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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年4月22日

経産省、ルール形成力企業に川崎重工を選定、水素関連市場の創出取り組み評価

 経済産業省は17日、ルールづくりを主導・参加することで新市場創出に取り組んでいる「市場形成力」の高い日本企業として10社を公表し、川崎重工業を選定した。液化水素運搬船をはじめとし続き

2024年4月22日

韓国造船大手、1〜3月新規受注は45%増、計108隻・154億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1〜3月の新規受注実績は計108隻・154億ドルで、前年同期比45%増(受注金額ベース、以下同)となった。年始の海洋プラントや続き

2024年4月19日

韓国造船業の23年決算、9社中6社がなお税引前赤字、大手回復・中小悪化

 韓国造船業の2023年12月期決算は主力9社のうち6社が税引前損益で赤字決算だった。鋼材価格高騰と労働力不足に伴うコストアップが各社の採算を圧迫する一方、建造量拡大、為替のウォン続き

2024年4月19日

<造船DX>国交省、造船舶用のデータ技術開発7件を支援、JMUはAIで新造船検討高速化

 国土交通省は18日、デジタルデータを活用して造船・舶用工業の省人化・効率化を図る新技術の開発実証事業として、7件への支援を決めたと発表した。ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が続き

2024年4月19日

NK、JAXAと液化酸素の共同研究、船舶の水素利用に備え航空宇宙の知見活用

 日本海事協会(NK)は17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、液化酸素(LOx)に関する共同研究を開始したと発表した。今後船舶で極低温の液化水素を扱ううえでは、支燃性の続き

2024年4月19日

YAMIC、中型LPG船竣工、シリーズ2番船、ガス船建造順調

 三井E&S造船らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は12日、ドイツ船社ハルトマン・レーデライ向けに建造していたLPG二元燃料の4万立方㍍型LPG/アンモニア続き

2024年4月19日

ウェザーニューズと海技研、航路最適化に実海域性能を考慮、揺れの予測も提供

 ウェザーニューズは、海上技術安全研究所(海技研)が開発した船舶の実海域性能モデルを組み込んだウェザールーティング(最適航路選定支援)サービスを5月から提供する。両社が18日、発表続き

2024年4月19日

ハンファオーシャン、VLGC受注、船価1.28億ドル、27年納期

 韓国のハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)は17日、米州地域の船主から大型LPG船(VLGC)1隻を受注したと証券取引所に告示した。納期は2027年1月。船価は1隻当たり1億27続き

2024年4月19日

台湾船主フランボ、64型バルカー4隻を中国造船に発注、江蘇海通海洋工程で建造

 台湾船主フランボ・ラインズ(正德海運)は12日、中国造船所に6万3500重量トン型バルカー4隻の新造整備を取締役会で承認したと証券取引所に発表した。造船所名は明らかにしていないが続き

2024年4月19日

HD現代重工、スコットランドの浮体風力に協力無料

 韓国のHD現代重工業は17日、スコットランドで浮体式洋上風力発電事業を展開することで現地開発当局と協力覚書(MOU)を交わしたと発表した。  スコットランド開発公社(SE)、ハ続き

2024年4月19日

シルバーストリーム、LNG船に空気潤滑装置を改造搭載

 船舶の空気潤滑システムを手掛ける英シルバーストリーム・テクノロジーズ社はこのほど、シンガポール造船大手シートリアム(旧センブコープマリン)のアドミラルティ・ヤードで、大型LNG船続き

2024年4月18日

《シリーズ》建造能力分析、⑧LRⅠ型プロダクト船、平均3~4隻、最大15隻以下のニッチ市場

各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。8回目はLRⅠ型プロダクト船(パナマックス級)を取り上げる。

2024年4月18日

MAN、1万台積み自動車船4隻にDF機関

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は16日、LNG二元燃料の1万800台積み自動車船4隻に、二元燃料エンジン「MAN B&W 8S60ME-GI」4基を受注したと発表した。続き

2024年4月17日

中北製作所、液化水素用大口径バルブを開発、32インチの実機を先行して製造

 中北製作所はこのほど、液化水素用大口径バタフライバルブを開発した。口径の最大サイズは800A(32インチ)で、同社によれば、このサイズの液化水素用バタフライバルブを実際に製作した続き

2024年4月17日

長崎船舶装備、外航船の次世代居住区を提案、家具の設置や意匠にこだわり

長崎船舶装備は、船員の快適性向上を実現する新たな発想の居住区「次世代居住区」の開発を進めている。このほど、新たに外航船の次世代居住区を開発し、長崎市香焼町の長崎工場内にモデルルーム続き

2024年4月17日

船舶輸出金融ルールの改定に着手、初の専門家会合で議論、OECDでも報告

 船舶輸出金融に関する国際ルールの改定に向けた議論が始まった。ゼロエミッション船などの建造を促すため、環境対応船に対する条件を緩和するのがねらい。3月に初の非公式専門家会合が開催さ続き

2024年4月17日

佐々木造船、メタノール燃料貨物船を開発、BVからAiP取得

 佐々木造船はこのほど、メタノール二元燃料の9000重量トン型一般貨物船を開発し、フランス船級ビューロベリタス(BV)から基本設計承認(AiP)を取得したと発表した。  メタノー続き

2024年4月17日

NK、iO3社のサービス3件に革新認証、デジタル活用の船員支援サービス

 日本海事協会(NK)は16日、シンガポールの船舶用デジタル企業iO3社が開発したソリューション3件に対し、革新的な技術を認証する制度イノベーションエンドースメントの「製品・ソリュ続き

2024年4月17日

新時代造船、LNG燃料のアフラ2隻受注、27年納期

 海外紙によると、中国民営造船大手の新時代造船は、シンガポール船社シンファーグループからLNG二元燃料推進のアフラマックス・タンカー2隻を受注したようだ。2隻の納期は2027年とみ続き

2024年4月17日

古野電気の23年度は純利益4.6倍、期末増配

 古野電気が15日発表した2024年2月期連結純利益は前の期に比べて4.6倍の62億円だった。大幅な増益を背景に、期末配当を前の期から15円増配の1株当たり40円とする方針だ。今期続き