液化二酸化炭素(LCO2)輸送事業の立ち上げに注力する日本郵船。各種技術の開発を進める中、アンモニアとLCO2の兼用船の基本設計承認を取得した。「専用船で輸送しようとすると航海の片…続き
「港湾地域では、作業員の主な活動場所が堤外地となっています。ここは、強い高潮や津波でなくても浸水してしまう地域です」と話すのは名古屋大学減災連携研究センターの富田孝史教授。「一層、…続き
ミズノマリングループ傘下となった奥村造船工業が、工場建屋のプレオープンを記念して竣工式を開催した。同造船は90年以上前の創業。工場や事務所の建屋は老朽化していて撤去したが、「鋼船を…続き
「昨年6月に川崎汽船の完全子会社になったことで、互いにシナジーをどう生み出せるのか、検討を進めています」と話すのは、川崎近海汽船の浅野聡外航営業部長。同社では近海船だけでなく4万重…続き
「オープンイノベーションは、人材採用にも効果があると思いますよ」とMTIの鈴木英樹社長。「まずは学生に、海事産業に来たいと思ってもらわなければいけない。それには日本の海事産業全体が…続き
日本船主協会の第39代目の会長に就任した明珍幸一氏。就任会見で船協会員のオペレーター・船主を取り巻く環境について「なかなか読みづらい不確実な事業環境ではありますが、今一番気になって…続き
「京浜ドックのファンを増やしていきたいです」と語るのは、京浜ドックの小澤敏也社長。「一度、造船所を見てもらうと、日本の伝統技術ってすごいなと感じてもらえると思います」と話す。最近は…続き
日本舶用工業会の総会後の懇親会であいさつした木下茂樹会長。昨年発生した知床遊覧船事故に触れ、「舶用機器の製造に携わる者として、改めて安全に対する取り組みの重要性を感じたその思いは今…続き
小型ガス船社ナビゲーター・ホールディングスのマッツ・ピーター・ザコCEOは北米のLPG市場について「LPG生産量は着実に増加している一方、内需はかなり安定しています。そのため余剰分…続き
日本郵船の洋上風力作業員輸送船CTVの到着に当たり、「船の名前が“RERA AS”、アイヌ語で“風が吹く”という意味で、まさに石狩の街に相応しい名前です。石狩に籍を置いていただいた…続き
「造船業は日本の経済安全保障上なくてはならない産業で、地方の経済・雇用を支えるという観点でも重要な産業です」と日本中小型造船工業会の総会後の懇親会であいさつした国土交通省の河野順大…続き
国土交通省の髙橋一郎・前海事局長は任期最後の専門紙記者懇談会で『海の日』について、「海事産業に若い力が入ってきてもらうためには、海や海事産業に対する親しみや憧れを持ってもらう必要が…続き
「2050年はそんなに先の話ではありません。皆でそこに向けた闊達な意見交換をできる場があれば」とジャパンエンジンコーポレーションの川島健社長。船舶の脱炭素化へ、アンモニア燃料や水素…続き
神戸市の「水素セミナー」で久元喜造市長は神戸が水素エネルギーに関わるようになった背景として2点を挙げた。「1つは戦前からわが国を代表するものづくり企業が集積していることです」と製造…続き
多目的船世界最大手BBCチャータリングの日本法人BBC Chartering Japanは、コロナ禍で中断していた日本の関係者を招いての恒例のビアパーティーを4年ぶりに都内で開催し…続き
神戸旅客船協会の総会後懇親会で加藤琢二会長があいさつ。昨年の知床事故を受けた小型船の安全対策法が成立したことを挙げて、「会員一同、法律の趣旨を踏まえて改めて安全確保に徹底して取り組…続き
港湾分科会第6回防災部会で、早稲田大学法学学術院の河野真理子教授は「私はこの会に参加して、いかに港湾の役割が大きいかを改めて認識しました」と述べた。港湾は災害時、被災地への支援物資…続き
日本郵船は洋上風力発電向け作業員輸送船CTV“RERA AS”を、船籍を置く北海道の石狩で地元関係者らにお披露目。横山勉執行役員は「シンガポールの造船所で建造し、日本に持ってきて1…続き
「DX(デジタルトランスフォーメーション)は、あくまで課題を解決するための手段です」とBEMACの小田雅人社長。「船で言えば、排出削減であったり、船員不足に対応した自律運航であった…続き
川崎汽船の定時株主総会の質疑応答で、「女性役員の人数を増やすだけでなく、女性の意見をしっかりと尊重して経営に反映してほしい」という女性株主からの意見に対し、明珍幸一社長は「女性のみ…続き