2020年9月10日日本の造船はどこへ
《連載》日本の造船はどこへ
造船戦略の分かれ目⑥
内航・官公庁、新技術と海外で需要創出
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内航船や官公庁船分野の造船所はこれまで、日本の内需に支えられてきた。市場の成長性に乏しいものの、造船所のプレーヤーも絞られたため、近年は比較的安定した経営を続けている。
例えば国内の中長距離フェリーの新造船は近年、三菱造船と内海造船の2社がほぼ市場を押さえている。ジャパンマリンユナイテッド(JMU)と今治造船も一部手掛けるほか、一回り小さい船型では臼杵造船や神田造船も建造を行っているが...
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