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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年2月21日

《連載》造船所の船型開発トレンド①、新船型定着で新燃料対応など焦点に

 造船所の船型開発は、代替燃料船を見据えた取り組みが大きな焦点となっている。従来燃料油でEEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3に対応した汎用船の新船型はこの2年の発注回復もあ続き

2023年2月21日

現代重工、VLGC2隻受注、年初来受注高が早くも50億ドル規模に

 韓国造船最大手、HD現代(現代重工業グループ)は17日、大洋州地域の船主から大型LPG船(VLGC)2隻を受注した。HD現代の造船持株会社、韓国造船海洋が同日証券取引所に告示した続き

2023年2月21日

日東化成工業、業界初の船舶用不燃性材料を製品化、パテ・ペーストの2種を取りそろえ

 パテ、シール材といったコンパウンド製品を手掛ける日東化成工業(本社=大阪市)はこのほど、業界初の船舶向け不燃性材料を開発した。船舶居住区内の隔壁と防火扉の隙間充填などの用途で、パ続き

2023年2月21日

日本造船のグループ別建造量ランキング、川重・大島が浮上、操業で順位変動

 本紙が取りまとめた日本造船業の2022年のグループ別の新造船竣工量(総トン基準)は、操業量が大底となったため全体的に建造量が縮小する中でも、縮小規模や回復傾向に差が生じ、順位が変続き

2023年2月20日

名村造船所、連続建造効果と新燃料船挑戦を両立、鋼材は先決めや多様化など対策広げる

 名村造船所は17日、会見で事業概況などを説明した。今期の黒字化の背景として円安効果に加えて、「伊万里事業所でのケープサイズ・バルカーの同型船連続建造効果が想定よりも発揮された」(続き

2023年2月20日

舶用メーカー間で不足部品を融通へ、半導体など調達難に対応し日舶工が新制度

 日本舶用工業会(日舶工)は17日、半導体などの部品不足に対応するため、会員間で製品の製造・修理で不足する部品などの融通を行う「部品等融通制度」を設け、運用を開始すると発表した。日続き

2023年2月20日

ハンファ、HSDエンジンの経営権も取得へ、大宇造船買収と合わせ造船舶用一体展開

 韓国財閥ハンファグループが、大宇造船海洋の買収に続いて同国低速舶用エンジン2位のHSDエンジンの経営権取得に乗り出した。グループ傘下のハンファインパクトが16日、HSDエンジンの続き

2023年2月17日

《連載》中国の転折点⑩、日本造船所、中国向け取引の難しさ増す、台湾船主との関係強固に

 日本の造船所にとって中国船社/船主には巨大な新造需要がある反面、「国輪国造」政策による制限から参入障壁が高いうえ、リスク要因が増えて難しさが増している。過去に中国企業向けの新造船続き

2023年2月17日

日本の新造船受注、1月は2.1倍の114万総トンと好発進、中小型バルカー中心

 日本船舶輸出組合(輸組)が16日発表した今年1月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は29隻・114万総トンで、トン数ベースで前年同月の2.1倍となった。鋼材など資材価格の高騰と続き

2023年2月17日

日本の新造船受注残、2.6年分の2190万総トンに増加

 日本船舶輸出組合がまとめた今年1月末時点の手持ち工事量は494隻・2190万総トン(1041万CGT)で、2022年末時点と比べて17万総トン増加した。22年の輸出船の竣工量に相続き

2023年2月17日

中国塗料、高性能防汚塗料の採用相次ぐ、旭タンカーの電気推進船2隻

 中国塗料は14日、内航船用の高性能防汚塗料「シープレミア 3000 PLUS」が、旭タンカーが建造する電気推進船2隻に採用されたと発表した。同塗料は高い防汚性を発揮するとともに、続き

2023年2月17日

政府、船舶部品の安定供給へ設備投資を支援、主機関など経済安保の重要物資に指定

 経済安全保障推進法の「特定重要物資」に、船舶の部品が指定されたことに基づき、国は船舶のエンジン、プロペラ、ソナーについて、安定生産体制の確保に向けた設備投資を支援する。5年間で総続き

2023年2月17日

古野電気、新中計を策定、養殖や風力など舶用の新事業展開

 古野電気は15日、2023年度を初年度とする3年間の中期経営計画を策定したと発表した。舶用事業では自律運航船をはじめとした舶用DXを進めるとともに、養殖や洋上風力発電などの新市場続き

2023年2月17日

JMUら専業造船の労組、賃金改善1万円を要求、30年ぶり

 基幹労連の春季労使交渉(春闘)では、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)ら造船専業の労働組合が、賃金改善1万円を柱とする要求を提出した。総合重工労組が1万4000円を要求したのに続き

2023年2月17日

船舶品管協、セミナーで舶用機器安定供給の施策など紹介

 日本船舶品質管理協会は15日、都内で「船舶の安全基準の動向と環境規制への対応」に関するセミナーを開催した。国土交通省海事局が、船舶のサプライチェーンの強靭化に向けた国の取り組みを続き

2023年2月17日

旭洋造船、共同船舶向け捕鯨母船の建造を開始

 日本で73年ぶりとなる捕鯨母船の建造が始まった。旭洋造船が10日、捕鯨大手の共同船舶向けに新型捕鯨母船の鋼材加工を開始し、安全祈願祭を開催した。今後は6月にブロック搭載を開始し、続き

2023年2月17日

日舶工、東京海洋大で舶用工業講義

 日本舶用工業会(日舶工)は昨年10月から今月にかけて、東京海洋大学海洋工学部において、舶用工業講義を開催した。3年ぶりに全科目を対面形式で行い、海洋電子機械工学科の3年生21人が続き

2023年2月16日

《連載》造船業の戦略転換①、積極投資への転換は不可避か、脱炭素・人手不足・需要拡大で生産見直し

 造船業の事業環境が転換した。長い不況の中で生産量を縮小してきたが、受注拡大によって工場の操業が高まってきた。一時的な回復にとどまらず、中長期的に新造船需要が想定よりも拡大する可能続き

2023年2月16日

《連載》新常態の新造船価動向<下>、船台不足による上昇トレンドへ

■ガス船・タンカーは上昇継続  最近2~3年で環境ががらりと変わったのが、LNG船やLPG船といったガス船だ。バルカーの新造船価が昨年半ばにピークを迎えて総じて軟化したのに対続き

2023年2月16日

ClassNKアカデミー、eラーニング4講座の最新版提供開始

 日本海事協会(NK)は、eラーニングによるClassNKアカデミー「はじめての海運・造船講座」「そのつぎの海運・造船講座 復原性編」「そのつぎの海運・造船講座 船型設計編」「その続き