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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年2月6日

バウンド4ブルー、多目的貨物船に風力推進装置

 スペインのエンジニアリング企業バウンド4ブルー(bound4blue)は1月30日、仏領ポリネシアの船主SNA(SNA TUHA’A PAE)の新造多目的貨物船に、高効率のサクシ続き

2024年2月5日

《連載》造船所の製品戦略<中>、日本はバルカー主体の受注継続

■中型バルカー市場に変化  中国造船所が製品戦略を大きく転換する一方で、日本の多くの造船所はこれまで主力製品を大きく変更することなく、受注を進めてきた。  IHSマークイッ続き

2024年2月5日

国土交通省、経済安保の重要物資に4スト機関追加、船舶部品の安定供給体制を強化

 経済安全保障推進法に基づく特定重要物資の対象に、船舶用4ストロークエンジンが追加された。今後、安定供給体制を確保するため設備投資に対する支援措置などが行われる。  国土交通省が続き

2024年2月5日

石崎汽船、松山/広島間の高速船を新造発注、独フォイト製推進器を国内初採用

 伊予鉄グループの石崎汽船は1日、松山/広島間で運航している高速船「スーパージェット」の後継船として高速船1隻を新造発注したことを明らかにした。瀬戸内クラフトで建造し、2025年秋続き

2024年2月5日

現代尾浦、LCO2船2隻受注、ギリシャ船主向け、累計4隻に

 韓国の現代尾浦造船は1日、ギリシャ船主キャピタル・ガスから液化二酸化炭素(LCO2)運搬船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2026年11月までに順次引き渡す予定。契約続き

2024年2月5日

HD現代、海洋プラントとタンカー受注、契約総額13億ドル

 韓国造船最大手のHD現代(現代重工業グループ)は、海洋プラント1基と原油タンカー2隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が1月31日、証券取引所に告示した。3隻の続き

2024年2月5日

中国塗料、23年4〜12月期は経常益3.6倍

 中国塗料の2023年4〜12月期連結決算は、売上高が前年同期比21%増の861億円、営業利益が5.4倍の91億円、経常利益は3.6倍の101億円だった。  主力の船舶用塗料分野続き

2024年2月5日

日舶工、台湾で漁舶向けでは初の舶用工業セミナー開催

 日本舶用工業会(日舶工)は日本財団の助成事業として21日、台湾・高雄で漁船船主、漁業関係者、造船所を対象とした舶用工業セミナーを開催する。台湾でのセミナー開催は4回目だが、漁船を続き

2024年2月2日

《連載》造船所の製品戦略<上>、中国が受注シェア6割の衝撃

 世界の新造船受注量が過去10年で最高となり、発注ブームの様相となった2023年。ほぼ全ての船種で新造発注が活発化し、各国の造船所とも受注を進めたが、中国造船所の世界シェアは受注で続き

2024年2月2日

《連載》舶用エンジン新体制、ダイハツディーゼル、新燃料対応強化へ100億円投資

 ダイハツディーゼルは、複数の新燃料対応エンジンの実用化を急いでおり、需要が拡大するメタノール燃料焚きエンジンは、2026年の商用化を目指して開発を進める。また、30年以降の成果を続き

2024年2月2日

ABB、ウェザールーテイング事業を買収、運航支援サービスを強化

 ABBはこのほど、気象やエネルギーなどのデータ分析を手掛けるITサービス企業DTN(本社=米国、オランダ)から、ウェザールーテイングを含む海運向け事業を買収する契約を締結したと発続き

2024年2月2日

中船重工、23年度の最終赤字が最大180億円、LNG船など損失引当で2期連続赤字

 国営造船グループ、中国船舶集団(CSSC)の上場持株会社、中国船舶重工は1月31日、2023年12月期の純損益が7億4000万〜8億8000万人民元(150億〜180億円)の赤字続き

2024年2月2日

ダメン、TSSM社向けSOV起工無料

 オランダ造船グループのダメン・シップヤーズはこのほど、商船三井と大統海運(タ・トン・マリン)の合弁会社、大三商航運(タ・サン・シャン・マリン、TSSM社)向けの新造SOV(サービ続き

2024年2月2日

西華産業、FRP船の田中造船を買収、舶用エンジンと造船を一体運営

 機械商社・西華産業の子会社で漁船や商工船用の舶用エンジンを手掛けるセイカダイヤエンジン(東京都新宿区、柴﨑亨社長)が、FRP船の建造・修理造船所である田中造船(長崎県松浦市、田中続き

2024年2月2日

マリンパルス、NKの革新技術認証を取得、教育・訓練用システムで

 デジタル技術を活用した海事教育・訓練システムを手掛けるインドのマリンパルス(MarinePALS)の教育・訓練用システム「Digital Learning Management 続き

2024年2月2日

ダイハツD、4〜12月期の舶用機関関連は増収増益

 ダイハツディーゼルの2023年4〜12月期連結決算は、売上高が前年同期比22%増の578億円、営業利益が86%増の21億円、経常利益が95%増の23億円だった。コンテナ船向けを中続き

2024年2月2日

NK、24年度第1回技術委員会開催

 日本海事協会(NK)は1月30日、日本工業倶楽部とWeb会議システムで、2024年度第1回技術委員会を開催した。委員会は海運・造船業界の代表者と学識経験者で構成され、船級や検査に続き

2024年2月1日

世界の新造船受注、23年は過去10年で最高の8612万トン、中国がシェア6割

 IHSマークイットの新造船データに基づく統計(旧ロイド統計)の速報値によると、2023年1~12月の世界の新造船受注量は3208隻・8612万総トン(4840万CGT)で、前の年続き

2024年2月1日

常石造船、LPG船1番船竣工、圧力タンク製造内製化、三井E&S造船も連携

 常石造船は1月31日、建造していた5000立方㍍型のLPG船(=写真)を引き渡したと発表した。同社として初のLPG船建造で、搭載している圧力式のLPGタンクの完全内製化も実現した続き

2024年2月1日

今治造船、経費精算をペーパレス化、トキウムのクラウドシステム導入

 経費精算サービスなどを手掛けるTOKIUM(トキウム)は1月30日、今治造船が同社製のクラウド型経費精算システムを導入したと発表した。請求書などをペーパーレス化し、作業場所を選ば続き