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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年2月27日

ダイハツD、LNG燃料ケープにDF補機出荷、郵船のJMU建造船「6DE23DF」初号機

 ダイハツディーゼルは21日、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が日本郵船向けに建造する21万重量トン型バルカー向けに、二元燃料(デュアルフューエル=DF)機関「6DE23DF」続き

2023年2月27日

大島造船所、セーフバルカーズからカムサ受注

 情報筋によると、大島造船所は、米国上場のギリシャ系バルカー船主セーフバルカーズから8万1800重量トン型バルカー1隻を受注したようだ。既報のとおり、セーフバルカーズは21日、日本続き

2023年2月27日

現代重工、VLGC2隻受注、年初来受注高が50億ドル突破

 韓国造船最大手、HD現代(現代重工業グループ)は22日、中東船社ABCG DMCCから大型LPG船(VLGC)2隻を受注した。HD現代の造船持株会社、韓国造船海洋が同日証券取引所続き

2023年2月24日

《連載》造船所の船型開発トレンド②、バルカーはラインアップ精選の傾向も

 バルカーでは、新造船商談の主流となっているのが、ケープサイズ・バルカーや専用船を除いて、従来燃料油でEEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3の最新デザインが主戦場となっている続き

2023年2月24日

造船業は27産業中4位と優良、下請けの価格転嫁受け入れ、中小企業庁調査

 原材料費や労務費の上昇によるコストアップを発注元企業に価格転嫁できているかどうかを調べた中小企業庁の実態調査報告によると、価格転嫁に応じている業種として造船業が全業種中4位と上位続き

2023年2月24日

欧州舶用大手、売上は各社回復、22年通期決算、製品・サービス増で受注も好調

 欧州舶用メーカー大手4社の2022年通期決算では、特にアフターサービス事業の需要回復が顕著で、各社とも売上が回復した。また、受注高についても、新造船発注量が引き続き堅調なことや、続き

2023年2月24日

ヘッドウェイ、最新製品の紹介や業界動向を解説、日本でセミナー開催

 中国の舶用メーカーである青島海德威科技有限公司(ヘッドウェイ)はこのほど、「業界セミナー“エネマリン”〜未来を照らす新エネルギーと船舶業界の動向」を神戸市続き

2023年2月24日

舟山長宏国際、MSC向け1.1万TEU型船10隻受注、メガコンテナ船初建造

 中国民営造船所の舟山長宏国際船舶修造はこのほど、MSCからLNG二元燃料推進の1万1500TEU型コンテナ船10隻を受注した。設計・開発を担当した中集船舶海洋工程設計研究院(CI続き

2023年2月22日

《連載》中国の転折点⑪、中国次第で世界的なドック不足に、修繕工事、当局の政策判断に影響

 世界全体の船舶修繕工事の5割を手掛けている中国の修繕ドック群。だがコロナ禍では当局の“ゼロコロナ政策”に伴い、これらドックに入渠できなくなる船が続出し、入渠予定だった船の3割が日続き

2023年2月22日

《連載》内航キーマンインタビュー㉚、三浦造船所・三浦唯秀社長、多彩な船種と短納期でニーズに応える無料

 内航船建造大手の三浦造船所は、貨物船からタンカー、フェリーまで多種多様な船種を建造している。豊富な製品メニューをマーケット環境や顧客のニーズに応じて短納期でも建造できるのが強みで続き

2023年2月22日

《連載》造船業の戦略転換②、「新しい船」にどう取り組むか、共同対応必須、造船ブームと重なる可能性も

 世界のカーボンニュートラル化を背景に、造船所では新燃料船の開発・受注が重要課題になっているが、もう1つのテーマとして浮上しているのが、従来の一般商船とは異なる、脱炭素時代ならでは続き

2023年2月22日

YAMIC、72型バルカー最大6隻受注、カナダ船社向け、メタノールレディ

 三井E&S造船と中国民営造船大手の揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、カナダ船社からメタノール燃料レディの7万2250万重量トン型バルカー4隻続き

2023年2月21日

《連載》造船所の船型開発トレンド①、新船型定着で新燃料対応など焦点に

 造船所の船型開発は、代替燃料船を見据えた取り組みが大きな焦点となっている。従来燃料油でEEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3に対応した汎用船の新船型はこの2年の発注回復もあ続き

2023年2月21日

現代重工、VLGC2隻受注、年初来受注高が早くも50億ドル規模に

 韓国造船最大手、HD現代(現代重工業グループ)は17日、大洋州地域の船主から大型LPG船(VLGC)2隻を受注した。HD現代の造船持株会社、韓国造船海洋が同日証券取引所に告示した続き

2023年2月21日

日東化成工業、業界初の船舶用不燃性材料を製品化、パテ・ペーストの2種を取りそろえ

 パテ、シール材といったコンパウンド製品を手掛ける日東化成工業(本社=大阪市)はこのほど、業界初の船舶向け不燃性材料を開発した。船舶居住区内の隔壁と防火扉の隙間充填などの用途で、パ続き

2023年2月21日

日本造船のグループ別建造量ランキング、川重・大島が浮上、操業で順位変動

 本紙が取りまとめた日本造船業の2022年のグループ別の新造船竣工量(総トン基準)は、操業量が大底となったため全体的に建造量が縮小する中でも、縮小規模や回復傾向に差が生じ、順位が変続き

2023年2月20日

名村造船所、連続建造効果と新燃料船挑戦を両立、鋼材は先決めや多様化など対策広げる

 名村造船所は17日、会見で事業概況などを説明した。今期の黒字化の背景として円安効果に加えて、「伊万里事業所でのケープサイズ・バルカーの同型船連続建造効果が想定よりも発揮された」(続き

2023年2月20日

舶用メーカー間で不足部品を融通へ、半導体など調達難に対応し日舶工が新制度

 日本舶用工業会(日舶工)は17日、半導体などの部品不足に対応するため、会員間で製品の製造・修理で不足する部品などの融通を行う「部品等融通制度」を設け、運用を開始すると発表した。日続き

2023年2月20日

ハンファ、HSDエンジンの経営権も取得へ、大宇造船買収と合わせ造船舶用一体展開

 韓国財閥ハンファグループが、大宇造船海洋の買収に続いて同国低速舶用エンジン2位のHSDエンジンの経営権取得に乗り出した。グループ傘下のハンファインパクトが16日、HSDエンジンの続き

2023年2月17日

《連載》中国の転折点⑩、日本造船所、中国向け取引の難しさ増す、台湾船主との関係強固に

 日本の造船所にとって中国船社/船主には巨大な新造需要がある反面、「国輪国造」政策による制限から参入障壁が高いうえ、リスク要因が増えて難しさが増している。過去に中国企業向けの新造船続き