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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年2月1日

WinGD、カタール向けLNG船でDF機関採用が拡大

 WinGDは1月23日、カタールエナジー向けの新造LNG船商談の第二弾として建造されるLNG船向けの、二元燃料(デュアルフューエル=DF)主機の大半を受注する見込みだと発表した。続き

2024年1月31日

HD現代重工、4スト中速機関「HiMSEN」、累計生産1.5万台を突破

 HD現代重工業は29日、独自開発の中速4ストロークエンジン「ヒムセン(HiMSEN)」の累計生産台数が、1万5000台を突破したと発表した。MSCの1万6000TEU型コンテナ船続き

2024年1月31日

NSY、次世代型92型バルカー開発、省エネ技術結集、風力推進装置搭載にも対応

 日本シップヤード(NSY)は、次世代型環境対応バルクキャリア「Nシリーズ9万2000重量トンバルクキャリア(N92BC)」の船型開発を完了したと発表した。今治造船のヒット製品であ続き

2024年1月31日

HD現代、VLEC1隻受注、船価1.7億ドル、27年納期

 韓国造船最大手のHD現代(現代重工業グループ)は29日、アジア船主から大型エタン運搬船(VLEC)1隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が証券取引所に告示した。続き

2024年1月31日

日立造船マリンエンジン、代替燃料エンジンの生産設備増強、約9億円を投資

 日立造船のグループ会社である日立造船マリンエンジン(本社=熊本県長洲町)はこのほど、LNG、メタノールを燃料とする船舶用エンジンの生産能力拡大に向け、本社工場に関連設備を増設する続き

2024年1月31日

サイドームのサイバーセキュリティーツール、NKの革新技術認証を取得

 海事産業向けのサイバーセキュリティーサービスを手掛けるサイドーム・セキュリティー(Cydome Security)社が開発した、サイバーセキュリティーソリューション「Cydome続き

2024年1月31日

川崎重工、水素プラットフォーム開発、実証開始、28年頃の商用化へ

 川崎重工業は30日、水素流通を一元管理して、国内外の水素取引を支援するデジタル管理システム「水素プラットフォーム」の開発を進めており、今年4月から実証試験を開始すると発表した。水続き

2024年1月30日

大島造船所、シーウェイから64型バルカー2隻受注、10年以上ぶり新造整備再開

 台湾船主シーウェイ・ナビゲーション(四維航業)はこのほど、大島造船所/住商マリンに6万4000重量トン型バルカー2隻を発注したと証券取引所に告示した。シーウェイは日本の造船所、商続き

2024年1月30日

今治造船、低CO2鋼の初採用船が竣工、ケープサイズに神戸製鋼の新型鋼板

 今治造船は25日、西条工場で建造した18万1000重量トン型バルカー“Cape Pleasure”を引き渡した。神戸製鋼所が開発した低二酸化炭素(CO2)高炉鋼材「Kobenab続き

2024年1月30日

国内造船、新造船建造量は底打ちも依然低水準、23年輸出通関9%増の908万トン

 日本の造船所の新造船建造量は底を打ったものの、依然として低水準となっている。日本船舶輸出組合が取りまとめた国内造船所の新造船竣工量に相当する輸出船通関実績は、2023年1〜12月続き

2024年1月30日

中船澄西船舶修造、メタノール燃料バルカー初受注へ、中国造船所として初

 中国船舶集団(CSSC)グループの中船澄西船舶修造は、中国造船所として初めて、メタノール二元燃料の中型バルカーを受注するようだ。海外紙によると、米国に拠点を置くフォアモストグルー続き

2024年1月30日

古野電気、能登半島地震に義援金

 古野電気は25日、能登半島地震の被災者救援や被災地の復興に役立ててもらうため、日本財団を通じて、1000万円の義援金を拠出することを決めたと発表した。

2024年1月29日

アンモニア燃料の安全確保にめど、日本の海運・造船・エンジン・船級の連携生きる

 「つい先日まで、特に欧州ではアンモニアに対してネガティブな声もあったが、その理由が安全性の問題だった」(日本郵船・曽我貴也社長)。船舶のゼロエミッション燃料として期待がかかるアン続き

2024年1月29日

《シリーズ》舶用機器の勢力図、2スト主機の製造は日中韓が担う、エンジンメーカーは国内外とも集約の流れ

 船舶の脱炭素化や自動化、新造船需要の拡大予測など、事業環境が転換する中で、舶用業界ではメーカーの勢力図が変わりつつある。本シリーズでは、舶用機器ごとにメーカーの状況をまとめる。初続き

2024年1月29日

黄埔文冲、RCL向け4400TEU型船4隻受注、中型コンテナ船を初受注

 中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶は24日、タイ船社RCLから4400TEU型コンテナ船4隻を受注した。CSSCとRCLが発表した。黄埔文冲はフィーダーコンテナ船で豊続き

2024年1月26日

《連載》舶用エンジン新体制、ヤンマーパワーテクノロジー、新燃料機関開発とシステム統合設計に注力

 ヤンマーパワーテクノロジーは、複数の次世代燃料焚き4ストロークエンジンの開発と、商品投入に向けた生産設備の整備を進める。また、船舶のパワーソースのシステムが複雑化する中、システム続き

2024年1月26日

国内主機10社、エンジン生産量は4年ぶり増加、受注残は850万馬力超に回復

 本紙調べによると、国内ディーゼル主機メーカー10社の2023年の生産実績は、前の年と比べて生産馬力ベースで7%増の573台・599万馬力(22年は543台・559万馬力)だった。続き

2024年1月26日

常石造船、東ティモールから実習生受入れ、同国の造船業振興に協力

 常石造船は25日、東ティモール共和国から技能実習生を受け入れることで同国と覚書を交わしたと発表した。東ティモールの造船業興隆と造船技術者育成を支援する。  東ティモールの雇用政続き

2024年1月25日

日本の新造船受注、23年は年1200万トンと高水準継続、バルカー軸にタンカーが増加

 日本造船業の新造船受注量が高水準を継続している。日本船舶輸出組合(輸組)が24日発表した2023年1~12月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は計272隻・1199万総トンだっ続き

2024年1月25日

日本の輸出船契約、12月は15%減の126万トン、28年度竣工船表面化

 日本船舶輸出組合(輸組)が24日発表した2023年12月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は32隻・126万総トンだった。トン数ベースで15%となり、4カ月ぶりに前年同月比マイ続き