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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年4月25日

NK、航路修正係数計算ツールをリリース、コンテナ積み付けの最適化を支援

 日本海事協会(NK)は24日、コンテナ固縛の安全性評価に必要な航路修正係数を計算するツール「WACDAS(WAve Climate Data Aggregation for Sh続き

2024年4月25日

IHI原動機、舶用エンジンの燃料消費率改ざん、4割超が顧客仕様値満たさず

 IHIは24日、IHI原動機で製造・出荷された船舶用エンジンと陸上用エンジンの試運転記録に不適切な修正が行なわれていたと発表した。IHI原動機の新潟内燃機工場と太田工場で2003続き

2024年4月25日

VLCC、新造発注が早くも年初来30隻規模に、韓国大手や国営大手造船が受注再開

 VLCCの新造発注が活発化している。本紙集計によると、年初来の発注隻数は早くも計26隻プラス・オプション8隻となった。水面下で行われている新造船商談もあり、今後も発注は増加するこ続き

2024年4月25日

ダイハツD、通期業績予想を上方修正

 ダイハツディーゼルは19日、2024年3月期通期連結業績予想を、売上高が818億円(前回発表は780億円)、営業利益が52億円(同36億円)、経常利益が55億円(同38億円)に上続き

2024年4月24日

大島造船所、香焼工場が開所、タンクも製造、100万㎡の2工場体制が始動

 大島造船所は23日、三菱重工業から取得した香焼工場の開所式を開催した。今年7月には建造1番船となる6万4000重量トン型バルカーの竣工が予定されており、さらに後続の4番船まで起工続き

2024年4月24日

ナカタ・マック、自動塗装ロボットを他分野にも展開、自動化需要の取り込み狙う

 船舶塗装事業を手掛けるナカタ・マックコーポレーションは、塗装自動化技術の適用範囲を広げる。2002年に独自開発した世界初の船舶タンク内自動塗装ロボット「NACOSU(Nakata続き

2024年4月24日

韓通船舶重工、27年納期で64型バルカー受注、クロアチア船社向け

 中国民営造船所の韓通船舶重工はこのほど、クロアチア船社アトランツカ・プロビドバから6万3500重量トン型バルカー1隻を受注した。アトランツカ・プロビドバがこのほど証券取引所に告示続き

2024年4月24日

日舶工、米オフショア展OTC2024に出展

 日本舶用工業会(日舶工)は、日本財団助成事業として、5月6〜9日に米ヒューストン市で開催される世界最大規模のオフショア展示会「Offshore Technology Confer続き

2024年4月23日

米国の中国造船業調査、新造船市況への影響限定的か、制裁措置など困難

 米国が先週、中国政府による自国造船業などへの不公正な貿易慣行について正式に調査を開始したが、新造船市況に与える影響は限定的との見方が強い。仮に不公正取引が認定された場合も、新造船続き

2024年4月23日

中国造船、設備稼働率が「過熱」水準に、増産にシフト

 中国造船業の設備稼働率が高まっている。造船団体の中国船舶工業行業協会(CANSI)が公表している、稼働率を示す指標「造船能力稼働率監視指数(CCI)」は、昨年末時点で894まで上続き

2024年4月23日

中国・恒力造船、工場再稼働後1番船竣工、操業開始から1年強で

 大連市長興島の旧STX大連の跡地で新造船の建造を開始した中国の恒力造船(大連)は18日、工場再稼働後の建造1番船となる6万1000重量トン型バルカー“Hengli 33”を竣工し続き

2024年4月23日

アルファ・ラバル、リオティントのバルカーに空気潤滑装置

 アルファ・ラバルは18日、リオティントのバルカーに、空気潤滑システム「OceanGlide」を提供すると発表した。リオティントの保有船に同システムをレトロフィットする。同システム続き

2024年4月23日

現代重工、スコットランド開発公社と浮体式で覚書無料

 HD現代重工業は17日、ハイランド&アイランズ開発公社とスコットランド開発公社との間で、浮体式洋上風力発電分野での協力に関する覚書を締結したと発表した。3者はスコットランド内の浮続き

2024年4月23日

福建東南造船、ケミカル船2隻追加受注

 中国民営の福建東南造船は、中国系船社の洲際船務集団(シーコン・シッピング)から1万8500重量トン型ケミカル/プロダクト船2隻を追加受注した。シーコン・シッピングが15日発表した続き

2024年4月22日

韓国造船所、LNG船建造累計500隻に到達、1番船建造から30年で達成

 韓国造船所は、LNG船の建造累計が500隻に達した。韓国産業通商資源部が18日発表した。サムスン重工業で建造した17万4000立方㍍型LNG船“Orion Spirit”が500続き

2024年4月22日

経産省、ルール形成力企業に川崎重工を選定、水素関連市場の創出取り組み評価

 経済産業省は17日、ルールづくりを主導・参加することで新市場創出に取り組んでいる「市場形成力」の高い日本企業として10社を公表し、川崎重工業を選定した。液化水素運搬船をはじめとし続き

2024年4月22日

韓国造船大手、1〜3月新規受注は45%増、計108隻・154億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1〜3月の新規受注実績は計108隻・154億ドルで、前年同期比45%増(受注金額ベース、以下同)となった。年始の海洋プラントや続き

2024年4月19日

韓国造船業の23年決算、9社中6社がなお税引前赤字、大手回復・中小悪化

 韓国造船業の2023年12月期決算は主力9社のうち6社が税引前損益で赤字決算だった。鋼材価格高騰と労働力不足に伴うコストアップが各社の採算を圧迫する一方、建造量拡大、為替のウォン続き

2024年4月19日

<造船DX>国交省、造船舶用のデータ技術開発7件を支援、JMUはAIで新造船検討高速化

 国土交通省は18日、デジタルデータを活用して造船・舶用工業の省人化・効率化を図る新技術の開発実証事業として、7件への支援を決めたと発表した。ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が続き

2024年4月19日

NK、JAXAと液化酸素の共同研究、船舶の水素利用に備え航空宇宙の知見活用

 日本海事協会(NK)は17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、液化酸素(LOx)に関する共同研究を開始したと発表した。今後船舶で極低温の液化水素を扱ううえでは、支燃性の続き