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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年6月30日

村上秀造船、黒油タンカーで省エネ格付5つ星、油タンカーで最多取得

 村上秀造船は、6月2日付で同社の建造した黒油タンカー“第93芳鷹丸”が新たに国土交通省の「内航船省エネルギー格付け制度」で最高評価となる“5つ星”を代替手法により取得したと発表し続き

2023年6月30日

古野電気の遠隔監視システム、年次性能試験の遠隔実施が拡大、NK登録パナマ籍船でも

 古野電気と日本海事協会(NK)は29日、古野電気の船舶向けリモートモニタリング&トラブルシューティングプラットフォーム「HermAce(ヘルムエース)」が、航海情報記録装置(VD続き

2023年6月30日

中船動力とBASF、船上CO2回収装置で連携

 中国船舶集団(CSSC)傘下の中国船舶重工集団動力(中船動力)と、ドイツの化学大手BASFはこのほど、商業用の船上二酸化炭素(CO2)回収システムの開発で連携すると発表した。両社続き

2023年6月30日

HD現代、サウジ合弁会社がエンジン工場建設

 HD現代重工業は25日、HD現代グループらが出資するサウジアラビアのエンジン合弁会社「MAKEEN」がこのほど、同国でエンジン工場の着工式を行ったと発表した。自社開発の中速エンジ続き

2023年6月29日

京浜ドック・小澤敏也社長、攻めの営業で新たな領域に挑戦

 日本郵船グループでタグボートなどの小型船の新造・修繕を手掛ける京浜ドックの小澤敏也社長は本紙の取材に応じ、今後の方針を語った。タグボートの新造事業を今後も中核としつつ、LNG燃料続き

2023年6月29日

休眠中の大型造船所がまた稼働か、金海智造、CIMC傘下の舟山長宏国際と協定

 中国紙によると、新造船建造を休止していた民営造船の金海智造股份(旧金海重工)は20日、CIMCグループ傘下造船所の舟山長宏国際船舶修造と協力協定に調印した。舟山長宏国際は大型コン続き

2023年6月29日

メタノール燃料改造が相次ぐ、MANとバルチラ、代替燃料への移行が加速

 脱炭素化の流れが進む中、欧州では代替燃料焚きエンジンへの改造が相次いでいる。このほど、バルチラがスウェーデンのフェリー大手ステナラインのフェリーをメタノール燃料対応に改造すること続き

2023年6月29日

江門市南洋船舶工程、40型バルカー受注拡大、ジネル向け3隻追加

 中国民営造船所の江門市南洋船舶工程がハンディサイズ・バルカーの受注を拡大している。海外紙によると、江門市南洋船舶工程は、トルコ船主ジネル・シッピング・インダストリー&トレーディン続き

2023年6月28日

YAMIC、プロダクト船の受注拡大、ジャルディ向けMR型2隻など追加受注

 三井E&S造船と揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、新たに参入を決めたプロダクト船の受注を拡大している。別項のとおり、揚子江船業グループがMR続き

2023年6月28日

日韓中欧が需要予測専門家会議、力強い新造船需要の見通し一致

 日本・韓国・中国・欧州の造船業界団体が新造船の需要予測について意見を交わす、「国際造船需要予測専門家会議(ISFEM)」が22〜23日にベルギーのブリュッセルで開催された。ピーク続き

2023年6月28日

揚子江船業、2.4万TEU型など新たに37隻受注、年初来受注69隻・56億ドルに

 中国民営大手の揚子江船業グループは26日、LNG二元燃料の2万4000TEU型コンテナ船10隻をはじめとする新造船37隻の受注を新たに発表した。年初来の新造船受注は計69隻・56続き

2023年6月28日

韓国とギリシャ、環境対応レトロフィットで協力、政府資金で共同開発

 韓国の産業通商資源部は27日、韓国とギリシャが就航船の環境対応改造工事(レトロフィット)に関する技術開発を共同で行うことで協約を結んだと発表した。韓国政府が2026年までに40億続き

2023年6月28日

招商局南京金陵、7400台積み自動車船最大6隻受注、サラウムラインズ向け

 中国の招商局グループの南京金陵船舶は、スイスに拠点を置くサラウムラインズからLNG二元燃料推進の7400台積み自動車船4隻プラス・オプション2隻を受注した。中国船舶工業行業協会(続き

2023年6月28日

《座談会》バリシップフォーラム2023、造船経営者パネルディスカッション、「日本造船業の挑戦」

<パネリスト> 今治造船・檜垣幸人社長 尾道造船・中部隆社長 旭洋造船・越智勝彦社長 新来島どっく・村上孝信社長 山中造船・浅海真一社長 【司会】 伊藤忠商事・藤続き

2023年6月27日

国内の一部造船所、40型ハンディサイズの船型刷新、幅広船型など採用

 ハンディサイズ・バルカーでは4万重量トン超の40〜42型バルカーが標準船型として定着しているが、日本の造船所の一部が4万重量トン超のバルカーの船型ラインアップを刷新している。関係続き

2023年6月27日

日本舶用工業会、定時総会・懇親会を開催、新造需要増に業界連携で対応

 日本舶用工業会(日舶工)は23日、都内で定時総会を開催した。総会で再任された木下茂樹会長(ダイハツディーゼル会長)はその後の懇親会であいさつに立ち、2030〜50年にかけて見込ま続き

2023年6月27日

内海造船、25年度の業績目標値を早くも達成、新規船開拓も着実に進捗

 内海造船は26日、2025年度を最終年度とする中期経営計画の進捗状況などを明らかにした。計画の柱の1つだった新規船の開拓については、初の輸出フェリーの建造や防衛省向け受注などで着続き

2023年6月27日

中国造船業の新造船受注、5月は今年最多の660万トン、1~5月5割増

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が21日発表した今年1~5月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比50%増の2645万重量トンだった。月間平均500万重量トンを上回るペースで、続き

2023年6月27日

現代尾浦、プロダクト船4隻受注、船価4685万ドル

 韓国の現代尾浦造船は23日、アフリカ地域の船主からプロダクト船4隻を受注したと証券取引所に告示した。4隻の契約総額は1億8740万ドルで、船価は1隻当たり4685万ドル。2025続き

2023年6月27日

船舶技術研究協会理事長に石川・元JMU副社長

 日本船舶技術研究協会は6月23日に開催した評議委員会と理事会で、新理事長に石川寛樹・ジャパンマリンユナイテッド(JMU)元副社長を選任した。2015年から理事長を務めた神林伸光氏続き