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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年2月14日

《連載》新常態の新造船価動向<中>、軟化のバルカーにも底堅さ

■大底から2割超の高値維持  バルカーの新造船価は、2020年後半に底を打って以降、昨年半ばまで右肩上がりでの上昇が続いた。船価が上昇に転じた背景には、バルカーのプライスリー続き

2023年2月14日

《連載》中国の転折点⑨、機器・部品の調達リスク浮上、コロナ禍の供給難で露呈、調達先多様化など対策急務

 新型コロナウイルス感染拡大でモノの往来が止まったことで、中国製品への依存度の高さが露呈した。舶用機器については、日本は国産化率が高い点が安定調達の強さにつながっていると言われてき続き

2023年2月14日

名村造船所、4〜12月期経常益118億円に黒字化、新造船は22隻受注

 名村造船所が13日発表した2022年4〜12月期の経常利益は118億円で、前年同期の43億円の赤字から黒字転換した。円安効果と構造改革により収益が大幅に改善した。通期業績も昨年1続き

2023年2月14日

三井E&S、通期経常益30億円に上方修正、円高修正で外貨損失分が改善

 三井E&Sホールディングスは13日、2023年3月期の連結経常利益が従来予想から20億円上振れし、30億円になる見通しだと発表した(前期は257億円の赤字)。前提為替レートを円高続き

2023年2月14日

東京計器、通期予想を下方修正

 東京計器は2023年3月期の連結業績予想を、売上高が前期比6%増の440億円(前回発表は447億円)、営業利益は43%減の9億4000円(同10億円)、経常利益は31%減の13億続き

2023年2月14日

HD現代の自律運航関連製品、KRから設計承認

 HD現代グループ(現代重工業グループ)の自律運航専門会社アビカスが開発した自律航海システム「HiNAS 2.0」が、韓国船級(KR)から基本設計承認(AIP)を取得した。KRが1続き

2023年2月14日

MANプライムサーブ、LPG船をDF推進に追加改造

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は7日、天津西南海運がLPG船2隻の主機を、二元燃料(デュアルフューエル=DF)エンジンに改造することを決めたと発表した。アフターセールス続き

2023年2月13日

川崎重工の4〜12月期、中国合弁造船の改善で部門黒字化、新造船受注はLPG4隻

 川崎重工業が10日発表した2022年4〜12月期連結決算は、船舶海洋事業が所属する「エネルギーソリューション&マリン」セグメントの事業損益が前年同期の96億円の赤字から93億円の続き

2023年2月13日

VLGC新造商談、アンモニア輸送対応が標準へ、韓国大手も受注

 大型LPG船(VLGC)の新造船商談では、アンモニア輸送対応が標準になってきた。将来のアンモニア輸送の拡大を見据えたもので、受注で先行していた日本の造船所に加えて、現代重工業やサ続き

2023年2月13日

総合重工労組、30年ぶり1万円台の賃金改善要求、インフレ背景に1.4万円要求

 鉄鋼や造船の労働組合からなる基幹労連の春季労使交渉(春闘)がスタートし、大手総合重工の労働組合が10日、賃金改善1万4000円を軸とした要求を提出した。定期昇給分を除く賃上げの要続き

2023年2月10日

《連載》新常態の新造船価動向<上>、構造変化で一定の高値圏維持も

 鋼材価格の高騰など背景に高値圏にある新造船価相場。ドライバルク市況が下落したことで船価と用船料の乖離幅が拡大しており、今年は船価も調整局面を迎えて軟化するとの見方も強まっている。続き

2023年2月10日

《連載》新造船需要の構造変化(下)、需要の「総面積」が拡大、短期需要の振幅拡大の懸念も

 新造船の中長期の需要予測は、年8000万〜1億2000総トンと幅があるものの、昨年の世界の新造船竣工量が5000万総トンだったことを考えれば、今よりも建造量は大きく増えることが見続き

2023年2月10日

国内舶用機関メーカー、4〜12月期は2社が経常減益、機関売上で明暗

 国内舶用機関メーカー4社(赤阪鐵工所、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジンコーポレーション)の2022年4〜12月期決算は、経常損益ではダイハツディーゼルの舶用機続き

2023年2月10日

バルチラ、バルカーに軸発電装置を改造搭載

 バルチラは7日、シンガポールのドライバルク船主ベルゲバルクが所有するケープサイズ・バルカーに、インライン軸発電装置をレトロフィット搭載したと発表した。同社によると、同装置のレトロ続き

2023年2月10日

バルチラ、カーニバルとプラスチック使用減へ連携

 バルチラは8日、客船大手カーニバル・コーポレーションと、海洋事業で使用されるプラスチック材の削減に向けた共同パイロットプロジェクトを実施したと発表した。客船で試験運用を行い、スペ続き

2023年2月10日

三浦工業、4〜12月期は営業益149億円

 三浦工業が8日に発表した2022年4〜12月期連結決算は、売上収益が前年同期比6%増の1057億円、営業利益が6%増の149億円だった。  セグメント別では、国内機器販売事業に続き

2023年2月9日

《連載》新造船需要の構造変化(中)、GHG削減目標が代替ペースに影響

 世界の新造船建造需要が、2030年頃に次のピークを迎えるとの予測は、これまでにも共通認識としてあった。  リーマン・ショック直後、2010〜12年の3年間に、世界では合計で約3続き

2023年2月9日

韓国造船海洋の22年度、税前損失450億円、3期連続赤字、ウォン安で改善

 HD現代(現代重工グループ)の造船事業会社、韓国造船海洋が7日発表した2022年12月期の連結決算は、税引前損益が4311億ウォン(450億円)の赤字だった。3期連続の赤字だが、続き

2023年2月9日

黄海造船、冷凍船1隻受注、中国船社最大船型

 黄海造船は2日、同国の栄城華東漁業から冷凍船1隻を受注した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が6日発表した。冷蔵室の容量は2万1600立方㍍で、中国船社として最大の冷凍船になる続き

2023年2月9日

揚州金陵船舶、15型ケミカル船2隻追加受注、26年納期

 マーケットレポートによると、中国の招商局(チャイナ・マーチャンツ)傘下の揚州金陵船舶は、1万5000重量トン型ケミカル/プロダクト船2隻を追加受注したようだ。納期は2026年とな続き