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2020年9月7日日本の造船はどこへ

《連載》日本の造船はどこへ/造船戦略の分かれ目③
環境・デジタル時代、欧州化の勝機

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 日本造船業がひな型として常に意識してきたのは、欧州造船業だった。かつて日本の圧倒的な船価に追いやられて撤退に向かった欧州造船業に、将来の自らの姿を重ね、その中でも生き残っている欧州の会社をベンチマークしてきた。1つのロールモデルが、フィンカンチェリやマイヤーベルフトなどクルーズ船に特化することで生き残った造船所群だった。これを参考に、参入障壁の高い高難度の船を建造する造船所への転換を図っ...

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