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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年1月10日

サムスン重工、大型LPG/アンモニア船受注、27年納期で2隻、船価1.2億ドル

 韓国のサムスン重工業は12月26日、大洋州地域の船主から大型LPG/アンモニア運搬船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2027年6月までに順次引き渡す予定。契約総額は2続き

2024年1月10日

滬東中華造船、LNG船建造が昨年は過去最高、LNG船生産能力倍増へ

 中国船舶集団(CSSC)傘下の滬東中華造船は、LNG船の年間建造隻数が過去最高の6隻になった。CSSCがこのほど発表した。同社はLNG船の生産能力を倍増させる戦略を打ち出しており続き

2024年1月9日

福井製作所、大型液化水素船向け安全弁を開発、NKの実圧・実温試験を完了

 安全弁専業メーカーの福井製作所は、世界で開発が進む大型液化水素運搬船向けを見据えた安全弁を開発し、このほど日本海事協会(NK)の実圧・実温試験に合格した。同社は世界初の液化水素運続き

2024年1月9日

今治造船グループ、新造船竣工量が4年ぶり増加、昨年は69隻・353万総トン

 国内最大手の今治造船グループの昨年の新造船竣工量は、合計69隻・353万総トンだった。隻数では前の年から7隻増加し、総トン数は6%増。3年連続で減少が続いていたが、増加に転じた。続き

2024年1月9日

JMU、呉事業所で燃料タンク内製化、新燃料船建造へ3工場に設備投資

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、新燃料船の建造体制を整えるため、商船建造の3事業所の設備投資方針を固めた。LNGなどの燃料タンクについては、呉事業所で内製化する方針だ。 続き

2024年1月9日

日立造船、新社名「カナデビア」のロゴが決定

 日立造船は4日、10月に変更予定の新社名「カナデビア」のシンボルマークが決定したと発表した。シンボルマークのデザインは、新社名と同様に、ブランドコンセプト「技術の力で人類と自然の続き

2024年1月9日

基幹労連が新年挨拶会

 基幹労連は5日、都内で新年の挨拶会を開催した。津村正男委員長は今年春の春季労使交渉(AP竣工取り組み)について「2023年から賃金改善に対する意識が変わった。24〜25年と、さら続き

2024年1月5日

《新春特別インタビュー》日本造船工業会 金花芳則会長、「新エネルギーが造船再建のカギ」

造船業は2050年に向けて需要が拡大する見通しが強まる一方、労働力不足や国際情勢の緊迫化などの課題にも直面する。日本造船工業会の金花芳則会長は、地政学リスクの高まりやエネルギー転換続き

2023年12月29日

【23年回顧】造船業の増産余地

造船業は需要増大に応えるため建造量を増やしたいところですが、人手や資機材などがネックとなり思うように増産できていません。造船業の増産の余地はあるのか、連載で検証しました。 【続き

2023年12月29日

【23年回顧】新造船需要の構造変化

これから2050年にかけて、年1億総トン規模の巨大需要が続くという予想値が示されています。新造船の需要構造がどのように変わるのかが、大きな関心となっています。 【記事でおさら続き

2023年12月29日

【23年回顧】造船DX

労働者不足と、船舶の複雑化・高度化という歴史的な転換点を迎える造船業では、DX(デジタルトランスフォーメーション)によって、従来のビジネスモデルとプロセスを抜本的に見直す動きが本格続き

2023年12月28日

本紙が選ぶ2023年造船10大ニュース

■人手不足深刻に、賃金も上昇  新造船の建造量が急拡大する中で、各国で労働力不足が深刻化した。一部では工程遅れなどの影響も出た。造船所や協力会社の人材採用も難航。穴を埋めるた続き

2023年12月28日

三菱造船・NSY・三井物産・三菱商事、LCO2船共同検討、28年実現へ

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の共同営業設計会社の日本シップヤード(NSY)と三菱造船、三井物産、三菱商事は、日本発のCCS(二酸化炭素回収貯留)を対象に2028続き

2023年12月28日

エンジニアリング会社、メタノール燃料改造需要に商機、一括受託体制整備

 従来型の就航船をメタノールなどの新燃料対応に改造(レトロフィット)する動きが出てきたことを受け、エンジニアリング会社などが改造に伴う設計や工事手配などを一括で請け負う体制を整えつ続き

2023年12月28日

中国中堅造船所、欧州船主との初取引拡大、南通象嶼と新大洋が新たに受注

 中国の中堅造船所が海外船主との初取引を相次いで決め、受注を拡大している。中国現地紙によると、南通象嶼海洋装備がイースタン・メディタラニアン・マリタイム(イーストメド)から6万40続き

2023年12月28日

OKM、新燃料・新貨物用のバルブ開発を推進、アンモニア燃料船向け世界首位へ

 オーケーエム(OKM)は、次世代燃料への移行や新たな貨物の輸送需要をにらみ、対応するバルブの開発を加速している。既に開発を完了したLNG燃料船用のバルブは、累計受注が22隻となっ続き

2023年12月28日

中国塗料、通期業績予想を上方修正

 中国塗料は2024年3月期の連結業績予想を、売上高が1100億円(前回発表は1050億円)営業利益が105億円(前回発表は84億円)、経常利益が115億円(同93億円)に上方修正続き

2023年12月27日

川崎重工、バルカー初のハイブリッド装置納入、NSユナイテッド内航運航船向け

 川崎重工業は26日、NSユナイテッド内航海運が運航する石灰石運搬船向けに、天然ガス専焼エンジンと大容量バッテリーを組み合わせたガスエンジンハイブリッド推進システムを納入したと発表続き

2023年12月27日

防衛省の24年度予算案、艦艇整備で過去最大の7687億円、イージス艦など建造

 防衛省は2024年度の概算要求で求めていたイージスシステム搭載艦など艦艇10隻・総額7687億円の新規整備が2024年度予算案として認められた。概算要求で求めていた10隻全船が2続き

2023年12月27日

艦艇・官公庁船新造が記録的高水準、24年度予算案、防衛10隻、海保16隻建造

 防衛省の艦艇や海上保安庁の巡視船の新規の新造整備予算が高水準となっている。このほど出そろった各省庁の2024年度予算案では、船舶・艦艇の新規整備として23年度補正予算を含めて防衛続き