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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年5月23日

川崎重工、DPS教育プログラムを構築、NKから認証を取得

 川崎重工業はこのほど、船舶の自動定点保持システム(DPS)の操船者向けの教育訓練プログラムを開発し、日本海事協会(NK)から教育機関としての認証を取得した。海洋工事や今後の市場拡続き

2023年5月23日

世界の1〜3月新造船実績、受注は1割増の1858万トンと高水準、建造量は8%増

 IHSマークイットの新造船データに基づく統計(旧ロイド統計)の速報値によると、今年1〜3月の世界の新造船受注量は712隻・1858万総トン(1115万CGT)で、前年同期比10%続き

2023年5月22日

ボルカノ、次世代燃料の燃焼処理技術を開発、ガス燃焼装置の市場投入にめど

 ボルカノは19日、ガス燃焼ユニット(GCU)によるアンモニアガス、水素ガスの燃焼処理技術の開発を4月30日に完了したと発表した。これにより、次世代燃料用GCUの市場投入のめどが立続き

2023年5月22日

サムスン重工、新方式の3タンクLNG船を開発、船首ブリッジコンテナ船も

 韓国のサムスン重工業は18日、貨物タンクの数を従来の4から3に減らした新方式の大型LNG船と、ブリッジを船首側に置く省エネ大型コンテナ船を開発したと発表した。  「3カーゴタン続き

2023年5月22日

現代尾浦、プロダクト船2隻受注、船価4380万ドル

 韓国の現代尾浦造船は18日、アフリカ地域の船主からプロダクト船2隻を受注したと発表した。4隻の契約総額は8760万ドルで、船価は1隻当たり約4380万ドルになる。船型や仕様は明ら続き

2023年5月22日

新造船市場、中国造船所にバルカー発注相次ぐ、63型や82型を期近納期で

 新造船市場では、日本をはじめとした主要な造船所が先物まで線表確定を進めるなか、中国造船所への中型バルカーの新造発注が増加している。特に中国の中堅以下の造船所は、比較的期近な納期の続き

2023年5月22日

近畿舶用工、通常総会を開催、23年度事業計画や予算案を承認

 近畿舶用工業会は17日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で第31回通常総会を開催した。2023年度事業計画や予算案を承認した。  総会後の懇親会で、中谷晴信会長(大阪電機工続き

2023年5月22日

日舶工、ノルシッピング2023に出展

 日本舶用工業会(日舶工)は日本財団の助成事業として、6月6〜9日にノルウェー・オスロ市で開催される「ノルシッピング2023」に参加する。日本船舶輸出組合とともに日本パビリオンを形続き

2023年5月19日

青島揚帆造船、ダナオスから5900TEU型船受注、24〜25年納期で2隻

 ニューヨーク証券取引所上場のギリシャ船主ダナオスはこのほど、決算発表の中で5900TEU型コンテナ船2隻を新造整備を公表した。2隻は中国民営造船所の青島揚帆造船で建造する。202続き

2023年5月19日

中国造船業の1〜4月統計、受注量は3割増の高水準継続、受注残も増加

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が17日発表した今年1〜4月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比29%増の1985万重量トンだった。月間平均500万重量トンのペースで、平年を続き

2023年5月19日

OECD、ゼロエミ船建造へ公的融資促進へ、船舶輸出金融のルール改正へ議論

 ゼロエミッション船などの次世代船舶の建造に対する政府系金融機関の融資を促進するため、船舶輸出金融の国際ルール改正に向けた議論が始まった。5月10〜11日にフランス・パリで第136続き

2023年5月19日

古野電気、船舶位置情報サービスを展開、今年度200隻に「イチダケ」の導入狙う

 古野電気は、船の位置情報を30分ごとに把握できるクラウドサービス「ichidake(イチダケ) 30」を展開している。1月のサービス提供開始以降、これまで内航貨物船や漁船など18続き

2023年5月19日

寺崎電気、23年3月期は経常益79%増

 寺崎電気産業の2023年3月期連結決算は、売上高が前の期比17%増の443億円、営業利益が75%増の29億円、経常利益が79%増の35億円だった。売上高は、船舶用配電制御システム続き

2023年5月18日

韓国造船、海外の休眠工場に接近、ブロック生産やドック活用、生産力不足を補完か

 韓国造船業が、海外の休眠工場の活用に動いている。新造船需要の高まりに対して韓国内での人材難などに伴う生産量不足が課題となっているため、海外を活用して補うねらいがあるようだ。サムス続き

2023年5月18日

日本の新造船受注、4月は7割減の64万トンと低迷、中型タンカーも成約

 日本船舶輸出組合(輸組)が17日発表した今年4月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は16隻・64万総トンで、トン数ベースで前年同月比67%減となった。ハンディサイズ・バルカーを続き

2023年5月18日

日本の新造船受注残、2.7年分の2218万総トンに増加

 日本船舶輸出組合がまとめた今年4月末時点の手持ち工事量は497隻・2218万総トン(1052万CGT)で、4月末時点と比べて2万総トン増加した。22年の輸出船の竣工量に相当する輸続き

2023年5月18日

HJ重工、7500立方㍍型LNGバンカリング船開発、二元燃料推進採用

 韓国のHJ重工業(旧韓進重工業)はこのほど、7500立方㍍型のLNGバンカリング船を開発し、ロイド船級(LR)から設計基本承認(AIP)を取得したと発表した。バンカリング船は独立続き

2023年5月18日

電力線通信、現存船での利用実証、船舶電装協会が性能確認

 日本船舶電装協会は15日、電力線を使って通信ができる「高速電力線通信技術(HD−PLC)」が、電波法関連法令の見直しにより鋼船内で利用可能になったことを受け、実船によ続き

2023年5月18日

日立造船マリンエンジン、データ解析アプリの搭載が30隻に、早期に100隻突破を目指す

 日立造船マリンエンジンが展開する船舶データ解析ウェブアプリケーション「HiZAS VDA(Vessel Data Analysis)」の受注がじわじわと広がっている。愛媛海運や美続き

2023年5月18日

K造船、ギリシャ船主からMR型2隻受注、25年納期で

 海外紙によると、韓国中堅のK造船(旧STX造船海洋)は、ギリシャ船主スティールシップからMR型プロダクト船2隻を受注した。納期は2025年とみられる。  K造船は今年に入り、欧続き