

2021年12月8日

バルチラ、EEXI対応で出力制限ソリューション

 バルチラはこのほど、IMO(国際海事機関)の就航船燃費規制(EEXI)に対応する新たな出力制限ソリューションを発表した。エンジンやシャフトの出力制限により、就航船規制への対応を支続き