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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2022年9月20日

《連載》ケミカル船ヤードの現在地と戦略<中>、海外ヤードの増加とコスト高に直面

海外の復活・再開組が増加  ケミカル船の建造シェアでは上位を占める日本のケミカル船ヤードだが、昨年から今年にかけてのケミカル船の新造発注動向をみると、日本の造船所も水面下で1続き

2022年9月20日

《連載》日本造船の新3極構造④、脱炭素需要が連携への決断迫る、アライアンス超えた広域協力必要に

 液化水素(LH2)運搬船や液化二酸化炭素(LCO2)運搬船、電気運搬船―。脱炭素時代に造船所にとって新しい船舶の需要が生まれようとしている。日本造船業は限られたリソースを有効活用続き

2022年9月20日

ディープシー社の最適航路システム、ワレニウス・ウィルヘルムセンが導入、全船120隻超に

 ナブテスコグループが出資する、ギリシャの船舶ITスタートアップ企業ディープシーテクノロジーズの最適航路選定システム「ピシア(Pythia)」がこのほど、自動車船運航大手ワレニウス続き

2022年9月20日

守谷輸送機工業、韓国で船舶用エレベータの特許取得

 エレベーターメーカーの守谷輸送機工業(横浜市)は15日、韓国で「船舶用エレベータ」の特許を取得したと発表した。同エレベータは日本でも特許を取得済み。  特許を取得した船舶用エレ続き

2022年9月16日

《連載》ケミカル船ヤードの現在地と戦略<上>、日本は高シェア維持も忍び寄る脅威

 ケミカル船市場では、2000年代半ばまで日本の造船所が圧倒的な建造シェアを持っていたが、新造発注の低迷長期化や中国造船所の台頭により、この10年で変化している。ここ数年でもケミカ続き

2022年9月16日

《連載》日本造船の新3極構造③、中堅と中小のポジション戦略、中韓との競合避け技術活用

 今治造船/ジャパンマリンユナイテッド(JMU)連合や、常石造船/三井E&S造船連合などのアライアンス群は、生産規模と技術力を融合して、マーケット船の領域での国際競争で勝ち残りを図続き

2022年9月16日

国交省、三菱造船のハイブリッド電気推進船採択、省エネ内航船実証事業

 国土交通省海事局海洋・環境政策課は15日、経済産業省と共同の「内航船の革新的運航効率化実証事業(標準的省エネルギー船舶開発調査)」で、三菱造船の「蓄電池を利用したハイブリッド電気続き

2022年9月16日

企業の省エネ、S評価に造船10社、名村造船・旭洋造船・神田造船は5年連続

 省エネ法に基づく2021年度報告分の「事業者クラス分け評価制度」で、造船業では10社が優良事業者に相当する「Sクラス」の評価を受けた。名村造船所と旭洋造船、神田造船所は5年連続の続き

2022年9月16日

MANプライムサーブとマキタ、高圧SCR向けサービスの契約締結、一貫サービス提供へ

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は13日、同社のアフターサービス部門であるMANプライムサーブと、MANの小口径エンジンライセンシーであるマキタが、高圧の選択的触媒還元(続き

2022年9月16日

ヤンマー舶用システム、魚体重自動解析システム受注開始

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマー舶用システムは、養殖機器開発・製造・販売を手掛けるオーストラリアのAQ1システムズ(AQ1 Systems)と共同開発した日本続き

2022年9月15日

世界の造船利益率マイナス6.3%、鋼材高騰で悪化、日韓中の大半が赤字に

 本紙試算によると、2021年度の世界全体の造船事業の売上高営業利益率はマイナス6.3%で、2015年以来の低水準に落ち込んだ。船価低迷時の受注船の建造に鋼材価格の高騰が直撃した。続き

2022年9月15日

内航船の新造船商談、停滞続く、鋼材価格高騰で新造交渉まとまらず

 内航船の新造船商談の停滞が続いている。内航貨物船では、造船所は鋼材価格の高騰により建造コストが上昇して船価を引き上げざるを得ない一方、用船料の上昇幅が小さいため、船価と用船料の乖続き

2022年9月15日

日本の新造船受注、8月は6割減の50万トン、商談様子見の展開に

 日本船舶輸出組合(輸組)が14日発表した今年8月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は15隻・50万総トンで、トン数ベースで前年同月比59%減となった。前年同月実績を2カ月ぶりに続き

2022年9月15日

日本の新造船受注残、2149万総トンに微減

 日本船舶輸出組合がまとめた今年8月末時点の手持ち工事量は461隻・2149万総トン(1006万CGT)で、7月末時点と比べて8万総トン減少した。21年の輸出船の竣工量に相当する輸続き

2022年9月15日

現代重工、LNG燃料自動車船2隻受注、船価1.2億ドル

 韓国の現代重工業グループは13日、中東地域の船主からLNG二元燃料推進の自動車船2隻を受注した。現代重工業グループの造船持株会社、韓国造船海洋が14日証券取引所に告示した。契約総続き

2022年9月15日

日舶工、SMM2022に20社と参加

 日本舶用工業会(日舶工)は、今月6~9日にドイツ・ハングルクで開催された国際海事展「SMM2022」に会員企業20社と、日本パビリオンを形成して参加した。展示会初日には、欧州海事続き

2022年9月15日

コルバス・エナジー、水素電池船プロジェクトをけん引

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーは8日、舶用水素燃料電池とバッテリーによるハイブリッド推進システムの経済性向上やシステム寿命延長に向けた共同研究プロジェク続き

2022年9月15日

OKIコムエコーズ、海洋産業技術展に出展

 沖電気工業の海洋事業を担うOKIコムエコーズ(OCE)は、14日~16日に東京ビッグサイトで開催中の海洋産業技術展「サブシーテック・ジャパン2022」に出展し、主力商品である港湾続き

2022年9月15日

マツイ、海洋産業技術展で水中ドローンなど紹介

 機械専門商社のマツイは、14日~16日の日程で東京ビッグサイトで開催中の海洋産業技術展「サブシーテック・ジャパン2022」に出展し、欧米企業らが手掛ける水中ドローンや海洋ゴミ回収続き

2022年9月14日

《連載》自律運航の技術戦略⑦、東京計器、「認知・判断・操船」を統合、強みは操船技術と船体制御

 東京計器は、高いシェアを誇るジャイロコンパスとオートパイロットが、自律運航につながる操船系技術として知られる。これに加え、自動操船に必要な「認知」「判断」「操作」機能を1社で統合続き