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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年3月10日

大宇造船も税前損失1600億円、前期赤字転落、鋼材高騰で大手3社赤字に

 韓国の大宇造船海洋は8日、2021年12月期の連結税引前損失が1兆7275億ウォン(1600億円)で、前の期の783億ウォン(70億円)の黒字から赤字に転落したと発表した。近年の続き

2022年3月10日

古野電気、風力発電展に出展

 古野電気は16日~18日に東京ビッグサイトで開催される第10回「国際風力発電展~WIND EXPO 2022」(主催=RX Japan、共催=日本風力発電協会)に出展する。同社が続き

2022年3月10日

ABB、高出力燃料電池で基本承認

 ABBはこのほど、燃料電池大手のバラードパワーシステムズ社と開発を進めていた、3MW(メガワット)級の電力を生成可能な高出力燃料電池のコンセプトについて、ノルウェー船級協会(DN続き

2022年3月9日

《連載》変化する造船所の顧客層<下>、中国造船の日本向け増も戦略変化

 日本の造船所にとってここ数年、台頭した中国造船所が新造船の受注の大きな障害となるケースが多くみられた。直近5年間は各国の造船所とも不況の長期化やLNG燃料船の建造などで自国向けの続き

2022年3月9日

国交省、今治造船と新来島サノヤスを採択、LNG燃料タンク生産の設備投資に補助

 国土交通省は8日、LNG燃料タンク製造のための設備投資を支援する事業公募で、今治造船と新来島サノヤス造船の事業をそれぞれ採択したと発表した。タンク生産の設備投資費用を補助する。 続き

2022年3月9日

J-ENG、ヴィッセル神戸とスポンサー契約

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)はこのほど、楽天ヴィッセル神戸(ヴィッセル神戸)と、2022年シーズンのオフィシャルスポンサー契約を締結した。  ヴィッセル神戸の続き

2022年3月9日

現代重工、洋上風車設置船に機関

 韓国の現代重工業エンジン機械部門は2月28日、大宇造船海洋がエネティ(旧スコルピオ・バルカーズ)向けに建造する洋上風力タービン設置船(ウィンドタービン・インスタレーション・ベッセ続き

2022年3月9日

WinGD、シンガポール企業と船員訓練で連携

 ウインターツール・ガス・アンド・ディーゼル(WinGD)はこのほど、エンジン修理・整備事業を手掛けるシンガポールのDCSパワーと、船員向けのエンジン操作訓練の提供に関するパートナ続き

2022年3月9日

KRや大宇造船ら、舶用SOFC商用化へ連携

 韓国船級(KR)はこのほど、韓国STXグループでエネルギー事業を手掛けるSTXエナジーソリューションと、大宇造船海洋の3者で、船舶用固体酸化物形燃料電池(SOFC)の技術標準化と続き

2022年3月9日

ダイハツD、守山第一工場で火災

 ダイハツディーゼルは8日、滋賀県守山市の守山第一工場において火災が発生したと発表した。7日午後8時50分ごろに出火し、同日午後9時23分に鎮火した。発生場所は守山第一工場の機械第続き

2022年3月8日

《連載》変化する造船所の顧客層<上>、日本造船業、欧州向け減少鮮明に

 新造船市場では、この10年あまりの間に市況低迷に伴う発注低迷の長期化や巨大化する中国造船所の存在感の高まり、造船所の再編・淘汰など、昨年に発注が急回復するまで大きな構造変化があっ続き

2022年3月8日

江南造船、大型LNG船建造参入、ADNOCから4隻受注

 海外紙によると、中国の江南造船は、アブダビ国営石油ADNOCの海運部門ADNOCロジスティクス&サービス(ADNOC・L&S)から17万5000立方㍍級LNG船4隻を受注したよう続き

2022年3月8日

舟山長宏国際、コンテナ船4隻受注、2500TEU型船など、受注残28隻に

 中国民営造船所の舟山長宏国際船舶修造は3日、ギリシャ船主ナビオス・マリタイム・パートナーズから5300TEU型コンテナ船2隻と、日中航路を運航する瑞洋海運から2500TEU型コン続き

2022年3月8日

造船業、保有船事業が業績をカバー、海運市況好調の恩恵

 低船価船の建造と鋼材価格高騰で造船所の業績が悪化しているが、保有船事業を手掛ける国内外の造船所では、好調な用船市況と中古船価上昇で保有船ビジネスが高い利益を上げ、本業の造船事業の続き

2022年3月8日

中型コンテナ船市場、昨年来の新造発注が100隻規模に、追加整備にも期待感

 昨年から新造発注が活発化している7000TEU型船を中心としたポストパナマックス型コンテナ船は、発注隻数が100隻規模に到達した。特に7000TEU型船は70隻規模の発注があり、続き

2022年3月7日

《連載》造船キャパシティの現状<下>、人員半減、採用難が増産のネック、資機材供給制約、環境船の工数増も

 「設備があっても人がいないのでフル稼働できない」―。各国造船業での最大の課題が人手不足だ。過去10年、不況の中で造船所の破綻や撤退が相次ぎ、生き残った造船所も正社員の人員整理や協続き

2022年3月7日

日本船舶表示、新会社立ち上げ、船内通信環境改善へ、今月サービス提供開始

 日本船舶表示が船内の通信環境の改善に向けたサービスを強化している。同社は昨年11月に船内通信の関連サービスを提供する「日本船舶通信」を立ち上げ、船内のWi-Fi環境などを改善でき続き

2022年3月7日

現代重工、LNG船やコンテナ船9隻受注、総額13億ドル

 現代重工業は3日、LNG船3隻と8000TEU型コンテナ船6隻を受注した。現代重工業グループの造船持株会社、韓国造船海洋が同日LNG船3隻の受注を証券取引所に告示したほか、韓国現続き

2022年3月7日

<ウクライナ情勢>欧州舶用大手がロシア輸出入を一時停止、舶用事業にも影響、韓国は企業が対応を協議

 ウクライナ危機により、舶用メーカーのビジネスにも影響が生じている。スウェーデンのアルファ・ラバルは、ロシアでの全ての輸出入を一時停止することを決めた。並行して未決済案件などの評価続き

2022年3月4日

《連載》日本版インテグレーターの姿④、無人船プロジェクト成功の意義、シミュレーション開発など連携手法も進化

 「日本造船業にとってシステムインテグレーター化は必然。各構成システムのすり合わせをインターフェースごとに行い、設計段階からシミュレーションし、建造でマネージする力が求められている続き