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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年3月26日

国交省、27日に船舶産業変革検討会の第4回会合

 国土交通省は「船舶産業の変革実現のための検討会」(座長:村山英晶東京大学大学院教授)の第4回会合を今週27日に開催する。今年6月頃のとりまとめに向けて、2030年に目指すべき船舶続き

2024年3月25日

IHIとヤラ、アンモニア海上輸送最適化も検討、クリーンアンモニア協業で覚書

 IHIは世界最大の窒素肥料メーカーであるノルウェーのヤラ・グループと、クリーンアンモニアのバリューチェーンにおける協業可能性を検討する。22日、発表した。IHIが調達を検討してい続き

2024年3月25日

艦艇造船にファンドが関心高める、安全保障変化で需要増、造船所も設備資金求める

 世界の安全保障環境が変化し、欧米のファンドが防衛産業に対する関心を強める中、艦艇造船所への投資の機会を探る動きも出てきた。今後の艦艇建造の増加などで事業としての成長が見込まれるた続き

2024年3月25日

中国の南通CIMCと黄埔文冲、中型LPG船受注

 中国造船所の中型LPG船の受注が増えている。CIMCグループの造船所、南通中集太平洋海洋工程(南通CIMC)は20日、欧州船主から4万立方㍍型LPG船2隻プラス・オプション2隻を続き

2024年3月22日

《シリーズ》私の1隻“Berge Ichiban”、日本船舶輸出組合の鶴岡信三さんの1隻、大スキャンダルを救った人の縁

 日本船舶輸出組合の鶴岡信三常務理事(=写真)が挙げる「私の1隻」は、VLCC“Berge Ichiban”です。日立造船、ユニバーサル造船、内海造船で新造船の営業を長年務めた鶴岡続き

2024年3月22日

JMU、SPBタンク、初のライセンス生産、中国ウィソンがFLNG用に製造

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)とIHIの独自技術である自立角形タンク「SPBタンク」で、初のライセンス生産が実現した。中国エンジニアリング大手のウィソン(恵生)が浮体式LN続き

2024年3月22日

アクセラロン、過給機「A255-L」が採用、マキタ製小口径2スト機関の世界初号機に

 アクセラロンは19日、マキタが製造する排気ガス再循環システム(EGR)を備えた小口径2ストロークエンジン「6G45ME-C9.7-EGRBP」の世界初号機に、アクセラロンの過給機続き

2024年3月22日

新大洋造船、受注残63隻・27年4Qまで工事確保、新たに64型バルカー最大4隻受注

 江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国民営造船所、新大洋造船(前揚州大洋造船)は18日、中国船社向けに6万4000重量トン型バルカー2隻プラス・オプション2隻を受注した。江蘇蘇美続き

2024年3月22日

NK、CO2回収装置搭載の船級付記、エバーグリーンの大型コンテナ船に

 日本海事協会(NK)は21日、エバーグリーンのネオパナマックス型コンテナ船“Ever Top”に対し、排ガスの二酸化炭素(CO2)回収・貯蔵装置(船上CCS)が搭載されていること続き

2024年3月21日

《シリーズ》建造能力分析、⑦自動車船、中国造船所が今年から建造本格化

 自動車船(6000台積み以上)の新造船市場では中国造船所が2021年以降に台頭しており、今年から建造が本格化する。25年には世界全体で過去最高となる年間70隻以上の自動車船の建造続き

2024年3月21日

常石造船、初のLNG燃料船が竣工、新燃料船シフトの嚆矢に

 常石造船は19日、NSユナイテッド内航海運向けに建造していた石灰石運搬船“下北丸”を竣工した。別項のとおり、LNG専焼エンジンとバッテリーを組み合わせたハ続き

2024年3月21日

NK、7%ニッケル鋼で代替設計承認、“下北丸”のLNG燃料タンクに採用

 日本海事協会(NK)は19日、NSユナイテッド内航海運の石灰石専用船“下北丸”で燃料タンクに採用された新開発の7%ニッケル鋼に対し、従来鋼と同等の安全性を持つことを確認し、関係各続き

2024年3月21日

上海斉耀環保科技、船上CO2回収装置、初号機搭載、1.4万TEU型コンテナ船に

 中国船舶集団(CSSC)傘下の上海斉耀環保科技(Qiyao Environ Tec)はこのほど、船舶の排ガス中の二酸化炭素(CO2)を船上で回収・貯蔵する「船上CCS」(OCCS続き

2024年3月21日

古野電気、VDESの実用性を検証、大島商船高専との実証実験に成功

 古野電気は19日、大島商船高等専門学校と共同で、VDES(VHF Data Exchange System)による海洋デジタル通信の実用化に向けた実証実験に成功したと発表した。こ続き

2024年3月21日

MAN、三井E&Sのアンモニア機関初号機にSCR

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は14日、三井E&Sが製造する世界初のアンモニア燃料エンジン向けに、触媒が二層構造の高圧SCRシステムを製造・出荷したと発表した。同システ続き

2024年3月19日

コアパワー、日本17社が出資、次期資金調達も開始、原子力の海洋技術で「中・露と競争激化」

 次世代型原子炉「溶融塩原子炉(Molten Salt Reactor、MSR)」技術の海洋・船舶への展開を狙う英コアパワーのミカル・ボーCEOが18日、日本の報道関係者向けに会見続き

2024年3月19日

大型アンモニア運搬船、輸送需要拡大見込み新造発注増加、早くも年初来24隻

 今後のアンモニア輸送需要の拡大を見据えて大型アンモニア運搬船(VLAC)の新造発注が増加している。本紙集計によると、今年に入ってから新造発注されたVLACを含む大型LPG船(VL続き

2024年3月19日

HD現代、大型アンモニア運搬船3隻受注、27年後半納期で

 韓国造船最大手のHD現代(現代重工業グループ)は18日、大洋州地域の船主から大型アンモニア運搬船(VLAC)3隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が証券取引所に続き

2024年3月19日

マキタ、450mm径メタノールエンジン開発決定、「6G45ME-C9.7」機関は生産100台超に

 マキタは18日、中型バルカーに最適な主機関として販売しているMAN B&Wの新型2ストロークエンジン「6G45ME-C9.7」の生産が、100台を超える見込みになったと発表した。続き

2024年3月19日

四国溶材、高効率の溶接工法を開発、2024年度下期に実用化へ

 四国溶材は15日、溶接作業の効率を高める、高効率ガスシールドアーク溶接法である「HPF-MAG法(High Penetration Force MAG)」を開発したと発表した。従続き