三菱重工・船舶

    2024年9月2日

    《連載》三菱重工、140年目の使命③、三菱造船・上田伸社長、複雑化する課題、総合力で解決

     創業以来の140年で、三菱重工業の造船事業が海事産業の中で果たしてきた役割は何か。三菱造船の上田伸社長は「グループの総合技術を活用し、最先端のエンジニアリングを基盤に、世の中が求続き

    2024年8月30日

    《連載》三菱重工、140年目の使命②、総合技術力が再び価値を生む

    ■コングロマリットの付加価値  三菱重工は創業以来、祖業の造船事業から陸・空へと製品群を拡大し、「総合重工業」としての事業体を形作った。造船事業に関しても、船に必要な舶用機器続き

    2024年8月29日

    《連載》三菱重工、140年目の使命①、新たなコア技術の国産化リード

     液化二酸化炭素(LCO2)運搬船やアンモニア燃料船など、これまで存在しなかった新たな船舶の開発で、三菱造船がコアとなる技術を提供する場面が増えてきた。脱炭素やデジタル化、安全保障続き

    2024年8月23日

    《連載》加速する船舶のサイバーリスク対応⑦、ロイド船級協会(LR)、データ駆動型状態基準保全のスキーム発表

     国際船級協会連合(IACS)の統一規則(UR)の適用開始以降、ロイド船級協会(LR)への業界からの問い合わせも増えている。業界全体として、積極的にサイバーセキュリティ対応への取り続き

    2024年8月22日

    《連載》加速する船舶のサイバーリスク対応⑥、韓国船級(KR)、超大型LPG運搬船にノーテーション付与

     韓国船級(KR)は、最新の人工知能(AI)技術とデジタル技術を業務全般とサービスに導入し、海事産業の未来を主導しようと努めている。特に自律運航船舶、状態基準保全(CBM)、デジタ続き

    2024年8月20日

    《連載》加速する船舶のサイバーリスク対応④、フランス船級協会(BV)、オーダーメードの支援を展開へ

     フランス船級協会(BV)は、10年近くサイバーセキュリティ対策に携わってきた。この間、世界中の業界関係者からのフィードバックを得て、国際船級協会連合(IACS)の統一規則(UR)続き

    2024年8月19日

    《連載》加速する船舶のサイバーリスク対応③、米国船級協会(ABS)、「ABSコンサルティング」との連携でサービス提供

     米国船級協会(ABS)は、IMO(国際海事機関)のガイドラインや国際船級協会連合(IACS)の統一規制(UR)が発表される以前から、サイバーセーフティに関するガイドラインや自主要続き

    2024年8月16日

    《連載》加速する船舶のサイバーリスク対応②、日本海事協会、多様な業界向けサポート、認証件数も拡大

     日本海事協会(NK)は、サイバーセキュリティ対策について、海事業界における円滑な施行の一助とすべく、国際船級協会連合(IACS)の統一規則(UR)に影響を受ける関係者を対象とした続き

    2024年8月15日

    《連載》加速する船舶のサイバーリスク対応①、船級協会も業界サポート強化、IACSの統一規則適用開始などで

     今年7月から建造される新造船に対して、国際船級協会連合(IACS)のサイバーセキュリティに関する統一規則(UR)が適用開始となった。海運・造船業界全体でサイバー攻撃のリスク対策へ続き

    2024年4月10日

    《連載》商船三井グループの比国船員・船舶管理<下>、船舶管理会社MMSM、比国人SIがバルカー20隻超を管理、新技術船に対応

     商船三井はフィリピンが主要な船員配乗拠点となる中で、2006年にマニラで船舶管理を開始した。まずは船員配乗会社マグサイサイ・MOL・マリン(MMM)内に船舶管理部門を立ち上げ、そ続き

    2024年4月9日

    《連載》商船三井グループの比国船員・船舶管理<上>、船員配乗会社MMM、大学開校で職員確保が盤石に、部員確保策も検討

     商船三井はフィリピンで、現地の人材派遣業大手マグサイサイ・グループと提携し、船員配乗会社、船員研修所、商船大学、船舶管理会社を運営している。船員配乗会社マグサイサイ・MOL・マリ続き

    2024年3月19日

    《連載》船舶保険各社に聞く④、損害保険ジャパン、リスクマネジメントサービスの提供も

     日本の損害保険3社に現状や今後の展開などを聞く連載、損害保険ジャパンは、海上保険部船舶保険グループの廣瀬梨絵グループリーダー(写真左)と橋場聖課長代理(写真右)がインタビューに応続き

    2024年3月18日

    《連載》船舶保険各社に聞く③、東京海上日動火災保険、PIクラブと連携、洋上風力案件の対応強化無料

     日本の損害保険3社に現状や今後の展開などを聞く連載、東京海上日動火災保険は、海上業務部の石嶋大之船舶業務グループリーダー(写真左)、竹内朋幸課長(写真右)がインタビューに応じた。続き

    2024年3月15日

    《連載》船舶保険各社に聞く②、三井住友海上火災保険、“補償前後の価値”の提供を

     日本の損害保険会社は長年にわたり、船主をはじめとする顧客に船舶保険を提供し、強固な関係を築いている。近年は事故の巨損化、インフレ、さらに不安定な国際情勢など厳しい保険引受の環境が続き

    2024年3月14日

    《連載》船舶保険各社に聞く①、引き続き収益環境厳しい状況続く、ロスプリやサービス開発も加速

     国内損害保険各社は来月、船体保険について、他の保険会社にリスクを転嫁して支払いリスクを分散させる「再保険」の更新を迎える。更新に向けて、海外の再保険会社との交渉が佳境を迎えている続き

    2024年2月29日

    《連載》将来見据える海外船舶管理会社⑦、ウィルヘルムセン・シップ・マネージメント、独ジーボーン買収で規模さらに拡大へ

     1861年創立の世界的な海運企業グループであるノルウェーのウィルヘルムセン・グループの船舶管理会社ウィルヘルムセン・シップ・マネージメント(WSM)は1975 年の設立。長年にわ続き

    2024年2月26日

    《連載》将来見据える海外船舶管理会社⑥、OSMトーム、新組織「アクシア」で調達業務に革新

     船舶管理会社大手のノルウェー・OSMマリタイム・グループとシンガポール・トームグループが昨年5月に合併して発足したOSMトーム。船舶技術管理、乗組員管理、その他関連する海洋サービ続き

    2024年2月20日

    《連載》将来見据える海外船舶管理会社⑤、フリート・マネージメント、代替燃料を扱う船員の訓練を強化

     フリート・マネージメントは香港のカラベル・グループ傘下の船舶管理会社。船舶管理に加え、新造船監督サービスなど幅広いサービスを提供。今年設立30周年を迎えるが、今後も顧客の船舶を可続き

    2024年2月16日

    《連載》将来見据える海外船舶管理会社④、エクゼクティブ・シップ・マネジメント、マニラの船員訓練施設も体制を強化

     エクゼクティブ・シップ・マネジメント(ESM)は、1998年にシンガポールを本社に創業した船舶管理会社。これまで東京、ヒューストン、ロッテルダム、アテネに運航支援の拠点を拡張する続き

    2024年2月8日

    《連載》将来見据える海外船舶管理会社③、コロンビア・シップマネージメント、アジアの人材資源活用拠点を拡大

     コロンビア・シップマネージメント(CSM)は、世界13カ所に管理オフィス、2カ所に駐在員事務所を置く。船員を含めたグループ人員は1万7000人に及び、グローバルな幅広いネットワー続き