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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年3月23日

川崎重工、戦後の潜水艦竣工が30隻目

 川崎重工は20日、神戸工場で防衛省向けに建造していた3000トン型潜水艦“はくげい”を引き渡した。川重が戦後建造した潜水艦として30隻目にあたる。  “はくげい”は「たいげい」続き

2023年3月23日

スエズ型タンカーの新造船価、リーマン後最高値圏で成約相次ぐ

 スエズマックス・タンカーの新造船価が上昇している。今月に入ってからスエズマックス・タンカーで複数の新造成約が表面化しており、船価はいずれも8000万ドルを超えているようだ。スエズ続き

2023年3月22日

《連載》舶用エンジン新体制、脱炭素が迫る日韓中の大規模再編、新燃料機関の開発・生産強化、造船との垂直協業も

 船舶脱炭素化のカギを握る舶用エンジンで、メーカーの再編が本格化してきた。日本では4月に、三井E&SホールディングスとIHIの舶用エンジン統合、日立造船によるエンジン事業分社と今治続き

2023年3月22日

J−ENG、UE機関のライセンス契約を更新、現代重工業と調印式

 ジャパンエンジンコーポレーション(J−ENG)は17日、韓国のライセンシーである現代重工業と、UE機関のライセンス契約を更新し、調印式を行ったと発表した。J−ENGは1984年、続き

2023年3月22日

中国造船業の新造船実績、1~2月受注量6割増の高水準、竣工量は減少

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が発表した今年1~2月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比64%増の925万重量トンだった。月間ベースに換算すると、450万重量トンを上回り、続き

2023年3月22日

韓国造船大手の新規受注、1〜2月は前年同期並み高水準、2%減の84億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1〜2月の新規受注実績は計49隻・84億ドルで、前年同期比2%減(受注金額ベース、以下同)となった。前年同期実績は下回ったもの続き

2023年3月22日

英和、阿部副社長が社長昇格

 英和は17日、阿部吉典取締役副社長兼営業本部長が6月28日付けで代表取締役社長に昇格する人事を発表した。阿部健治代表取締役社長は取締役会長に就任する。 【あべ・よしのり】関西大続き

2023年3月20日

JMUアムテック、伊藤社長に聞く、作業船の新造・修理に注力

 JMUアムテック(兵庫県相生市)が作業船の新造や修理に力を入れている。作業船はかつて国内の大型インフラ工事のために多く建造されたが、いまは代替期に入っており、伊藤護社長は「作業船続き

2023年3月20日

日本造船工業会、次期会長に川重の金花会長

 日本造船工業会の次期会長に川崎重工業の金花芳則取締役会長(写真)が内定した。6月16日に開催される総会・理事会で正式決定する予定。  金花氏は第39代の造工会長となる。川重出身続き

2023年3月20日

韓国政府、造船の本工と協力工の格差改善に支援、労働力不足解消へ

 造船業の労働力不足と採用難が深刻化している韓国で、雇用労働部が8日、協力会社などへの支援策を発表した。労働力確保には、造船所の従業員と協力工の間にある賃金や待遇の格差改善が重要と続き

2023年3月20日

サンフレム、アンモニアの試験設備を稼働、燃焼器の開発を加速

 船舶用のボイラーバーナーと焼却炉を開発・製造するサンフレムは今月1日、アンモニアを燃料とする技術開発を行うための専用テスト設備の稼働を開始した。同設備を用いて開発するアンモニア燃続き

2023年3月20日

古野電気、遠隔監視システムがNK革新技術認証、年次性能試験の遠隔実施可能に

 古野電気と日本海事協会(NK)は17日、同社が提供する船舶向けリモートモニタリング&トラブルシューティングプラットフォーム「HermAce (ヘルムエース)」 が、革新技術を対象続き

2023年3月17日

《シリーズ・舶用新社長インタビュー》大洋電機・山田沢生社長、「電気」で環境負荷低減に貢献

 1月30日、大洋電機の社長に山田沢生氏(写真)が就任した。環境対応を背景に、「電気」に対する業界の期待が高まる中、同社は新たな岐阜工場を軸に、発電機の生産台数の増強や環境負荷低減続き

2023年3月17日

船陸データ伝送のISO規格化、スマナビ研、安定・安心なファイル共有を実現

 日本舶用工業会(日舶工)は16日、日舶工に設置するスマートナビゲーションシステム研究会4(スマナビ研4)で取り組んできた、非同期の船陸間データ伝送の一般要件について、3月10日に続き

2023年3月17日

タンカー新造船商談、韓国大手も汎用中型タンカー受注へ、スエズマックスなど

 タンカーの新造船商談では、韓国造船大手が汎用の中型タンカーの受注を再開する動きが出てきているようだ。海外紙によると、韓国造船大手のHD現代(現代重工業グループ)は、ギリシャ船主エ続き

2023年3月17日

IHI回転機械エンジ、新社長に森川取締役

 IHIは16日、グループ会社であるIHI回転機械エンジニアリングの代表取締役社長に、4月1日付で森川圭一取締役(写真)が就任する役員人事を発表した。川崎義則社長は3月31日付で退続き

2023年3月17日

オーケーエム、遊具を東近江市に寄贈

 オーケーエムは15日、障害の有無に関係なく遊べる「インクルーシブ遊具(オムニスピナー)」1基を、滋賀県東近江市に寄贈したと発表した。  同日、東近江市ひばり公園こども広場で贈呈続き

2023年3月16日

破綻造船所の再稼働、影響は、中国民営3社の潜在能力は500万総トン超

 造船不況下で破綻した中国民営造船所の設備を再稼働させようという動きが、いよいよ本格的に広がってきた。人手不足や資機材不足が稼働のネックになる一方、期近船台を求める船主や地元自治体続き

2023年3月16日

LNG船の新造船価、高値更新、大宇造船が2.56億ドルで2隻受注

 韓国の大宇造船海洋は14日、大洋州地域の船主からLNG船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻の契約総額は5億1250万ドルで、船価は1隻当たり2億5625万ドルになる。船型続き

2023年3月16日

三菱重工・川重・IHIら総合重工春闘、賃金改善1.4万円の満額回答相次ぐ

 造船や鉄鋼の労組からなる基幹労連の春季労使交渉は、15日に総合重工で一斉に回答が出た。賃金改善は2023年度分1万4000円の要求に対し、三菱重工業と川崎重工業、IHI、住友重機続き