2020年9月3日日本の造船はどこへ
日本の造船はどこへ
《連載》造船戦略の分かれ目①
低船価戦争、海外進出組は対抗
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日本の造船所の戦略が多様化してきたが、ここ最近になり、その違いが一段と鮮明になってきた。そのときどきの競争環境によって戦略の優劣に差が出てきたが、業界全体が需要不足の危機を迎える中で、あらゆる戦略が無効化しているようにも見える。足元での最大の脅威が中国の船価攻勢。政府支援も後ろ盾に日本の2割安とも言われる安値が提示されており、唯一、低船価の現場である中国に生産拠点を構えた海外進出組の戦略...
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