三菱重工・船舶

    2021年12月16日

    《連載》展望 船舶金融、協調融資やマネロンで連携、船舶融資の高度化、複雑化で

     融資資金の高額化、マネーロンダリングなどでは銀行間の連携策も必要になってくる。メガコンテナ船やLNG船への融資が増え、今後はLNG燃料船も増えてくる中、巨額融資の負担軽減などから続き

    2021年12月7日

    《連載》展望 船舶金融、地銀、人材育成が最重要、案件高度化で、外部出向など継続

     船舶融資が高度化、複雑化する中、地銀の船舶融資担当者の育成は引き続き大きな課題だ。地銀によっては既存担当者の能力向上のため外部への出向を継続する一方、若手行員が船舶に興味を持つよ続き

    2021年11月24日

    《連載》展望 船舶金融、金融の力で環境対策を後押し、高齢船への融資制限なども検討

     地銀は船舶融資で環境対応を求められている。融資面から環境対策を後押しする重要性では認識が一致しており、具体策を検討している段階だ。すでにLNG燃料船への積極融資、高齢船への融資制続き

    2021年11月18日

    《連載》展望 船舶金融、ドライ市況や為替、残価動向、リスク増大、問われる管理能力

     船舶融資のリスク要因が多様化している。古くからの2大リスクは海運マーケットと為替相場だ。前者については国内船主(船舶オーナー)への影響が大きいドライバルク市況が好調だが、用船契約続き

    2021年11月12日

    《連載》展望 船舶金融、残高維持・拡大の課題と対策、リスク管理、情報収集を強化

     「銀行も船主も案件が高度になり判断が非常に難しくなっている。良い案件と悪い案件の見極めがしにくい融資依頼ばかりだ」(地銀関係者)。長期用船の減少、船価と用船料のミスマッチ、LNG続き

    2021年11月12日

    座談会 バリシップ2021国際会議、船主パネルディスカッション、「国内船主の勝ち残り戦略」

    <パネリスト> 瀬野汽船・瀬野洋一郎社長 東慶海運・長谷部圭治会長 日鮮海運・阿部克也社長 福神汽船・瀬野利之社長 <司会> 西瀬戸マリンパートナーズ・日野満社長 続き

    2021年11月9日

    《連載》展望 船舶金融、徳島大正銀行、外航船向け融資残高1280億円、4年半で倍増

     徳島大正銀行が船舶融資残高を急拡大させている。2021年9月時点の外航船向け残高は1280億円になり、2017年3月末の636億円から4年半で倍増した格好だ。最も増えたのが今治エ続き

    2021年10月21日

    《連載》展望 船舶金融、山陰合同銀行、船舶融資残高は1200億円に、本格参入から5年で

     山陰合同銀行(本店=島根県松江市)が船舶向け融資を伸ばしている。本格参入から約5年で融資残高は約1200億円になり、コミットベース残高は1800億円規模になった。今後は船主の売船続き

    2021年10月18日

    《連載》展望 船舶金融、中国銀行、船舶融資残高は2550億円で横ばい、成長部門として残高増へ

     中国銀行の船舶融資残高は現在約2550億円で、横ばい推移している。当面は船主の売船もあって減少見通しだが、中長期的には成長部門として船主の資金需要に合わせて船舶融資を伸ばしていく続き

    2021年10月7日

    《連載》展望 船舶金融、大分銀行、コミット残高は750億円、増加基調に転換へ

     大分銀行の船舶融資残高はコミットベースで約750億円になる。船主の売船などもあって一時期減少したが、相談案件も増えており今後は増加基調になる見通しだ。用船期間の短期化や海外オペレ続き

    2021年9月29日

    《連載》展望 船舶金融、山口FG、船舶融資残高4500億円に増加、愛媛銀との提携も順調

     山口フィナンシャルグループ(山口FG)が船舶融資残高を伸ばしている。足元の融資残高は約4500億円になり、地銀の中でも有数の規模になった。船主どころの今治市や東京の船主などを対象続き

    2021年9月22日

    《連載》展望 船舶金融、福岡銀行、コミット残高が4000億円突破

     福岡銀行の船舶融資残高が増加基調にある。コミットベース残高は4000億円を超え、今後もLNG船などの大型案件があるため残高は伸びていく見通しだ。課題としてはLNG燃料船など環境対続き

    2021年9月17日

    《連載》船舶管理のいまを読む<下>、コロナ禍が在り方再考の契機に

     コロナ禍で船舶管理はかつてない挑戦が続いている。新型コロナウイルス感染が世界的に広がった当初、船内にウイルスを持ち込まないために船員交代を一時停止したことで問題となった船員の長期続き

    2021年9月15日

    《連載》船舶管理のいまを読む<上>、変化への対応力が重要に、脱炭素・デジタル化・コロナ禍で

     海事産業が低炭素・脱炭素への転換、デジタル技術の導入に向かう中、船舶管理においても挑戦の時代となっている。コロナ禍というかつてない大きな課題にも直面し、未曽有の事態を経て将来の船続き

    2021年9月13日

    《連載》展望 船舶金融、伊予銀・愛媛銀・広島銀座談会<下>、海事クラスターの総力で成長へ

    ■環境対応を推進  司会 環境対応やポセイドン原則に対する考え方は。  佐藤 海運に限らず、環境負荷低減に向けた取り組みは当行にとって非常に重要な経営課題だと考えている。カーボン続き

    2021年9月10日

    《連載》展望 船舶金融、伊予銀・愛媛銀・広島銀座談会<中>、環境対応、船舶価値判断が課題

    ■特殊船のBBC案件も  司会 現在の融資案件の特徴や傾向は。  岡村 船種でいうと、バルカーの融資案件が依然として多いが、コンテナ船やケミカル船もある。最近のご相談案件では、用続き

    2021年9月9日

    《連載》展望 船舶金融、伊予銀・愛媛銀・広島銀座談会<上>、成長分野、新規参入の動きも

     船舶融資が年々高度化、複雑化し、「従来の手法が通じなくなりつつある」と言われて久しい。用船期間の短期化、信用リスクを把握しにくい海外オペレーターや超大型・超高額船の案件増加などが続き

    2021年9月2日

    愛媛銀行、船舶は成長部門、超高額船も視野、品部新部長に聞く

     愛媛銀行が船舶融資残高を伸ばしている。6月末の内航船を含む船舶融資残高は約3350億円になり、前年同月比で120億円増加した。融資残高は過去最大になる。同行の船舶ファイナンス部長続き

    2021年9月2日

    秋田銀行、アンカー社の環境船投資ファンドに出資

     秋田県秋田市に本店を置く地方銀行の秋田銀行は8月31日、アンカー・シップ・パートナーズが組成した船舶投資ファンド「アンカー・ディスカバリー合同会社」に対する出資契約を締結したと発続き

    2021年8月31日

    地銀、船舶融資への関心高める、大手から第二地銀まで新規参入の動き

     貸出難に直面する地方銀行を中心に国内船主(船舶オーナー)向け船舶ファイナンスへの関心が再び高まってきた。金融関係者によると、本格参入を検討している地銀は、知名度や規模で有力な大手続き